本問は、「法規」の「業務上取扱者の届出」」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「該届出事項の一つに、事業場の所在地がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
まあ、所在地がわからなかったら、規制の掛けようがないですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「劇物であるアンモニアを使用して金属熱処理を行う事業者は、業務上アン モニアを取り扱うこととなった日から30日以内に都道府県知事に届出を しなければならない。」ですが、誤った記述です。
アンモニアは、業務上取扱者でなくても扱えます。
業務上取扱者の届け出規定は、シアン化ナトリウムと、業者規定の…
・電気めっきを行なう事業で、無機シアン化合物
・金属熱処理を行なう事業で、無機シアン化合物
・しろありの防除を行なう事業で、砒素化合物 …となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、後半部分の「30日以内に都道府県知事に届出」は、数字・語句ともに、正しいです。押えておきましょう。
選択肢cの「無機シアン化合物たる毒物を使用して電気めっきを行う事業者は、業務上 無機シアン化合物たる毒物を取り扱うこととなった日から30日以内に都道府県知事に届出をしなければならない」ですが、正しい記述です。
選択肢bで見たように、「電気めっきを行なう事業で、無機シアン化合物」は、業務上取扱者の届け出が必要です。
んで、出す期間は、「30日以内」で、相手は、「都道府県知事」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「毒物劇物取扱者の「業務上取扱者」のまとめ‐法規」も、参考にしてください。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:2
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。
ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。
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