本問は、「基礎化学」の「金属のイオン化傾向」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。文系がゼッタイに取らねばならない問題です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
文系でも取れる問題です!
選択肢Aの「金属の単体が水溶液中で陽イオンになろうとする性質を、金属のイオン化 傾向という。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Bの「イオン化傾向の大きいリチウム(Li)、カリウム(K)は水と反応しない。」ですが、誤った記述です。
イオン化傾向が大きいほど、反応性が高くなります。
よって、リチウム(Li)、カリウム(K)は、水と反応します。
危険物取扱者の乙3があれば、即答できましたね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢Cの「イオン化傾向の異なる金属を電解質水溶液に浸して導線で結ぶと、電流が 流れる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
文系の人は、“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Dの「イオン化傾向の小さい白金(Pt)は、天然ではほとんどが酸素との化合 物として存在する。」ですが、誤った記述です。
白金(Pt)は、イオン化傾向が小さいので、自然界では、単体(金属)として安定に存在します。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「A」は「正」です。
「B」は「誤」です。
「C」は「正」です。
「D」は「誤」です。
よって…、
正解:2
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。
ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。
★みんなとシェアする