83問‐秋田県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「要指導医薬品及び一般用医薬品」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

83問‐要指導医薬品及び一般用医薬品

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「新たに一般用医薬品となった医薬品は、承認後の一定期間、要指導医薬品に分類さ れる。」ですが、誤った記述です。

 新たに一般用医薬品なったものすべてが、一定期間後に、要指導医薬品なるといった規定はありません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「要指導医薬品である旨を示す識別表示は、赤枠の中に赤字で記載しなければならな い。」ですが、誤った記述です。

 そんな規定はありません。劇薬と混同しないようにしましょう。

 テキストを精読しておけば、(こんな規定あったか~?)で、判断できたはずです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「現在、血液を検体として病原体の抗原を検出する検査薬は、一般用医薬品として製 造販売が認められていない。」ですが、正しい記述です。

 一般用検査薬では、侵襲性の高いものは、認められていません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「第三類医薬品に分類されている医薬品について、第一類医薬品又は第二類医薬品に 分類が変更されることがある」ですが、正しい記述です。

 分類後の研究等によっては、選択肢のように、第一類医薬品又は第二類医薬品に 分類が変更されることもあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 81問:生物由来製品

 82問:毒薬又は劇薬

 83問:要指導医薬品及び一般用医薬品

 84問:医薬品の販売業

 85問:外箱側面記載事項

 86問:登録販売者

 87問:医薬品の容器外箱等

 88問:医薬部外品

 89問:化粧品

 90問:化粧品の効能効果

 91問:保健機能食品等

 92問:カルシウムの吸収を高める食品

 93問:店舗販売業者

 94問:薬局

 95問:配置販売業

 96問:特定販売

 97問:濫用等のおそれのある医薬品

 98問:適正広告

 99問:一般用医薬品の販売方法

 100問:監督処分

令和3年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする