月別・独学資格ガイド-8月編

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 「8月」に重要イベントのある資格をピックアップ。行政書士と冷3は、受験申し込み開始。忘れずに申し込む。危険物は申し込み可の都道府県多し。対して消防設備士は少なし。FP技能士は本腰を、簿記2級はぼちぼち着手。

「8月」の資格動行のまとめ

 かいつまんで言うと…、

 8月は、行政書士といった法律系資格に、大きなイベントがあります。

 危険物取扱者の申し込みを受け付ける都道府県は多数ですが、消防設備士は少しです。

 危険物を受けようかと思ってるなら、余裕をこいてもいいですが、消防設備士を予定しているなら、受付開始即申し込みが無難です。

簿記・会計系資格の8月

 簿記・会計系資格は、8月に、大きなイベントはありません。

 強いて言うなら、簿記2級受験予定の方は、「11月18日(日)」に実施される本試験に向けて、ぼちぼち着手です。

 相変わらず「連結会計」は、受験生泣かせの論点です。また、今年から追加される論点もあるので、簿記2級は早めに着手しましょう。

 簿記3級は、傾向も落ち着いてきたので、まだ、余裕を見ていていいでしょう。不安な人は、8月から、基本的な論点を、消化しておきましょう。

 なお、勉強方法等は「簿記2級の独学」を、教材については、「簿記2級の教材レビュー」を一読ください。

 簿記3級の勉強方法は「独学の簿記3級:商業簿記」を、使用教材は「簿記3級の教材レビュー」を一読ください。

 FP技能士受験予定の方は、9月の試験まで2ヶ月を切るので、試験勉強に本腰を入れます。

 8月開始でもまだまだ間に合います。

 参考:FP技能士3級の独学ーFP技能士3級の教材レビュー

 参考:FP技能士2級の独学FP技能士2級の教材レビュー

ビルメン・設備系の8月

 第3種冷凍機械責任者試験(通称:冷3)の申し込みが、8月の下旬より始まります。

 正式な申込期間は、「8月17日(金)午前10時から9月5日(水)午後5時まで」です。

 「2週間」と、申込期間としては短めなので、早め早めに申し込みましょう。

 冷3試験は、年に1回しか実施されないので、受け損ねると、結構長いです。(経験者は語る。)

 なお、冷3の本試験日は「平成30年11月11日(日)」です。

 冷3は、年々、手ごわくなってきています。早めに勉強していきましょう。もうテキストとかは買っておいた方がいいです。

 勉強方法は「第三種冷凍機械責任者の独学」や「冷3の合格体験記」を…、

 独学向け教材については、「冷3の教材レビュー」をば、ご参考ください。

陸上特殊無線技士

 陸上特殊無線技士の「10月期」の試験が「8月~1日(水)から20日(月)」まで受付ています。

 興味のある人は、受験してみてください。公式はこちらです。また、試験勉強は、「8月」からスタートが穏当です。

 参考:1陸特の独学

 参考:2級・3級陸上特殊無線技士陸特の独学

8月の危険物取扱者(乙4)と消防設備士(乙6)

 危険物取扱者と消防設備士の詳細は、後述しています。

法律系の8月-行政書士

 行政書士の申し込みが、8月より開始です。

 行政書士の郵送申込みは「平成30年7月30日(月)~8月31日(金)消印有効」までで…、

 インターネット申込みは「平成30年7月30日(月)~8月28日(火)午後5時」となっています。

 郵送と電子申請とは絶妙に申し込み期限が違うので、注意です。

 ちなみに、行政書士の本試験日は、「平成30年11月11日(日)」となっています。

 公式はこちら「http://gyosei-shiken.or.jp/」です。

定番系の危険物取扱者・乙4と消防設備士・乙6の8月

 両資格とも、安定した求人があるので、世代や性別に関わりなく、取っておいて損のない資格で、知名度の低い無用な資格を取るくらいなら、絶対に「危険物取扱者」と「消防設備士」です。

