第4問は、計測器の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。どの計測器もボイラーでは常識的なものばかりです。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
語呂合わせで一発解答です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「ブルドン管圧力計は、断面が扁平な管を円弧状に曲げたブルドン管に圧力が加わると、圧力の大きさに応じて、円弧が広がることを利用している。」ですが、正しい記述です。
小難しい漢字ばかりですが、1コ1コを、テキストの写真で見ていけば、理解できるはずです。
ところで、「扁平」とは、「ひらたいこと。ひらべったいこと。」という意味です。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢2の「差圧式流量計は、流体が流れている管の中に絞りを挿入すると、入口と出口との間に、流量の2乗に比例する圧力差が生じることを利用している。」ですが、その通りです。
差圧式流量計のキーワードは、「絞り(オリフィス)」です。
テキストで、説明文及び写真を確認しておきましょう。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
なお、「流量の“2乗”に比例する圧力差が生じる」ですが、当該数字が気になる人もいるかと思います。
厳密に言えば、「憶えるべき」ですが、二級ボイラー技士試験のレベルでは、このような細かい数字が問われることはそうないので、深く追求しないでいいです。よほど気になる人だけ、頭に入れたらよいでしょう。
選択肢3の「面積式流量計は、楕円系のケーシングの中で楕円形歯車を2コ組み合わせて回転させると、流量が歯車の回転数に比例することを利用している。」ですが、誤った記述です。
面積式流量計のキーワードは、「テーパ管」です。
面積式流量計は、垂直に置かれたテーパ管に流体が下から上に流れた場合に、管内のフロートの上下によって流量を知る装置です。
「楕円系のケーシングの中で楕円形歯車を2コ組み合わせて回転」は、「容積式流量計」の説明となっています。
よって、当該選択肢は、「×」となります。
選択肢4の「二色水面計は、光線の屈折率(くっせつりつ)の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える」ですが、正しい記述です。
テキストそのままの記述です。
蒸気部は赤色で、水部は緑色と、確認しておきましょう。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
なお、『色』には、注意してください。
ひっかけで後半部分が「蒸気部は“緑”色に、水部は“赤”色に見える」といった風に、「逆」で出ていることがあります。選択肢には慎重に目を通しましょう。
選択肢5の「U字管式通風計は、計測する場所の空気またはガスの圧力と大気圧との差圧を水柱で示す」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
本問は、「誤っているものはどれか?」です。
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱・蒸気・・・「ふつう」
2問:ボイラー効率・・・「ふつう」
3問:貫流ボイラー・・・「ふつう」
4問:計測器・・・「ふつう」
5問:空気予熱器・・・「ふつう」
6問:給水系統装置・・・「ふつう」
7問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
8問:鏡板・・・「ふつう」
9問:水位検出器・・・「難」
10問:自動制御用機器・・・「ふつう」
11問:ボイラー水の吹出・・・「ふつう」。
12問:燃料油用遮断弁・・・「難」
13問:ボイラー水位・・・「ふつう」
14問:キャリオーバ・・・「ふつう」
15問:スートブロー・・・「ふつう」。
16問:ボイラー清缶剤・・・「ふつう」
17問:酸洗浄・・・「ふつう」。
18問:水管理・・・「ふつう」
19問:点火前点検・・・「やや難」
20問:単純軟化法・・・「ふつう」
21問:引火点・・・「ふつう」
22問:重油・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:重油加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料・・・「ふつう」
26問:低温腐食抑制・・・「ふつう」
27問:流動層燃焼方式・・・「ふつう」
28問:大気汚染物質・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
31問:伝熱面積・・・「ふつう」
32問:変更届・・・「ふつう」
33問:使用再開検査・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラー規制・・・「ふつう」
35問:鋼製ボイラー・・・「やや難」
36問:設置規制・・・「ふつう」
37問:付属品管理・・・「ふつう」
38問:定期自主検査・・・「ふつう」
39問:水面測定装置・・・「ふつう」
40問:掃除・修繕・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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サブ機として、試験後も活躍するはずです。
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二ボに関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者 乙種4類:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「二ボの独学」をお読みください。
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