w 月別・独学資格ガイド-11月編‐独学のオキテ


月別・独学資格ガイド-11月編

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 「11月」に重要イベントのある資格をピックアップ。日商簿記、第3種冷凍機械責任者、行政書士試験の本試験あり。登録販売者の本試験のある人は追い込みを。建設業経理士は申し込み。第2種電気工事士は技能試験の追い込みを。

「11月」の資格動行のまとめ

 11月は、本試験のラッシュです。

 日商簿記は本試験があります。

 第3種冷凍機械責任者試験は本試験です。年1回しか試験がないので、追い込みを。

 行政書士試験も本試験があります。登録販売者は、中国ブロックの本試験があります。

簿記・会計系資格の11月

 簿記2級と3級は、「11月18日(日) 」に本試験があります。

 簿記3級は、大きな傾向の変化はないので、定番の「過去問演習」を徹底してください。

 大改定中の簿記2級ですが、新論点のうち、まだ出ていない論点は、仕上げておきます。

 新論点は、未出題なものほど、“基礎・基本”なもので出題されています。

 難しいのは出ないので、テキストと問題集を、しっかり繰り返しましょう。

 また、旧論点も、要注意です。

 “旧”の論点だからといって、試験に出なくなるわけではないからです。

 逆に、“旧”論点ほど、試験に出るようになっています。

 かつての論点も、手を抜かず、テキストと過去問とを、仕上げておきましょう。

 なお、試験の放棄だけは、止めてください。

 大改定があっても、簿記試験の特徴である『救済試験』に、遭遇するかもしれないからです。

 救済に当たらなくても、受けるだけでもいい経験になります。「申し込んだ」からには、受けるだけは受けましょう。

 なお、簿記2級の勉強方法等は「簿記2級の独学」を、独学向け教材については、「簿記2級の教材レビュー」を一読ください。

 簿記3級の勉強方法は「独学の簿記3級:商業簿記」を、使用教材は「簿記3級の教材レビュー」を一読ください。

FP技能士は申し込み

 FP技能士の翌年「1月試験(2019年1月27日(日)実施)」の申し込みが、「 2018年11月12日(月)~12月3日(月)」まで受付けられています。

 早め早めに申し込んでおきましょう。

 正月明けから勉強しても、間に合います。

 参考:FP技能士3級の独学FP技能士3級の教材レビュー

 参考:FP技能士2級の独学FP技能士2級の教材レビュー

建設業経理士は試験申し込み

 簿記系資格の「建設業経理士」の「平成30年度下期試験‐平成31年3月10日(日)実施」の申し込みが、「平成30年11月16日(金)~12月18日(火)」まであります。

 12月の中旬まで受け付けているので、急ぐ必要はありませんが、早め早めに申し込んでください。

 「申し込む」と、心に「踏ん切り」がつきます。

なお、勉強方法等は「建設業経理士2級の独学」を、教材の詳細は「教材レビュー」を参考ください。

ビルメン・設備系の11月

 第3種冷凍機械責任者試験(通称:冷3)の本試験が、「平成30年11月11日(日)」にあります。

 年々手ごわくなっている試験です。過去問のみならずテキストも、キッチリ読み込んでおきましょう。

 冷3は、「年に1回」しか試験がないので、落ちると「長い」です。きっちり勉強して1回でパスしましょう。

 特に、過去問では問われていない「数式」は、要チェックです。“過去問にはない問題”の出題が増えています。

 冷3の勉強方法は「第三種冷凍機械責任者の独学」や「冷3の教材レビュー」をば、ご参考ください。

2電工:技能の試験勉強を

 第2種電気工事士(下期)の技能試験は「12月8日(土)」または「12月9日(日)」です。

 実質11月いっぱいが試験勉強期間です。

 技能試験は「慣れる」までが大変です。また、「習うより慣れろ」の試験ですので、候補問題をバリバリ作っていってください。

 2電工の勉強方法や独学向け教材は、「第2種電気工事士の独学」と「筆記試験の教材」、「技能試験の教材」で、確認ください。

法律系の11月

 行政書士の本試験が「11月12日(日)」に行なわれます。

 勉強が進んでいる人は、その好調を維持しましょう。

 勉強があまり進んでいない人は、過去問を復習するとともに、予想問題種や模試問題集を繰り返しましょう。ギリギリで受かる可能性があります。

管理業務主任者の試験勉強を

 管理業務主任者の本試験は、「平成30年12月2日(日) 午後1時~午後3時」です。

 試験勉強ができるのは、実質的に、11月いっぱいですので、本腰を入れてください。

 管理業務主任者は、宅建同様に、民法の“でき”で試験が決まるので、手薄な方は、民法に尽力してください。

 他の暗記科目は、直前の暗記で何とか凌げます。

 勉強方法等は「管理業務主任者の独学」を、使用教材については「教材レビュー」を参考ください。

登録販売者

 2018年11月に試験のあるのは、通称「中国ブロック」です。

 「鳥取県」「島根県」「岡山県」「広島県」「山口県」で受験予定の方は、追い込みを駆けましょう。

 公式のPDF過去問に手を付けていない人は、がんばって解きましょう。同じ問題が出るので、確実な点数アップになります。

 なお、12月に本試験のある九州ブロックの人は、そろそろ試験勉強に取り掛かってください。

 「暗記と記憶」ばかりなので、ある程度の時間が必要です。

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者:語呂合わせ」などがある「登録販売者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

