本問は、「適正使用」の「副作用情報等の収集、評価」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「1961年のサリドマイド薬害事件を契機として、WHO国際医薬品モニタリング 制度が確立した。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「一般用医薬品は、その効能及び効果において、人体に対する作用が著しくないため、 承認後の調査は不要とされている」ですが、誤った記述です。
「基本知識」で学んだ、「製造販売後の調査及び試験の実施基準‐Good Post-marketing Study Practice (GPSP) 」を、思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「収集された副作用等の情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討さ れ、必要な安全対策が図られる。」ですが、正しい記述です。
テキストを精読してないと、アレレとなる選択肢です。
手引きには…、
「収集された副作用等の情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討され、必要な安全対策が図られる。」
「各制度により集められた副作用情報については、総合機構において専門委員の意見を聴きながら調査検討が行われ、その結果に基づき、」
「厚生労働大臣は、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて、使用上の注意の改訂の指示等を通じた注意喚起のための情報提供や、効能・効果や用法・用量の一部変更、調査・実験の実施の指示、製造・販売の中止、製品の回収等の安全対策上必要な行政措置を講じている。」
…となっています。
ざっくりまとめると、「必要な安全対策」は「製造販売業者等」で、「行政措置」は「厚生労働大臣」です。
このあたりのキーワードは、しばしば問われるので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「厚生労働大臣が行う安全対策上必要な行政措置には、効能・効果や用法・用量の一 部変更、調査・実験の実施の指示、製造・販売の中止、製品の回収等がある。」ですが、正しい記述です。
行政措置のガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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