月別・独学資格ガイド-2月編

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 「2月」から取れる資格をピックアップ。求人があって独学取得可能の資格が対象。年跨ぎに当たるためか、試験自体は少ない。申込可能なのは、危険物取扱者の乙種4類(乙4)か消防設備士の乙種6類(消火器)くらい。簿記3級は「2月」からの勉強でも間に合う。簿記2級は、改定があるので慎重に。

「2月」の資格動行のまとめ

 「2月」は、日商簿記の2級と3級の本試験があります。

 が、前月までに申し込んでない人は、当然、受験できないので、当月は英気を養うことになります。簿記の次の本試験は「6月」です。(2級の注意事項は後述。)

 定番資格の危険物取扱者と消防設備士は、「2月」でも、申し込みができます。

 が、年跨ぎのためか、受験を受け付ける都道府県は少数で、しかも、大半が2月の初旬で締め切られるので注意です。

 「2月」はこんな感じで、物静かです。

 去年にやり残したこと、たとえば、押入れや物置の掃除、HDDやデジカメデータの整理・バックアップ、庭木や配偶者の手入れなど、資格以外のことをやりましょう。

簿記3級の試験勉強は「2月」からで間に合う

 例年2月の最終日曜日に本試験がある「簿記3級」は、「2月」から勉強を始めても、ギリギリ間に合います。

 土日と祝日は、できるだけ試験勉強に時間を割きます。受かるとはいえ、落ちるとショックだからです。

 なお、3級は3日で受かる、なんていう人もいますが、受かっただけでは意味がないのが、実務の資格たる簿記3級です。

 単に「ライセンスを取っただけ」では、仕事に就いたときに、(何にも知らないじゃん、アンタ)的に嘲笑されるので、お気をつけください。

 個人的には、資格の価値に加え、知識・教養の点でも、簿記3級は優れたものがあるので、せっかく勉強するのですから、テクニックだけに走る試験勉強は避けたほうがよいと思えてなりません。

 なお、簿記3級の申込期限は、概ね前月の1月いっぱいまでです。

 勉強方法等:簿記3級の独学

 独学向け教材:簿記3級の教材レビュー

簿記2級に関する注意事項

 難化の続く簿記2級は、2~4ヶ月ほど勉強しないといけないので、例年であれば、「2月」あたりから、簿記2級の試験勉強を始めるのが受験生の定番でした。

 しかし、簿記2級は、本年度の平成28年度・4月試験から、出題範囲が大幅に改定されます。

 当該改定は、簿記検定制度始まって以来の“大がかり”な改定となっていて、出題科目や論点の統廃合が大量にあります。

 このため、市販されているテキストや問題集、過去問も、そのほとんどが一新されます。

 現時点では、「2月」から簿記2級を勉強しようとすると、過去の古い教材をつかみかねないので、“やらない”のを推奨します。

 「3月」あたりからボツボツ姿を現わす、改定対応済みの新版の教材で、勉強するようにしてください。

 今回は本当に改訂が多く、たとえば、これまでは頻出論点だった割賦販売等の特殊商品売買は2級から削除されているので、古いテキストでやると、「出ないところを勉強してしまう」という、大ロス・バカ手間が生じます。

 繰り返しますが、『改定対応済みの新版の教材』を入手してください。お金と時間をドブに捨てることになります。

 なお、工業簿記・原価計算ですが、当該大改定は商業簿記だけで、工業簿記・原価計算に改訂はありません。

 が、あまりに商業簿記の改定が大きいので、少なからず工業簿記・原価計算にも影響があるはずです。

 ですから、工業簿記・原価計算についても、新版の教材が出揃って、専門家・プロの思惑が明らかになってから、着手した方がいいです。

 簿記2級の動行は「簿記2級の独学」にて、追っていきますので、ご確認ください、

 簿記2級の教材については「簿記2級の教材レビュー」にて、更新していきます。

毎月どこぞで申込み‐危険物取扱者と消防設備士

 “何か資格を”と思っているなら、「危険物取扱者」と「消防設備士」を勧めます。

 両資格とも、安定した求人があるので、世代や性別に関わりなく、取っておいて損のない資格で、知名度の低い無用な資格を取るくらいなら、絶対に「危険物取扱者」と「消防設備士」です。

 双方とも、難易度は高くありません。「2月」からの試験勉強でも、十分に間に合います。

 教材も1~2冊とリーズナブルなのも、推薦する理由です。

 そして、何気に「総務系資格」なので、女性の方にもオススメ、といった次第です。

 両試験の最大の特徴は、「受験の機会が多い」ことで、受験者の居住区以外の受験が認められている「越境受験」が可能です。

 極端な例を言うと、「東京都」では、ほぼ毎月試験が行われているので、地方在住の方は、東京まで、観光のついでに受けに行けばいいわけです。

 東京都は一例ですが、探せば近県で受験の申込をしているはずなので、間近の試験に申し込めばいいでしょう。

 当該2資格は、類別・種別でたくさん種類がありますが、最初に受けるのは、危険物取扱者は「乙種4類(通称:乙4。可燃性液体)」を、消防設備士は「乙種6類(消火器)」を推薦します。

 理由は一番求人のある類・種だからで、応じて、受験者数も一番なのが、危険物取扱者は乙4で、消防設備士は乙6となっています。

 基本的に、危険物取扱者は「乙4」だけ取っておけばいいです。消防設備士は「乙6」を取ってからその他(甲1、甲4、乙4、乙7)を考えたらいいです。なお、第2種電気工事士のある方は、試験の一部免除のある消防設備士の「甲種4類」か「乙種4類」が狙い目です。

危険物取扱者・2月申込の都道府県

 「2月」に危険物取扱者試験の申込を受け付けている都道府県は…、

 北海道、岩手、

 埼玉、東京(2月8日までとギリギリなので注意)、

 新潟、

 滋賀(2月2日までとギリギリなので注意)、

 …となっています。

 申込期間は、各都道府県によって“絶妙に違う”ので注意が必要です。

 あちらの県では1週間ちょいしかないのに、こちらの県では2週間を過ぎても受け付けていたりします。

 早め早めに公式で確認をして、申込手続きを済ませることを推奨します。

 難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。

 電子申請も可能です。(凄く便利!)

 なお、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版の願書は公式からダウンロードできます。

 なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2ヵ月後」です。

 危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

 勉強方法等:乙種4類の独学

 独学向け教材:乙4のテキスト・問題集

消防設備士・2月申込の都道府県

 「2月」に消防設備士試験の申込を受け付けている都道府県は…、

 秋田(2月3日までとギリギリなので注意)、

 東京(2月8日までとギリギリなので注意)、

 新潟、

 岐阜、

 京都(2月5日までとギリギリなので注意)、

 沖縄(2月5日までとギリギリなので注意)、

 …となっています。

 申込期間は、各都道府県とも、開始日から「10日前後」しかありません。

 申込の受付前から願書を入手し、日程の確認をして、日時が来たら即申し込めるように準備しておくことを推奨します。

 電子申請できる人は、受付日が来たら即、申請しましょう。(超楽です。)

 消防設備士は、危険物取扱者と比べると、試験の実施数は少ないので、申込そこねると、結構、待つことになります。

 難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。(なお、甲種には製図があるので、勉強時間を大目に見ておきましょう。)

 なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2ヵ月後」です。

 先述しましたが、消防設備士・乙種の試験勉強の負担は大きくないので、2月から試験勉強を開始しても、十分に間に合います。(甲種には「製図」があるので、チョイ強行軍となります。)

 消防設備士について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「消防設備士:ブログ記事」をばお目汚しください。

 なお、甲種の4類を受験予定の方は、以下のページを参考にしてみてください。

 勉強方法等:消防設備士の独学

 独学向け教材:消防設備士 教材レビュー

こまごましたもの

 資格のこまごましたことは、たとえば、「難化した試験は、元に戻らないどころか、さらに難化する」とかの記事を、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「資格の就職・転職事情」や「資格こもごも」で、ヒマな時間を潰してください。

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