「7月」に重要イベントのある資格をピックアップ。簿記は7月にイベントなし。建設業経理士は勉強開始で、FP技能士は申し込み開始。2電工は技能試験の徹底を。宅建は「7月」申込開始。通関士も「7月下旬」より申し込み。管理業務主任者は「7月」スタートでもOK。危険物取扱者と消防設備士はいつも通りのアレ。
かいつまんで言うと…、
簿記に大きなイベントはない。FP技能士は受験の申し込み開始。
宅建受験生の方は、試験の申し込みを忘れないこと。受付期間は1ヶ月あるが、先送りしても利はないので、早々に申し込む。
通関士は、7月下旬より申し込みを受け付ける。2週間しかないので絶対に忘れない。
第2種電気工事士は、技能試験の練習に勤しむ。
…といった次第です。
日商簿記は、7月に、大きなイベントはありません。
建設業経理士は、7月からぼちぼちと勉強を開始します。本試験は「平成30年9月9日(日)」です。
7月開始なら、十分な勉強時間を確保できるでしょう。
参考:建設業経理士2級の独学
FP技能士の『2018年9月9日(日)実施試験』の申し込みが、『7月』より始まります。
9月試験の申込期限は、『2018年7月4日(水)~7月25日(水)』となっています。
2級受験予定の方は、2次試験の選択が多い「9月試験」には、注意してください。
とりわけ、受験予定の損保業界の方は、「損保顧客資産相談業務」は、9月試験だけなので、受け損ねないようにしてください。
ちなみに、「個人」「生保」「中小事業主」の試験は、年に2~3回行われるので、そう気にする必要はありません。
参考:FP技能士-きんざい公式
なお、試験勉強や使用教材については…、
・FP技能士1級:学科教材レビュー ‐ FP技能士1級:実技教材レビュー
…をば、参考ください。
最重要資格の第2種電気工事士の7月は、重要イベントがあります。
『7月21日(土)と7月22日(日)』に実施される、技能試験です。
受験生は両日のうちどちらかに振り分けられるので、必ず自分の「受験日」を確認しておいてください。何気に先入観だけで、(オレは○日)と思い込んでいる時があります。
技能試験の試験勉強は、最初は手を焼きますが、峠を越えると格段に楽になります。
最初は誰しも下手糞ですが、練習を重ねれば、ド素人・未経験者でも、間違いなくできるようになります。
練習こそ合格の“かなめ”です。びしばし候補問題を解いてください。
なお、勉強方法や独学向け教材は、「H30技能‐候補問題ポイント」や「第2種電気工事士の独学」、「技能試験の教材」で、ご確認ください。
定番系の危険物取扱者(乙4)と消防設備士(乙6)は、相変わらずです。
時間が空いていて、身近で試験が行われるようなら、申し込むなり受験するなりしましょう。
危険物取扱者の乙4の独学については、「乙種4類の独学」と、「乙4のテキスト・問題集を参考にしてください。
公式の過去問(例題)に解説を付与しました。「危険物乙4の公式過去問解説」を参考をば。
消防設備士の乙6(消火器)の独学については、「消防設備士:乙6の独学」と、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。
公式過去問(例題)に解説を付与しました。「消防設備士の公式過去問解説」をば。
法律系の資格の7月は、重要イベントが多数あります。
まず、宅建の申し込みが『7月』より始まります。
宅建のインターネット申し込み(電子申請)は、『平成30年7月2日(月)9時30分から7月17日(火)21時59分まで』までとなっています。
宅建の郵送申し込みは、『平成30年7月2日(月)から7月31日(火)まで』までとなっています。
また、公式では、「簡易書留郵便で送付されたもので、消印が上記期間中のもののみ受付けます。 それ以外のものは受付けません。」とあるので、送付手続きは遵守した方が無難です。
ネット申し込みと郵送申し込みとでは、期限が異なるので、この点、注意してください。
試験の申し込みは、“はやめはやめ”が一番です。ギリギリ申し込みは何があるかわからないので、申し込み開始→即申し込みがベストです。精神的にも、即申し込みの方がスッキリして上々です。
なお、宅建の試験勉強の7月スタートは、絶妙に遅いです。
法学部卒とか法律に素養がある方なら大丈夫ですが、そうでない方は、どんどこ試験科目を消化して行かないと、本試験に間に合いません。
加えて、宅建は難化傾向にあるので、最初から本腰を入れてください。
宅建は、「宅建の独学」、「宅建教材レビュー」をお目汚しください。
通関士試験の公告が「7月」に行われます。
当該公告を以って、ようやく本試験日と申し込み日が判明します。
ちなみに試験日はおおむね「10月初旬」で、試験の申込期限は例年「7月の下旬から8月上旬」の2週間が予定されています。
2週間と何気に短いので、公式をチェックして、その日が来たら即申し込みましょう。ずるずる延ばすより、精神衛生上、ずっといいです。
公式:税関-通関士試験
なお、通関士の試験勉強の7月スタートは、絶妙に遅いです。
法学部卒とか法律に素養がある方でも、暗記主体の通関士の勉強には手間取るはずです。
最初から本腰を入れて、暗記事項を消化してください。
あと、後述したリンク先でも主張していますが、『通関士試験とは、通関実務の試験』なので、試験科目の通関実務は徹底してください。
通関士は、「通関士の独学」と、「通関士の教材レビュー」で、確認ください。
宅建よりもやや難易度の低い「管理業務主任者」は、「7月」からの試験勉強でも間に合います。
難易度はやや低いとはいえ、管理業務主任者には、「民法」という受験生泣かせの試験科目があります。
他の科目は追い込みで何とでもなるのですが、事が民法となると、短兵急では歯が立ちません。
7月スタートなら、民法制覇に十分な時間が残されています。
独学でも十分対策はできるので、しっかりやっていってください。6月開始ならまず大丈夫です。
なお、管理業務主任者の試験申込は、おおむえね「9月いっぱい」で、本試験は「12月初旬」です。
勉強方法等は「管理業務主任者の独学」を、使用教材については「教材レビュー」を参考ください。
両資格とも、安定した求人があるので、世代や性別に関わりなく、取っておいて損のない資格で、知名度の低い無用な資格を取るくらいなら、絶対に「危険物取扱者」と「消防設備士」です。
双方とも、難易度は高くなく、「7月」からの試験勉強でも、十分に間に合います。
教材も1~2冊とリーズナブルなのも、推薦する理由です。
そして、何気に「総務系資格」なので、女性の方にもオススメ、といった次第です。
両試験の最大の特徴は、「受験の機会が多い」ことで、受験者の居住区以外の受験が認められている「越境受験」が可能です。
極端な例を言うと、「東京都」では、ほぼ毎月試験が行われているので、地方在住の方は、東京まで、観光のついでに受けに行けばいいわけです。
東京都は一例ですが、探せば近県で受験の申込をしているはずなので、近県の試験に申し込めばいいでしょう。
当該2資格は、類別・種別でたくさんの種類がありますが、最初に受けるのは、危険物取扱者は「乙種4類(通称:乙4。可燃性液体)」を、消防設備士は「乙種6類(消火器)」を推薦します。
理由は一番求人のある類・種だからで、応じて、受験者数も一番なのが、危険物取扱者は乙4で、消防設備士は乙6となっています。
基本的に、危険物取扱者は「乙4」だけ取っておけばいいです。消防設備士は「乙6」を取ってからその他(甲1、甲4、乙7)を考えたらいいです。
当該2資格の負担は大きくないので、申し込んだときから試験勉強を開始しても、十分に間に合います。
危険物取扱者の乙4の独学については、「乙種4類の独学」と、「乙4のテキスト・問題集を参考にしてください。
消防設備士の乙6(消火器)の独学については、「消防設備士:乙6の独学」と、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。
「7月」に危険物取扱者試験の申込を受け付ける都道府県は…、
…となっています。
なお、申込期間は、各都道府県によって“絶妙に違う”ので注意が必要です。
あちらの県では1週間ちょいしかないのに、こちらの県では2週間を過ぎても受け付けていたりします。
早め早めに公式を確認をして、申込手続きを済ませることを推奨します。
ちなみに、電子申請も可能で、スグに申し込めます。(凄く便利!)
難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。
なお、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版の願書は公式からダウンロードできます。
なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2ヵ月後」です。
危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。
勉強方法等、その他注意事項:乙種4類の独学
独学向け教材:乙4のテキスト・問題集
「7月」に消防設備士試験の申込を受け付ける都道府県は…、
北海道、 青森、 岩手(ギリギリ)、 秋田、 山形、 福島、
…となっています。
申込期間は、各都道府県とも、おおむね「10日前後」しかありません。
前もって日程の確認をして、日時が来たら即申し込めるように準備しておくことを推奨します。
消防設備士は、試験実施数が少ないので、申込み損ねると、結構、待つことになります。
難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。(なお、甲種は製図があるので、時間を見ておきましょう。)
公式から、電子申請で申し込みが可能です。また、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版は公式からダウンロードできます。
なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2ヵ月後」です。
なお、乙6の勉強方法等は、「消防設備士:乙6の独学」を…、
独学向け教材については、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。
また、消防設備士について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「消防設備士:ブログ記事」をばお目汚しください。
資格のこまごましたことは、たとえば、「難化した試験は、元に戻らないどころか、さらに難化する」とかの記事を、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「資格の就職・転職事情」や「資格こもごも」で、ヒマな時間を潰してください。
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