独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

乙4の「性消」の主要な語呂合わせのまとめ‐危険物取扱者 乙種4類

以下に、乙4の「性消」の主要な語呂をまとめています。

試験会場に行く電車や、試験待ちの時間に、ざっと確認してみてください。

本ページをお気に入りに入れておきましょう。暗記がかなり「楽」になるはずです。

ところで、「法令」の語呂は、「乙4法令の主要な語呂合わせのまとめ」です。

水溶性液体用泡消火器

実によく出るのが、「水溶性液体用泡消火器」のうち、どの品名が該当するか、です。

ほぼ毎回出ています。

当該論点は、語呂「参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク」で、すぐ終わります。

詳細は、「一発暗記!水溶性液体用泡消火器の語呂」で、お目汚しください。

水溶性危険物

「水に溶ける・溶けない」も、性消の定番論点です。

水溶性危険物を一括して憶える語呂は、「参加プロ、氷が酢でピリピリ、関係者アセアセ・アクセク“+ぐりぐり”」です。

詳細は、「水溶性危険物は語呂+ぐりぐりで憶える」を、一読ください。

分類の数字暗記(語呂つき)

第1石油類・第2石油類・第3石油類・第4石油類・動植物油類の定義にでてくる「数字」の暗記には、以下の語呂を使用します。

語呂は、「兄さんと七尾さん、2人でニコニコ」です。

詳細は「第1石油類・第2石油類・第3石油類・第4石油類・動植物油類の分類の数字暗記(語呂つき)‐」です。

特殊引火物の分類の数字暗記

特殊引火物の定義に出てくる「数字」の暗記には、以下の語呂を使用します。

語呂は、「ハット西」です。

詳細は「特殊引火物の分類の数字暗記(語呂つき)とおまけのアルコール」で。

乙種の分類

乙種には6つの類がありますが、どれが何かが、試験では実によく出ます。

ほぼ暗記問題で、しかも、カンタンなことが多いので、絶対に取らないといけない論点となっています。

さて、分類の語呂は、「サガット、失禁、しかも時差」です。

詳細は「語呂と理屈で憶える乙種の○○性」です。

個人的に、気に入っている語呂です。

宅建「難問枠」とは?‐受験生の心構え:宅建直前対策

宅建の本試験では、毎年「難問」を出すという“不文律”が見受けられます。

当該「難問」は、まあ、ふつうの受験生では、解けない問題で、たとえば、「H26‐4問:抵当権」や、「H29‐7問:請負契約」「H30‐23問:登録免許税」といった寸法です。

「難問」は、例年、おおむね1~5問が姿を現しています。

受験生の心構えとしては、本試験では、まず間違いなく複数の難問に遭遇するので、あらかじめ、「難問枠」を想定しておく、といった次第です。

前もって、「難問枠」の存在を意識していれば、本試験での動揺を、格段に抑えることができます。

難問枠

本試験に、意図的に『難問枠(=複数の難問群)』が設定される理由としては…、

①試験全体の難易度調整・点数調整。

②受験生の足止め(時間浪費)。

③動揺によるケアレスミス狙い。

…などが考えられます。

この中で、最も気をつけるべきは、③の「動揺によるケアレスミス」です。

ただでさえ、緊張する本試験です。

本試験で、どうにも解けない難問に遭遇すると、(うっわ、わかんねー、マジどうしよ?!)といった感じに、どうしても動揺してしまいます。

これまでの問題がテンポよく解けていても、動揺するのです。

もし、これまでの問題がうまく解けていなければ、なおさらに、動揺してしまいます。下手をすれば、パニックに陥ります。

試験時の「動揺」は非常に厄介で、いったん心に動揺を来すと、以降の解答で、ケアレスミスが続出するようになります。

ふだんの自分なら、絶対にしないようなミスを犯すようになるのです。

難問怖くない。ケアレスミス怖い。

ケアレスミスは、合格間違いなしの実力者でも、不合格に至らしめる破壊力があります。

そのくらい、解ける問題(取れる問題)で失点することは、致命的です。

よって、すべての受験生が注意しないといけないのがケアレスミスです。

そもそも、です。

「難問」ですが、“誰も、まともに、解答できない”です。

よって、「難問」は、実質的に、点差がつかないのです。

よって、「難問」が解けなくても、致命的な失点には、なりません。

対して、ケアレスミスで、解ける問題(取れる問題)を落とすと、致命的な点差となります。

「あなた」が取れる問題なのですから、「他の受験生」だって、ふつうに取ってくる問題だからです。

お守り「難問枠」

本試験を受けるに当たっては、『難問枠』という3文字を、頭の片隅に入れておきましょう。

見たことも聞いたこともないクソ問題と遭遇しても、(あー、これは、『難問枠』の問題だな)とか、(あ、こら、『難問枠』だから、適当に解答して、次の問題に行くかね)ってな感じで、状況をコントロールできます。

