独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

登録販売者、合格してました。

登録販売者を受けてきました。

例年通りの問題だったので、運よく合格した、といった次第です。

以下、恒例のアレです。

合格発表の日なので、さっそく、公式で確認します。

当方、大阪府での受験だったので、上の画像は大阪府のそれです。

どきどきする瞬間です。

“味も素っ気もない”数字の羅列の中から、自分の受験番号を発見して、終了といった塩梅です。

合否決定通知書が後日

発表の翌日、「合否決定通知書」と「試験合格通知書」が郵送されました。

折り合い悪く、その日は雨だったので、封筒はしわしわになっていました。

…お、おう、という感じです。

先に受けた建設業経理士2級では、丈夫なダンボール製の封筒で送られてきたのですが、それに比べると、安っぽいです。

中には…、

…が入っています。

合格証は、A4用紙で、ぺらぺらでした。

まあ、当該合格証は、試験合格後の「販売従事者」を申し込む際の添付書類になるので、ふつうのA4用紙でよいのでしょう。

以上、大阪府の登録販売者の合格証事情でした。

これで、1つ、片が付きました。

なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。

胃粘膜保護・修復成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ

胃粘膜保護・修復成分の語呂合わせです。

当該胃粘膜保護・修復成分は、数が多いので、憶えるのに苦労します。

何度も語呂を唱えて、頭に残していってください。

個人的には、まあまあいい語呂だと思っています。

胃粘膜保護・修復成分の語呂

最初に語呂から言うと、「赤目のゲス、鬼の主(あるじ)のトロを手にソファーに汗。毒かな?」で、「アカメのゲス、オニのアルジのトロをテにソファーにアセ。ドクカナ?」です。

カタカナのところが、医薬品成分の頭文字等になっています。

語呂のイメージとしては、「赤目のゲス」野郎が鬼の主を暗殺しようと、毒入りのトロを手にソファーに座っていたら、汗がじっとり染みていたってな、わけのわからない情景です。

アカメのゲス、オニのアルジのトロをテにソファーにアセ。ドクカナ?

1つ1つ見て行くと…、

アカメ・・・アカメガシワ

ゲ・・・ゲファルナート

ス・・・スクラルファート

オニ・・・メチルメチ“オニ”ンスルホニウムクロライド

アルジ・・・アルジオキサ

トロ・・・トロキシピド

テ・・・テプレノン

ソファー・・・ソファルコン

ア・・・アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)

セ・・・セトラキサート塩酸塩

ドクカナ・・・“銅”クロロフィン“カ”リウム、“銅”クロロフィン“ナ”トリウム

語呂の補足です。

多くは、成分名の頭文字です。

しかし、「オニ」の「メチルメチ“オニ”ンスルホニウムクロライド」と、「ドクカナ」の「“銅”クロロフィン“カ”リウム、“銅”クロロフィン“ナ”トリウム」は違います。

憶えるポイントが違うので、脳内変換をしてください。

ぶっちゃけ、「オニ」の「メチルメチ“オニ”ンスルホニウムクロライド」ですが、面倒なら、憶えなくてもいいかもです。

わたしは、その文字数の多さのため、最後まで憶えることができませんでした。数少ない、最後までダメだった成分でした。

次に、「ドクカナ」の「“銅”クロロフィン“カ”リウム、“銅”クロロフィン“ナ”トリウム」は、少し「脳内変換」が必要です。

「ドクカナ」の「ド」は、「銅(ドウ)」の「ド」に当たります。

んで、「ドクカナ」の「カナ」は、「カ」が「カリウム」で、「ナ」は「ナトリウム」です。

当該「銅クロロフィンカリウムと、「銅クロロフィンナトリウム」は、そこそこ問題で目にするので、憶えておきます。

頻出ポイント

「アルジオキサ」と「スクラルファート」は、アルミニウムを含むため、透析を受けている人は使用を避けます。

また、透析を受けていなくても、長期連用を避けます。

上記2点はド頻出です。

次に、「セトラキサート塩酸塩」です。

「セトラキサート塩酸塩」は、体内で代謝されると、おなじみ「トラネキサム酸」が生じます。このため、血栓が分解され難くなるので、血栓のある人等は、医師と相談する必要があります。

これも、よく出ます。しっかり憶えておきましょう。

なお、「セトラキサート塩酸塩」と「トラネキサム酸」は、共通する「トラ」つながりで憶えると、頭に残りやすいです。

なお、言うまでもないですが、「トラネキサム酸」は、風邪薬の抗炎症成分で、起炎物質の産生を抑えるのですが、「凝固した血液を融解されにくくする働き」があります。ド頻出事項です!