 双方とも、難易度は高くなく、「8月」からの試験勉強でも、十分に間に合います。

 教材も1~2冊とリーズナブルなのも、推薦する理由です。

 そして、何気に「総務系資格」なので、女性の方にもオススメ、といった次第です。

 両試験の最大の特徴は、「受験の機会が多い」ことで、受験者の居住区以外の受験が認められている「越境受験」が可能です。

 極端な例を言うと、「東京都」では、ほぼ毎月試験が行われているので、地方在住の方は、東京まで、観光のついでに受けに行けばいいわけです。

 東京都は一例ですが、探せば近県で受験の申込をしているはずなので、近県の試験に申し込めばいいでしょう。

はじめての受験は、「危険物取扱者:乙4」か「消防設備士:乙6」

 当該2資格は、類別・種別でたくさんの種類がありますが、最初に受けるのは、危険物取扱者は「乙種4類(通称:乙4。可燃性液体)」を、消防設備士は「乙種6類(消火器)」を推薦します。

 理由は一番求人のある類・種だからで、応じて、受験者数も一番なのが、危険物取扱者は乙4で、消防設備士は乙6となっています。

 基本的に、危険物取扱者は「乙4」だけ取っておけばいいです。消防設備士は「乙6」を取ってからその他(甲1、甲4、乙7)を考えたらいいです。

 当該2資格の負担は大きくないので、申し込んだときから試験勉強を開始しても、十分に間に合います。

 危険物取扱者の乙4の独学については、「乙種4類の独学」と、「乙4のテキスト・問題集を参考にしてください。

 消防設備士の乙6(消火器)の独学については、「消防設備士:乙6の独学」と、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。

危険物取扱者・8月申込の都道府県

 「8月」に危険物取扱者試験の申込を受け付ける都道府県は…、

  青森岩手秋田山形福島

  茨城埼玉東京神奈川

  新潟富山石川山梨長野

  静岡

  滋賀京都大阪兵庫和歌山

  鳥取島根岡山山口

  愛媛

  福岡沖縄

 …となっています。

 なお、申込期間は、各都道府県によって“絶妙に違う”ので注意が必要です。

 あちらの県では1週間ちょいしかないのに、こちらの県では2週間を過ぎても受け付けていたりします。

 早め早めに公式を確認をして、申込手続きを済ませることを推奨します。

 ちなみに、電子申請も可能で、スグに申し込めます。(凄く便利!)

 難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。

 なお、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版の願書は公式からダウンロードできます。

 なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2~3ヵ月後」です。

 危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

 勉強方法等、その他注意事項:乙種4類の独学

 独学向け教材:乙4のテキスト・問題集

消防設備士・8月申込の都道府県

 「8月」に消防設備士試験の申込を受け付ける都道府県は…、

  山形

  埼玉東京

  新潟

  奈良

 …となっています。

 見ての通り、実施都道府県は少ないです。

 申込期間は、各都道府県とも、おおむね「10日前後」しかありません。

 消防設備士は、試験実施数が少ないので、申込み損ねると、結構、待つことになります。

 難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。(なお、甲種は製図があるので、時間を見ておきましょう。

 公式から、電子申請で申し込みが可能です。また、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版は公式からダウンロードできます。

 なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2~3ヵ月後」です。

 消防設備士をはじめて受けるなら、先述したように、「乙6(消火器)」がベストです。

 乙6の勉強方法等は、「消防設備士:乙6の独学」を…、

 独学向け教材については、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。

 また、消防設備士について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「消防設備士:ブログ記事」をばお目汚しください。

こまごましたもの

 資格のこまごましたことは、たとえば、「難化した試験は、元に戻らないどころか、さらに難化する」とかの記事を、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「資格の就職・転職事情」や「資格こもごも」で、ヒマな時間を潰してください。

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