登録販売者:睡眠鎮静薬のポイントとインデックス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の第3節「睡眠鎮静薬」の試験ポイントと、配合成分の個々のページへのインデックス。

インデックス

  1. 「総論」を忘れずに
  2. 睡眠鎮静薬のポイント
  3. 濫用について
  4. 薬物依存について
  5. 【睡眠鎮静薬】抗ヒスタミン成分へ
  6. 【睡眠鎮静薬】鎮静成分へ

「総論」を忘れずに

 何度も言っていますが、各薬なり各成分の「総論」は、“意外”に問われています。

 個々の成分の暗記よりも、「総論」部分を押える方が“楽”に点が取れます。

 「睡眠鎮静薬」の「総論」には、「依存」と「濫用」の頻出論点があるので、シッカリ押えておきましょう。

睡眠鎮静薬のポイント

 睡眠を促したり、精神の昂ぶりを鎮めたりするのが睡眠鎮静薬です。

 医療用医薬品(医療機関で処方される薬)の「睡眠薬」と区別するために、一般用医薬品では、「睡眠改善薬」や「睡眠補助剤」と呼ばれています。

 なお、一般用医薬品の睡眠鎮静薬は、慢性的な不眠には、対応していません。

 当該「慢性的な不眠」には、うつ病等の精神疾患が考えられるので、「受診勧奨」となります。

濫用について

 さて、当該睡眠鎮静薬で最も大事な論点は、「濫用」です。

 「ブロモバレリル尿素」の大量の摂取による自殺が、社会問題化したことを受け、当該「濫用」への注意喚起は、本試験でほぼ問われます。

 登録販売者は、その職責として、「濫用の恐れのある医薬品」について、購入理由等を質問することが定められています。(テキストの「適正使用」のところで学びます。)

 「ブロモバレリル尿素」は、当該「濫用の恐れのある医薬品」に含まれています。

 「医薬品」のみならず、「適正使用」でも問われる事項なので、「濫用」については、念入りに見ておきましょう。

薬物依存について

 「薬物依存」は、ほぼ100%近く問われる論点なので、テキストをきっちり読んでおいてください。

 「ブロモバレリル尿素」等の反復摂取によって薬物依存になると、自己の努力のみで依存から離脱するのは困難です。

 これ、ホントよく出ます。

睡眠鎮静薬の個々の成分

 「睡眠鎮静薬」に登場する各成分へのリンクです。

睡眠鎮静薬:総論

 ポイントとインデックス

睡眠鎮静薬:抗ヒスタミン成分

 ジフェンヒドラミン塩酸塩

睡眠鎮静薬:鎮静成分

 ブロモバレリル尿素

 アリルイソプロピルアセチル尿素

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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