本問は、「基礎化学」の「二酸化炭素」についての問題です。「理科」の常識問題・知識問題で、文系でも、判別可能な選択肢があります。有名どころなので、文系でも取れます。取りましょう
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「石灰石を強熱することで発生する。」ですが、正しい記述です。
文系には厳しいですね。
石灰石(炭酸カルシウム)を強熱すると、生石灰(酸化カルシウム)と二酸化炭素に分解されます。
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「有機化合物の燃焼による元素分析の装置では、ソーダ石灰で吸収される。」ですが、正しい記述です。
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「水に少し溶けて、弱塩基性を示す。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「弱塩基性」のところです。
炭酸水を思い出してください。また、“二酸化”炭素なんだから、酸性ですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「無極性分子である。」ですが、正しい記述です。
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「酵母によるグルコースのアルコール発酵の際に気体として発生する」ですが、正しい記述です。
発酵するときのぽこぽこした泡が二酸化炭素ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
よって…、
正解:3
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。
ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。
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