毒物劇物取扱者 関西広域連合 令和6年度(2024年度)過去問+解説 第23問‐酸化と酸化数

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「酸化と酸化数」についての出題です。文系でも、取れる選択肢が2つもあります。この2つが解いて、ギリギリまで選択肢を絞ってください。復習しておきましょう。

第23問‐酸化と酸化数

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「原子(またはその原子を含む物質)が電子を受け取る変化を酸化という。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「電子を受け取る変化」のところです。

 正しくは、「電子を失う変化」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 文系でも取れます。取らないとダメです。

選択肢b

 選択肢bの「相手の物質を酸化して、自らは還元される物質を酸化剤という。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 これも、文系でも取れます。

選択肢c

 選択肢cの「アンモニウムイオン(NH4+)における、N原子の酸化数は-4である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「-4」のところです。

 正しくは、「-3」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「銅(Cu)を空気中で加熱すると生成するCuOにおける、Cu原子の酸 化数は+2である。」ですが、正しい記述です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 正解:4

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。

 ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。

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