本問は、「基礎化学」の「質量パーセント濃度計算」についての出題です。基本的な問題で、文系でも、じゅうぶんに点が取れる問題です。こういう問題を取れるように、過去問を繰り返しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
定番の計算問題です。
文系の人は、解き方を押さえてください。
密度は、問題文を見ると、「密度が1.2g/cm3」なことがわかります。
溶液が1L(1000cm3)とすると、「1000×1.2」で、溶液の質量は「1200g」となります。
問題文には、「モル濃度が6.0mol/L」とあるので、溶液1L中に溶質は6mol含まれることがわかります。
水酸化ナトリウム(NaOH)の質量を求めます。
「原子量は、H=1.0、O=16、Na=23とする。」とあるので、水酸化ナトリウム(NaOH)は、「23+16+1」で「40」となります。
これが6molあるので、溶質の質量は、「40×6」で「240g」となります。
質量パーセント濃度の公式は、「(溶質の質量[g] / 溶液の質量[g]) ×100 」でした。
先に求めた数字をぶち込むと…、
(240g/1200g)×100
0.2×100
20
…と相なります。
正解:3
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。
ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。
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