まとめ

以上、医薬品成分「胃粘膜保護・修復成分」の語呂「赤目のゲス、鬼の主(あるじ)のトロを手にソファーに汗。毒かな?」でした。

この語呂で、ぜんぶで500個強ある医薬品成分のうち、12個を憶えることができます。

個人的には、そこそこ意味の通る語呂ができたので、満足しています。何回か唱えれば、頭に入ると思います。

ただ、数が多いため、やはり、何度か見直さないと憶えられません。

何度も声に出すなりして、記憶に勤めてください。

細切れ時間をフルに活用して、ブツブツ唱えてください。きっと煙たがられるはずです。

また、配偶者がリビングにいたら、唱えてもいいです。どこかへ雲隠れします。配偶者を撃退するときに勉強してください。

なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。

興奮・緊張の緩和(鎮静)‐チョウトウコウ・チャボトケイソウ・カノコソウ・ホップ・サンソウニン‐登録販売者 生薬の語呂あわせ

神経の興奮や緊張を緩和する生薬には、「チョウトウコウ」「チャボトケイソウ」「カノコソウ」「ホップ」「サンソウニン」があります。

これらの生薬は、語呂あわせでざっくり憶えることができます。

1つ1つを憶えるのは大変なので、「語呂あわせ」で楽してください。「暗記と記憶」の参考までに。

なお、問題文によっては、効能の「興奮・緊張の緩和」を、単に「鎮静」でまとめていることがあります。

興奮・緊張を緩和する生薬

最初に語呂から言うと、「蝶とチャボと鹿がホッピングしながら参加」で、「チョウとチャボとシカがホッピングしながらサン加」です。

語呂のイメージとしては、「動物」を頭に浮かべつつ、文言を憶えてください。

「チョウ」は、ちょうちょです。

「チャボ」は、鶏の品種名で、よく写真等で目にしているはずです。

参考:グーグル画像検索‐チャボ

「鹿」は、「カノコソウ」の漢字表記の「鹿子草」の「鹿」です。

さて、カタカナのところが、生薬の頭文字になっています。

チョウとチャボとシカがホッピングしながらサン加

1つ1つ見て行くと…、

チョウ・・・チョウトウコウ

チャボ・・・チャボトケイソウ

シカ・・・カノコソウ

ホッピング・・・ホップ

サン・・・サンソウニン

…といった寸法です。

先も言ったように、「動物」をイメージしつつ、語呂を頭に入れていってください。

イメージ暗記・・・いい休日

「鎮静」の生薬は、語呂合わせのほか、神経の興奮・緊張が緩和しそうな「いい休日」をイメージして、憶えることもできます。

イメージするのは…、

『燦々と輝くお日様。午後、庭でビールを飲む。ちょうちょがひらひら、バンビがこんにちわ。ひなのチャボがえさをついばんでいる。』

・・・です。夢のような休日です!

配偶者と買い物に行かないだけで、いい休日になりますが、こんな1日を持ちたいものです。

さて、先の下線部分が、生薬に該当します。

ちょうちょ・・・“チョウ”トウコウ

お日様→SUN→サン・・・“サン”ソウニン

バンビ→鹿の子→鹿子草・・・カノコソウ

チャボ・・・“チャボ”トケイソウ

ビール・・・ホップ

補足すると、「チャボ」とは、にわとりの1品種です。しっぽが特徴。ひながかわいい。

「ホップ」とは、ビールの材料です。今度、缶ビールの材料を見てみてください。必ず、表記されています。(逆を言えば、ビールと名乗るには、ホップが必要です。)

当該ホップによって、ビールは、配偶者のように苦味のある飲み物になりました。(ホップ登場前は、ビールは「エール」と言われており、甘い飲み物でした。)

「バンビ」は、言うまでもなく、「鹿の子 バンビ」です。

参考:グーグル画像検索 バンビ

こんな次第で、生薬の個々を、「いい休日」になりそうな、かわいいものや、気持ちのいいものでイメージしていく、といった次第です。

語呂あわせでないので、まとめて憶えるのは難ですが、試験問題等で遭遇したときには、たとえば、「ホップ」なら、「・・・確か、ホップはビールで、休日にビール飲むで、鎮静だったな」くらいに考えが及べば、選択肢の判別は付くように思います。

生薬の補足

「カノコソウ」ですが、当該「カノコソウ」の根・根茎を乾かすと、「キッソウコン」となります。

「カノコソウ」と「キッソウコン」は、元は同じ物です。

カノコソウ参考:「か」の付く生薬 その3

キッソウコン参考:「き」の付く生薬

別名の「キッソウコン」で出る可能性も、ゼロではないので、念のため、押えておきましょう。

キッと睨む鹿」くらいに、憶えるとよいでしょう。

配偶者のあの悪魔じみた視線を思い起こせば、すっと頭に入るはずです。

最後に、「サンソウニン」ですが、これは、漢方処方製剤「酸棗仁湯」の原料となっています。

テキストの「酸棗仁湯」のページも併せて読むと、記憶しやすくなります。

ブログの「登録販売者 漢方処方製剤の最低限の勉強‐「特徴系」」の方も、一読をば。

まとめ

以上、「興奮・緊張の緩和(鎮静)」の生薬の語呂「蝶とチャボと鹿がホッピングしながら参加」でした。

個人的には、動物のイメージが借りれたので、出来のよい語呂と思っています。すぐ、頭に入ると思います。

この語呂で、ぜんぶで100個ある生薬のうち、5個を憶えることができます。

銀行のATMの待ち時間など、細切れ時間で、ブツブツ唱えて、警備員に声掛けされてください。

また、配偶者が近くにいそうなら、唱えてもいいです。どこかへ逃げていきます。

なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。