毒物劇物取扱者 関西広域連合 令和6年度(2024年度)過去問+解説 第34問‐呈色反応

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「呈色反応」についての問題です。完全な「理系」の問題で、文系の人は、完全“お手上げ”となる問題です。本試験では、「捨て問」となります。復習だけはしておきましょう。

第34問‐呈色反応

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aは、「ヨードホルム」となります。

 アセトンにヨウ素と水酸化ナトリウム水溶液を反応させると、ヨードホルム反応が起こり、ヨードホルム(CHI₃)の黄色沈殿が生成します。

 “こういうもの”として押えておきましょう。

選択肢b

 選択肢bは、「フェーリング液」となります。

 アルデヒドを加熱して赤色の沈殿が生成するのは、フェーリング反応です。

 フェーリング反応は、アルデヒドがフェーリング液を還元し、酸化銅(I) (Cu2O) の赤色沈殿を生じる反応です。

選択肢c

 選択肢cは、「塩化鉄(Ⅲ)水溶液」となります。

 フェノールに塩化鉄(III)を加えると紫色に変わります。

答え

 正解:1

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。

 ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。

みんなとシェアする