本問は、「人体」の「消化器系」についての出題です。難しいところはありません。ド定番論点なので、確実に解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「大腸は、盲腸、虫垂、空腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜には、小腸と同様に絨毛がある。」ですが、誤った記述です。
配偶者のように、あらゆる間違いを含んだ選択肢です。
まず、ダメなのが「空腸」のところです。
「空腸」は、大腸に含まれていません。
正しくは、「大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器」です。
なお、「空腸」は、「小腸」の一部です。
手引きには、「小腸…全長6~7mの管状の臓器で、十二指腸、“空腸”、回腸の3部分に分れる」とあります。
次に、間違っているのは、「小腸と同様に絨毛がある」のところです。
大腸は、絨毛がありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「嚥下された飲食物は、食道の運動によって胃に送られるのではなく、重力によって胃 に落ち込む。」ですが、誤った記述です。
登録販売者によくある「逆」の問題です。
正しくは、「(嚥下された飲食物は、)重力によって胃に落ち込むのでなく、食道の運動によって胃に送られる」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「胆嚢では、フィブリノゲン等の血液凝固因子、胆汁酸などの生合成の出発物質となる コレステロール等、生命維持に必須な役割を果たす種々の生体物質が産生される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「胆嚢」のところです。
正しくは、「肝臓」です。
選択肢の言うフィブリノゲン等の種々の生体物質は、「肝臓」で作られます。
選択肢の言う「胆嚢」は、「肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「膵臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸へ分泌する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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