第9問は、水位検出器の問題です。出題実績があまりない論点なので、出来なくても仕方がありません。興味のある人は押えてください。まあ、「捨て問」候補です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは、「難」です。
テキストに載っていない選択肢も多々あるので、難しい問題です。
できなくてもいいので、参考程度に見ておきましょう。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「水位検出器は、原則として、2個以上取り付け、それぞれの水位検出器は異なるものが望ましい。」ですが、正しい記述です。
まあ、テキストには、あまり載っていないので、参考程度に見ておきましょう。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢2の「水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しない」ですが、正しい記述です。
参考程度に見ておきましょう。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢3の「水位検出器の水側連絡管に設けるバルブまたはコックは、直流系の構造とする。」すが、正しい記述です。
そうなのでしょう。参考程度に見ておけばいいです。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢4の「水位検出器の水側連絡管は、呼び径20A以下の管を使用する」ですが、 誤った記述です。
「ボイラーの低水位による事故の防止に関する技術上の指針」によると、「呼び径20A“以上”の管を使用する」となっています。
「以下」と「以上」を変えただけの、人を食ったような問題です。
よって、当該選択肢は、「×」となります。
選択肢5の「水位検出器の水側連絡管、蒸気側連絡管及び排水管に設けるバルブ又はコックは、開閉状態が外部から明確に識別できるものとする。」ですが、正しい記述です。
参考程度でよいでしょう。
当該選択肢は、「○」となります。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱・蒸気・・・「ふつう」
2問:ボイラー効率・・・「ふつう」
3問:貫流ボイラー・・・「ふつう」
4問:計測器・・・「ふつう」
5問:空気予熱器・・・「ふつう」
6問:給水系統装置・・・「ふつう」
7問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
8問:鏡板・・・「ふつう」
9問:水位検出器・・・「難」
10問:自動制御用機器・・・「ふつう」
11問:ボイラー水の吹出・・・「ふつう」。
12問:燃料油用遮断弁・・・「難」
13問:ボイラー水位・・・「ふつう」
14問:キャリオーバ・・・「ふつう」
15問:スートブロー・・・「ふつう」。
16問:ボイラー清缶剤・・・「ふつう」
17問:酸洗浄・・・「ふつう」。
18問:水管理・・・「ふつう」
19問:点火前点検・・・「やや難」
20問:単純軟化法・・・「ふつう」
21問:引火点・・・「ふつう」
22問:重油・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:重油加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料・・・「ふつう」
26問:低温腐食抑制・・・「ふつう」
27問:流動層燃焼方式・・・「ふつう」
28問:大気汚染物質・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
31問:伝熱面積・・・「ふつう」
32問:変更届・・・「ふつう」
33問:使用再開検査・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラー規制・・・「ふつう」
35問:鋼製ボイラー・・・「やや難」
36問:設置規制・・・「ふつう」
37問:付属品管理・・・「ふつう」
38問:定期自主検査・・・「ふつう」
39問:水面測定装置・・・「ふつう」
40問:掃除・修繕・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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