平成30年4月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第21問目の解説。本問は、引火点の問題です。単純な空欄穴埋めです。テキストを精読していれば、即、解けます。
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本問のレベルは、「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
本問は、「正しいものはどれか?」の問題です。
ついつい、いつもの調子で、「誤ったもの」を選ばないように、注意してください。
問題そのものは、難しくはありません。
重油等の液体燃料は、「蒸発燃焼」をしています。
燃料の表面には、燃える蒸気が発生しており、これに火気が着くことで、燃えるってな次第です。
よって、「A」には、「蒸気」が入ります。
なお、「酸素」ですが、これはそもそも、燃えません。(不燃性です。)
選択肢のいう、「光を放って燃える最低の温度」は、「引火点」を言います。
語句の定義問題のため、解説のしようがありません。テキストで確認しておきましょう。
なお、「着火温度」ですが、別名「発火点」です。それ自体が、火気がなくとも、燃え始める温度です。
陰険な出題者は、「引火点」「発火点」「着火温度」という風に、よく似た言葉で混乱させてくるので、正確にその意味を憶えてください。
なお、当該引火点の論点は、危険物取扱者という試験でも出ます。
ボイラーと相性のよい危険物ですが、今後、取る予定があるなら、「乙種4類の独学」を参考にしてください。
設問は、「正しいものはどれか?」です。
「A」が「蒸気」で、「B」が「引火点」なものは、選択肢の「4」です。
答え:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱・蒸気・・・「ふつう」
2問:ボイラー効率・・・「ふつう」
3問:貫流ボイラー・・・「ふつう」
4問:計測器・・・「ふつう」
5問:空気予熱器・・・「ふつう」
6問:給水系統装置・・・「ふつう」
7問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
8問:鏡板・・・「ふつう」
9問:水位検出器・・・「難」
10問:自動制御用機器・・・「ふつう」
11問:ボイラー水の吹出・・・「ふつう」。
12問:燃料油用遮断弁・・・「難」
13問:ボイラー水位・・・「ふつう」
14問:キャリオーバ・・・「ふつう」
15問:スートブロー・・・「ふつう」。
16問:ボイラー清缶剤・・・「ふつう」
17問:酸洗浄・・・「ふつう」。
18問:水管理・・・「ふつう」
19問:点火前点検・・・「やや難」
20問:単純軟化法・・・「ふつう」
21問:引火点・・・「ふつう」
22問:重油・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:重油加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料・・・「ふつう」
26問:低温腐食抑制・・・「ふつう」
27問:流動層燃焼方式・・・「ふつう」
28問:大気汚染物質・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
31問:伝熱面積・・・「ふつう」
32問:変更届・・・「ふつう」
33問:使用再開検査・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラー規制・・・「ふつう」
35問:鋼製ボイラー・・・「やや難」
36問:設置規制・・・「ふつう」
37問:付属品管理・・・「ふつう」
38問:定期自主検査・・・「ふつう」
39問:水面測定装置・・・「ふつう」
40問:掃除・修繕・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
サブ機として、試験後も活躍するはずです。
amazon参考‐Fire HD
二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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