毒物劇物取扱者 関西広域連合 令和6年度(2024年度)過去問+解説 第10問‐製造業の変更届

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「製造業の変更届」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第10問‐製造業の変更届

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 第十条の「届け出」には…、

 「毒物劇物営業者は、次の各号のいずれかに該当する場合には、三十日以内に、その製造所、営業所又は店舗の所在地の都道府県知 事にその旨を届け出なければならない。」

 「一 氏名又は住所(法人にあつては、その名称又は主たる事務所の所在地)を変更したとき。」

 「二 毒物又は劇物を製造し、貯蔵し、又は運搬する設備の重要な部分を変更したとき。」

 「三 その他厚生労働省令で定める事項を変更したとき。」

 「四 当該製造所、営業所又は店舗における営業を廃止したとき。」

 …となっています。

選択肢a

 選択肢aの「登録を受けた製造所の名称」ですが、正しい記述です。

 「一 氏名又は住所(法人にあつては、その名称又は主たる事務所の所在地)を変更したとき。」に該当しますね。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「毒物又は劇物を製造する設備の重要な部分」ですが、正しい記述です。

 「二 毒物又は劇物を製造し、貯蔵し、又は運搬する設備の重要な部分を変更したとき。」に該当します。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「登録を受けた劇物以外の劇物を製造しようとするとき」ですが、誤った記述です。

 選択肢の場合は、変更届ではなくて、「登録の変更」を受けなくてはいけません。

 定番論点です。整理して憶えてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 正解:1

 >>> 次の問題へ。

独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和7年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

 毒物劇物取扱者の独学については、「毒物劇物取扱者の独学」を参考にしてください。

 ブログ記事等は、「サイトマップ」に、挙げています。

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