登録販売者の手引きの令和7年度4月の改正のうち、「医薬品」の「高コレステロール改善薬」の「脂質異常症」の語句追加について述べています。優先順位は、高いです。押えておきましょう。
「医薬品」の改正です。
高コレステロール改善薬の脂質異常症の記述に、「空腹時」の語句が追加されました。
昔から試験によく出た文章です。改正を機に出題される可能性が高いので押えておきましょう。
改正箇所は…、
・「Ⅳ 心臓などの器官や血液に作用する薬」
・「2 高コレステロール改善薬」
・「1)血中コレステロールと高コレステロール改善成分の働き」
…のところです。
かつては…、
「医療機関で測定する検査値として、LDLが140mg/dL 以上、HDLが40mg/dL 未満、中性脂肪が150mg/dL 以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。」
…となっていました。
改正によって、中性脂肪のところに、「空腹時」という語句が追加されました。
よって、今後の勉強では、テキストを、
「医療機関で測定する検査値として、LDLが140mg/dL 以上、HDLが40mg/dL 未満、中性脂肪が空腹時150mg/dL 以上のいずれかである状態を、脂質異常症という。」
…と、修正してください。
当該改正は、以上です。単に、空腹時の3文字追加なので、カンタンですね。
試験に出るとしたら、そのまんまが出るか、「中性脂肪が“食後”150mg/dL 以上」とか「中性脂肪が“満腹時”150mg/dL 以上」とかが関の山でしょう。
とはいえ、優先順位は、「高い」です。
先述したように、脂質異常症のところは、よく出るところで、改正を機に出題される可能性が高いです。
改正の文言の「空腹時」だけでなく、LDL・HDLの語句と、それぞれの数字「140mg/dL 以上、40mg/dL 未満、150mg/dL 以上」が狙われそうです。ガチで押えておきましょう。
数字ですが、以上・未満・以上のところも、押えておいてください。
たとえば、「LDLが140mg/dL “未満”、HDLが40mg/dL “以上”、中性脂肪が空腹時150mg/dL “未満”」とかで出ます。
また、以下とか超とかにも変えられますよ。
たとえば、「LDLが140mg/dL “超”、HDLが40mg/dL “以下”、中性脂肪が空腹時150mg/dL “超”」とかです。
アレレとならないよう、正確に押えておきましょう。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、再チェックしてください。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
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