毒物劇物取扱者 関西広域連合 令和6年度(2024年度)過去問+解説 第19問‐立ち入り検査

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「立ち入り検査」についての出題です。法規では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。選択肢を1つとして、落とさないようにしましょう。

第19問‐立ち入り検査

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「都道府県知事は、保健衛生上必要があると認めるときは、毒物劇物監視員 に製造所に立ち入り、帳簿その他の物件を検査させることができる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「都道府県知事は、犯罪捜査のため必要があると認めるときは、毒物劇物監 視員に製造所から、試験のために必要な最小限度の分量の毒物又は劇物を収 去させることができる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「犯罪捜査のため必要があると認めるときは」のところです。

 正しくは、「保健衛生上必要があると認めるときは」です。

 んで、第4項にも、「第一項の規定は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。」ともあるので、この点でも、選択肢の記述がおかしいと判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、「最小限度の分量」です。チェックしておきましょう。すべてとかじゃないですよ。

選択肢c

 選択肢cの「毒物劇物監視員は、その身分を示す証票を携帯し、関係者の請求があると きは、これを提示しなければならない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 まあ、そうしたほうがいいですよね。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 正しいものの組み合わせを探せば、

 正解:3

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。

 ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。

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