本問は、「基礎化学」の「アミノ酸」についての問題です。完全な「理系」の問題です。しかし、文系の人でも何とか解ける選択肢があるので、ここから、最終解答を導いてください。うまくいけば、取れます。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「生体内で合成されないか、または合成されにくいため、外部から摂取する必 要があるアミノ酸を必須アミノ酸という。」ですが、正しい記述です。
これは、よく耳目にするので、文系でも解けるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「α-アミノ酸は、デンプンを構成する主要な成分である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「デンプン」のところです。
正しくは、「タンパク質」です。
これも、何とか解けますね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「アミノ酸にニンヒドリン水溶液を加えて温めると、紫色に呈色する。」ですが、正しい記述です。
・・・文系には厳しいです。“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「アラニン以外のアミノ酸には、鏡像異性体が存在する。
間違っているのは、「アラニン以外のアミノ酸」のところです。
アラニンは、鏡像異性体を持つアミノ酸のことです。
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
正解:2
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。
ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。
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