難問が連続しても、これまでにないくらい難問が出題されても、(あー、今年は、かなり『難問枠』を取っているなー)とか、(こんだけ難問を出してたら、合格点は、30点前後だなー。下手すりゃ30切るかもだ)的な感じで、距離をもって、試験に相対すことができます。

『難問枠』の3文字が頭の片隅にあれば、複数の難問に遭遇しても、(あーハイハイ、今年はこう来ますか。)といった感じで処理でき、かなり“余裕”が生まれます。

心構えの1つとして、『難問枠』という3文字を、憶えておきましょう。

宅建本試験 点数計画は柔軟に

本試験を受ける際、ある程度の「点数計画(得点予想)」は、胸算用するかと思います。

たとえば、「民法」で最低「5問」を取る、「その他の権利関係」で「3問」を、「法令上の制限」では「7問」を、そして「宅建業法」で「16~18問」、「その他」で「4問」取る、といった塩梅です。

これはこれでいいのですが、本試験では、「柔軟に」という文言を、“強く意識して”おくべきです。

というのも、試験年度によっては、得点状況が、大幅に変わりうる可能性があるからです。

宅建の試験制度からすると…

個人的な意見ですが、宅建試験は、「傾向が固定化されるのを、意図的に、避けている」ように、見受けられます。

毎年、本試験に“何かしらの変化”を持ち込むのが、昨今の傾向であり、「傾向が一定しないのが傾向」といった感が強いです。

んなもんで、受験生が「科目○○では5~6点くらい取る」と考えているようなら、出題者は、“意図的に”、その『裏』をかくように思われるのであります。

一応、これまでの本試験では、だいたい同じような得点状況ですが、今後、大きく変わる可能性を捨てきれません。

というのも、宅建には、科目別の「足切り点」がないからです。

足切りがない

宅建には、4科目ありますが、科目ごとに「足切り点」が設けられていません。

ご存知のように、「最終得点(全体得点)」だけで、合否が決まっています。

ですから、極端な話ですが、出題者は、たとえば、「民法」を、メチャクチャに難しくして、「0点」にすることができるのです。

んで、同時に、「宅建業法」などの他科目を、メチャクチャに簡単にして、ほぼ満点取れるような問題にすることもできるわけです。

出題者には、試験問題の難易度について、かなりの『裁量』があるわけです。

仮に、足切り点があると…

仮に、です。宅建に足切り点があれば、各科目とも、受験生がそこそこ正解できる問題に『調整』しなくてはならなくなります。

でないと、受験生全員が「足切り」にかかって、全滅する=合格者大激減する可能性があるからです。

試験をする以上、出題者側は、そこそこの数の合格者を出さなくてはならず、受験生が全滅するような失態は、絶対に犯せないはずです。

もし、合格者がゼロにでもなったら、来年、その出題者(試験委員)に、問題作成の依頼は絶えるでしょう。

んなもんで、もし、「足切り点」があるとすれば、各試験科目ごとに、最低限度の点数が取れるような出題(難易度)となる、ってな寸法です。

しかしながら、先に見たように、宅建には、「足切り点」がありません。

固定観念は持たない

「足切り点」がない以上、出題者は、好きなように、問題の難易度をいじる事ができます。

先に述べたように、極端な例ですが、「民法」を司法試験レベルの難問ばかりにして「0点」にするも、他の科目では、定番問題・頻出問題ばかりにして「35点前後」を取れるようにするといった出題も、否定できない、といった次第です。

最初から、「この科目で、このくらいの点数を取る」と、“前もって、決め付けていると”、傾向がガラリと変わったときに、もの凄く動揺してしまいます。

その動揺こそ、ケアレスミスの元凶であり、そして、出題者の欲したものであります。

固定化された先入観を持っていると、「脆い」ことを念頭に、本試験に臨んでください。