 なお、試験勉強の詳細や医薬品の勉強については「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者の教材レビュー」を参考をば。

定番系の危険物取扱者・乙4と消防設備士・乙6の11月

 両資格とも、安定した求人があるので、世代や性別に関わりなく、取っておいて損のない資格で、知名度の低い無用な資格を取るくらいなら、絶対に「危険物取扱者」と「消防設備士」です。

 双方とも、難易度は高くなく、「11月」からの試験勉強でも、十分に間に合います。

 教材も1~2冊とリーズナブルなのも、推薦する理由です。

 そして、何気に「総務系資格」なので、女性の方にもオススメ、といった次第です。

 両試験の最大の特徴は、「受験の機会が多い」ことで、受験者の居住区以外の受験が認められている「越境受験」が可能です。

 極端な例を言うと、「東京都」では、ほぼ毎月試験が行われているので、地方在住の方は、東京まで、観光のついでに受けに行けばいいわけです。

 東京都は一例ですが、探せば近県で受験の申込をしているはずなので、近県の試験に申し込めばいいでしょう。

はじめての受験は、「危険物取扱者:乙4」か「消防設備士:乙6」

 当該2資格は、類別・種別でたくさんの種類がありますが、最初に受けるのは、危険物取扱者は「乙種4類(通称:乙4。可燃性液体)」を、消防設備士は「乙種6類(消火器)」を推薦します。

 理由は一番求人のある類・種だからで、応じて、受験者数も一番なのが、危険物取扱者は乙4で、消防設備士は乙6となっています。

 基本的に、危険物取扱者は「乙4」だけ取っておけばいいです。消防設備士は「乙6」を取ってからその他を考えたらいいです。

 当該2資格の負担は大きくないので、申し込んだときから試験勉強を開始しても、十分に間に合います。

11月の危険物取扱者(乙4)と消防設備士(乙6)

 危険物取扱者と消防設備士を受け付ける都道府県は、後述しています。

 両資格は必置資格で、取るのにそう苦労もしないので、時間が空いていて、身近で試験が行われるようなら、申し込むなり受験するなりしましょう。

 危険物取扱者の乙4の独学については、「乙種4類の独学」と、「乙4のテキスト・問題集を参考にしてください。

 消防設備士の乙6(消火器)の独学については、「消防設備士:乙6の独学」と、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。

危険物取扱者・11月申込の都道府県

 「11月」に危険物取扱者試験の申込を受け付ける都道府県は…、

  北海道岩手宮城山形

  茨城埼玉東京

  長野

  滋賀大阪兵庫

  高知

  佐賀

 …となっています。

 なお、申込期間は、各都道府県によって“絶妙に違う”ので注意が必要です。

 あちらの県では1週間ちょいしかないのに、こちらの県では2週間を過ぎても受け付けていたりします。

 早め早めに公式を確認をして、申込手続きを済ませることを推奨します。

 ちなみに、電子申請も可能で、スグに申し込めます。(凄く便利!)

 難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。

 なお、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版の願書は公式からダウンロードできます。

 なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2~3ヵ月後」です。

 危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

 勉強方法等、その他注意事項:乙種4類の独学

 独学向け教材:乙4のテキスト・問題集

消防設備士・11月申込の都道府県

 「11月」に消防設備士試験の申込を受け付ける都道府県は…、

  北海道山形

  福島群馬東京

  富山長野

  愛知

  滋賀奈良

  愛媛

  長崎大分

 …となっています。

 見ての通り、実施都道府県は多くないです。

 申込期間は、各都道府県とも、おおむね「11日前後」しかありません。

 消防設備士は、試験実施数が少ないので、申込み損ねると、結構、待つことになります。

 難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。(なお、甲種は製図があるので、時間を見ておきましょう。

 公式から、電子申請で申し込みが可能です。また、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版は公式からダウンロードできます。

 なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2~3ヵ月後」です。

 消防設備士をはじめて受けるなら、先述したように、「乙6(消火器)」がベストです。

 乙6の勉強方法等は、「消防設備士:乙6の独学」を…、

 独学向け教材については、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。

 また、消防設備士について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「消防設備士:ブログ記事」をばお目汚しください。

こまごましたもの

 資格のこまごましたことは、たとえば、「難化した試験は、元に戻らないどころか、さらに難化する」とかの記事を、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「資格の就職・転職事情」や「資格こもごも」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする