平成30年4月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第36問目の解説。本問は、設置規制を問うの問題です。空欄穴埋めの問題ですが、基本は、知識問題です。テキストの数字を憶えたら1点です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
ごく単純な知識問題です。
原則として、ボイラーは、ボイラー室に設置する必要があります。
んで、当該ボイラー室とは、ボイラーを設置するために設けられた専用の建物、または、建物の中の障壁で区画された場所を言います。
しかし、例外もあって…、
伝熱面積が「3㎡以下」のボイラー
移動式ボイラー
屋外式ボイラー
…は、ボイラー室等に設置しなくてもいい事になっています。
このあたりのことが頭に入っていれば、本問は解けます。
選択肢Aには、先の解説から、「3」が入ります。
伝熱面積が「3㎡“以下”」のボイラーなら、ボイラー室は要りません。
んなもんで、伝熱面積が「3㎡“超”」のボイラーなら、ボイラー室が必要となります。
ところで、「以下」と「超」の使い分けについては、「以下・以上・未満・超える」を参考ください。
選択肢Bには、先の解説から、「専用の建物」が入ります。
「耐火構造物の建物」という、もっともらしい選択肢に、惑わされないようにしましょう。
設問は、「法令に定められているものはどれか?」です。
「A」は「3」で、「B」は「専用の建物」なのは、選択肢の「1」です。
答え:1
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱・蒸気・・・「ふつう」
2問:ボイラー効率・・・「ふつう」
3問:貫流ボイラー・・・「ふつう」
4問:計測器・・・「ふつう」
5問:空気予熱器・・・「ふつう」
6問:給水系統装置・・・「ふつう」
7問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
8問:鏡板・・・「ふつう」
9問:水位検出器・・・「難」
10問:自動制御用機器・・・「ふつう」
11問:ボイラー水の吹出・・・「ふつう」。
12問:燃料油用遮断弁・・・「難」
13問:ボイラー水位・・・「ふつう」
14問:キャリオーバ・・・「ふつう」
15問:スートブロー・・・「ふつう」。
16問:ボイラー清缶剤・・・「ふつう」
17問:酸洗浄・・・「ふつう」。
18問:水管理・・・「ふつう」
19問:点火前点検・・・「やや難」
20問:単純軟化法・・・「ふつう」
21問:引火点・・・「ふつう」
22問:重油・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:重油加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料・・・「ふつう」
26問:低温腐食抑制・・・「ふつう」
27問:流動層燃焼方式・・・「ふつう」
28問:大気汚染物質・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
31問:伝熱面積・・・「ふつう」
32問:変更届・・・「ふつう」
33問:使用再開検査・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラー規制・・・「ふつう」
35問:鋼製ボイラー・・・「やや難」
36問:設置規制・・・「ふつう」
37問:付属品管理・・・「ふつう」
38問:定期自主検査・・・「ふつう」
39問:水面測定装置・・・「ふつう」
40問:掃除・修繕・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
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サブ機として、試験後も活躍するはずです。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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