登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の第3節「睡眠鎮静薬」の試験ポイントと、配合成分の個々のページへのインデックス。
何度も言っていますが、各薬なり各成分の「総論」は、“意外”に問われています。
個々の成分の暗記よりも、「総論」部分を押える方が“楽”に点が取れます。
「睡眠鎮静薬」の「総論」には、「依存」と「濫用」の頻出論点があるので、シッカリ押えておきましょう。
睡眠を促したり、精神の昂ぶりを鎮めたりするのが睡眠鎮静薬です。
医療用医薬品(医療機関で処方される薬)の「睡眠薬」と区別するために、一般用医薬品では、「睡眠改善薬」や「睡眠補助剤」と呼ばれています。
なお、一般用医薬品の睡眠鎮静薬は、慢性的な不眠には、対応していません。
当該「慢性的な不眠」には、うつ病等の精神疾患が考えられるので、「受診勧奨」となります。
さて、当該睡眠鎮静薬で最も大事な論点は、「濫用」です。
「ブロモバレリル尿素」の大量の摂取による自殺が、社会問題化したことを受け、当該「濫用」への注意喚起は、本試験でほぼ問われます。
登録販売者は、その職責として、「濫用の恐れのある医薬品」について、購入理由等を質問することが定められています。(テキストの「適正使用」のところで学びます。)
「ブロモバレリル尿素」は、当該「濫用の恐れのある医薬品」に含まれています。
「医薬品」のみならず、「適正使用」でも問われる事項なので、「濫用」については、念入りに見ておきましょう。
「薬物依存」は、ほぼ100%近く問われる論点なので、テキストをきっちり読んでおいてください。
「ブロモバレリル尿素」等の反復摂取によって薬物依存になると、自己の努力のみで依存から離脱するのは困難です。
これ、ホントよく出ます。
「睡眠鎮静薬」に登場する各成分へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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