第10問は、自動制御用機器の問題です。よく出る論点です。それぞれの組み合わせをしっかり押えておきましょう。基本問題です。
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本問のレベルは「ふつう」です。
このタイプの問題も、よく出ます。それぞれの機器の特徴でもあるので、しっかり押さえて、1点としましょう。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「主安全制御器・・・・・・安全スイッチ」ですが、正しい記述です。
安全スイッチは、「出力リレー」や「フレームリレー」とともに、主安全制御器の主要部分です
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢2の「火炎検出器・・・・・・点火用変圧器」ですが、誤った記述です。
「火炎検出器」とは、「火炎の有無または強弱を検出し、これを電気信号に変換するもの」です。
“点火用”の変圧器と、火炎検出器は、直接的に関係がありません。
火炎検出器の構成部分は数種類あり・・・、
硫化カドミウムセル(Cdsセル)
硫化鉛セル(Pbsセル)
光電管
フレームロッド
・・・などがあります。
よって、当該選択肢は、「×」となります。
まあ、ガチ暗記する必要はありませんが、問題だけは解けるようになっておきましょう。
選択肢3の「温水温度調節器・・・・・・感温体。」ですが、正しい記述です。
温度の変化によって生じる感温体の膨張や収縮を利用して、温度を制御します。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
まあ、字面からも、判別できるかと思います。温度を調節しないといけないのですから、温度を感じないとどうにもならん、ってな寸法です。
選択肢4の「蒸気圧力調節器・・・・・・ベローズ」ですが、 正しい記述です。
ベローズは、蒸気の圧力で伸縮します。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
参考:画像検索-ベローズ
選択肢5の「燃料調節弁・・・・・・コントロールモータ」ですが、正しい記述です。
燃焼の調節は、蒸気圧力や温水温度などの信号をコントロールモータに送り、調節します。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
まあこれも、何となく、字面からわかるかと思います。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
したがって、正解は選択肢2です。
答え:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱・蒸気・・・「ふつう」
2問:ボイラー効率・・・「ふつう」
3問:貫流ボイラー・・・「ふつう」
4問:計測器・・・「ふつう」
5問:空気予熱器・・・「ふつう」
6問:給水系統装置・・・「ふつう」
7問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
8問:鏡板・・・「ふつう」
9問:水位検出器・・・「難」
10問:自動制御用機器・・・「ふつう」
11問:ボイラー水の吹出・・・「ふつう」。
12問:燃料油用遮断弁・・・「難」
13問:ボイラー水位・・・「ふつう」
14問:キャリオーバ・・・「ふつう」
15問:スートブロー・・・「ふつう」。
16問:ボイラー清缶剤・・・「ふつう」
17問:酸洗浄・・・「ふつう」。
18問:水管理・・・「ふつう」
19問:点火前点検・・・「やや難」
20問:単純軟化法・・・「ふつう」
21問:引火点・・・「ふつう」
22問:重油・・・「ふつう」。
23問:石炭・・・「ふつう」
24問:重油加熱・・・「ふつう」
25問:気体燃料・・・「ふつう」
26問:低温腐食抑制・・・「ふつう」
27問:流動層燃焼方式・・・「ふつう」
28問:大気汚染物質・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
31問:伝熱面積・・・「ふつう」
32問:変更届・・・「ふつう」
33問:使用再開検査・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラー規制・・・「ふつう」
35問:鋼製ボイラー・・・「やや難」
36問:設置規制・・・「ふつう」
37問:付属品管理・・・「ふつう」
38問:定期自主検査・・・「ふつう」
39問:水面測定装置・・・「ふつう」
40問:掃除・修繕・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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