登録販売者過去問＋解説福井県令和6年度（2024年度）第77問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「人体」の「消化器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第77問‐消化器系に現れる副作用

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「消化性潰瘍とは、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されているが、粘膜組織の欠損は粘膜筋板を超えない状態をいう。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「粘膜組織の欠損は粘膜筋板を超えない状態をいう。」のところです。

　正しくは、「粘膜組織の一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態をいう」です。

　わざわざ「超えない状態」を言わなくてもいいですよね。

　「消化性潰瘍とは、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されている状態である」で言いきったらいいじゃん、です。

　テキストを精読しておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

　選択肢bの「副作用による消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、突然の吐血・下血によって発見されることもある。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　また、「軽度の肝機能障害」も、自覚症状に乏しいです。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

　選択肢cの「イレウス様症状（腸閉塞様症状）では、腹痛などの症状のために水分や食物の摂取が抑制され、嘔吐がない場合でも脱水状態となることがある」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　手引きには…、

　「腹痛などの症状のために水分や食物の摂取が抑制され、嘔吐がない場合でも脱水状態となることがある。」

　…とあります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向にある人は、イレウス様症状の発症のリスクが高い」ですが、正しい記述です。

　これも、そのとおりの記述です。

　手引きには…、

　「/u>小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症のリスクが高い。また、下痢治癒後の便秘を放置して、症状を悪化させてしまうことがある。」

　…とあります。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「誤」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

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　75問：肝機能障害及び偽アルドステロン症

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