午後第4問‐秋田県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度(2022年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「呼吸器系」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第4問‐呼吸器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「喉頭は、咽頭と気管の間にある軟骨に囲まれた円筒状の器官である。」ですが、正しい記述です。

 「喉頭」の正しい記述です。

 各器官の定義は実によく出るので、何回もテキストに当たっておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から二酸化炭素が肺胞気中に拡散し 、代わりに酸素が血液中の赤血球に取り込まれることでガス交換が行われる。」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、そのうち咽頭、喉頭、気管までの部分を上気道という」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「咽頭、喉頭、気管までの部分を上気道」のところです。

 正しくは、「咽頭、喉頭までの部分を上気道」です。

 手引きには…、

 「咽頭・喉頭までの部分を上気道、」

 「気管から気管支、肺までの部分を下気道という」

 …とあります。

 本問のような問題が、全国的に「人体」で出題されています。

 各器官の定義は、正確に押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「呼吸器系では 、侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応 は行われない」ですが、誤った記述です。

 免疫反応が行われています。

 手引きには…、

 「咽頭の後壁には扁桃があり、粘膜表面が凸凹している。」

 「扁桃はリンパ組織(白血球の一種であるリンパ球が密集する組織)が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる

 …とあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 風邪を引いて喉が痛くなったり、扁桃腺が腫れたりするのは、まさに、ウイルスや細菌等への免疫反応ですね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しいものの組み合わせ」は、

 正解:1

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胆嚢、肝臓

 午後3問:消化器系

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:循環器系

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:耳

 午後9問:皮膚、骨

 午後10問:脳や神経系

 午後11問:副交感神経系

 午後12問:医薬品の作用

 午後13問:医薬品の剤形

 午後14問:全身的に現れる副作用

 午後15問:精神神経系の副作用

 午後16問:消化器系副作用

 午後17問:間質性肺炎

 午後18問:泌尿器系副作用

 午後19問:医薬品副作用 総合1

 午後20問:医薬品副作用 総合2

令和4年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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