「9月」に重要イベントのある資格をピックアップ。簿記試験の申し込みあり。当該簿記試験の締め切りは、各地方でバラバラなので必ずチェック。FP技能士・建設業経理士は本試験あり、追い込みを。2電工・冷3は試験勉強に本格的に着手。宅建等法律系資格も本腰を。危険物多し、消防設備士少なし。
かいつまんで言うと…、
9月は、簿記・会計系資格に、「試験申し込み」という大きなイベントがあります。
管理業務主任者の申し込みが、9月より開始です。
また、FP技能士と建設業経理士の本試験があるので、追い込みを駆けます。
危険物取扱者の受験受付の都道府県は多数ですが、消防設備士は少しです。
危険物を受けようかと思ってるなら、余裕をこいてもいいですが、消防設備士を予定しているなら、受付開始即申し込みが無難です。
宅建と通関士は本試験が近いので追い込みの準備を。管理業務主任者等の資格は着実に論点の消化を。
簿記・会計系資格は、9月に、大きなイベントがあるので要注意です。
9月から、日商簿記の11月18日実施の第150回試験の申し込みが開始されます。
申し込み期限は、おおむね「9月の中旬から10月の中旬」までです。
簿記試験の申し込み期限は、商工会議所ごとに、絶妙に違っているので、必ず公式で確かめてください。
参考:https://links.kentei.ne.jp/examrefer
簿記3級は通常通りの試験ですが、簿記2級は、改定のある試験となります。
改定のあった論点は、まず、出題されるので、テキストと問題集で、完全に仕上げておきましょう。
なお、“初めて本試験に出題された論点”は、テキストの基本事項で出題される傾向があります。
これに対して、旧論点やおなじみの論点は、難化する傾向があります。
新論点・旧論点ともに勉強しておかねばならないので、注意が必要です。
なお、簿記2級の勉強方法等は「簿記2級の独学」を、独学向け教材については、「簿記2級の教材レビュー」を一読ください。
簿記3級の勉強方法は「独学の簿記3級:商業簿記」を、使用教材は「簿記3級の教材レビュー」を一読ください。
きたる「9月9日(日)」に、FP技能士と、建設業経理士の本試験が行われます。
FP技能士の3級なら、9月開始でもギリギリ合格の可能性があります。
FP技能士の2級は、多少の前提知識がないと厳しいですが、まだまだわかりません。ギリギリで合格する可能性は高いです。学科だけでもパスしましょう。
基本マークシートなので、受験放棄はやめましょう。追い込み次第で、するっと通る可能性はあります。
FP技能士1級の9月開始は、まあ、やるだけやって、自身の計画性のなさを反省する機会としましょう。
建設業経理士の2級も、9月開始は厳しいですが、日商簿記の2級があるなら、まだわかりません。ほとんどの論点は学習済みだからです。
建設業経理士固有の論点だけに絞って勉強し、ひたすら過去問を解いていれば、簿記2級保有者なら、受かる可能性はあります。
参考:FP技能士1級の独学
参考:FP技能士2級の独学
参考:FP技能士3級の独学
参考:建設業経理士2級の独学
受験の申し込みや本試験など、重要なイベントはありません。
ただ、第3種冷凍機械責任者試験(通称:冷3)や、第2種電気工事士は、本試験が近づいてきています。夏バテに注意して、テキストや過去問を消化していってください。
2電工の勉強方法や独学向け教材は、「第2種電気工事士の独学」と「筆記試験の教材」、「技能試験の教材」で、確認ください。
冷3の勉強方法は「第三種冷凍機械責任者の独学」や「冷3の教材レビュー」をば、ご参考ください。
大きなイベントはありません。
ただ、宅建と通関士は翌「10月」に試験が、行政書士は「11月」に、管理業務主任者は「12月」と、本試験が近づいています。
通関士と宅建は追い込みに入りましょう。ここのがんばりで最終結果は変わります。
行政書士は、9月中には、すべての論点を終わらせてしまいましょう。
管理業務主任者は、9月中に、民法を終えておきましょう。そうすりゃ後は消化試合です。
管理業務主任者の申し込みが、9月より開始です。
次に、管理業務主任者です。
申し込み期限は「平成30年9月3日(月)から平成30年10月2日(火)」です。
なお、本試験日は「平成30年12月2日(日) 午後1時~午後3時」です。受験手数料は、「8,900円」です。たかいねー。1回で受からんと。
公式はこちら「http://www.kanrikyo.or.jp/index.html」です。
勉強方法等は「管理業務主任者の独学」を、使用教材については「教材レビュー」を参考ください。
両資格とも、安定した求人があるので、世代や性別に関わりなく、取っておいて損のない資格で、知名度の低い無用な資格を取るくらいなら、絶対に「危険物取扱者」と「消防設備士」です。
双方とも、難易度は高くなく、「9月」からの試験勉強でも、十分に間に合います。
教材も1~2冊とリーズナブルなのも、推薦する理由です。
そして、何気に「総務系資格」なので、女性の方にもオススメ、といった次第です。
両試験の最大の特徴は、「受験の機会が多い」ことで、受験者の居住区以外の受験が認められている「越境受験」が可能です。
極端な例を言うと、「東京都」では、ほぼ毎月試験が行われているので、地方在住の方は、東京まで、観光のついでに受けに行けばいいわけです。
東京都は一例ですが、探せば近県で受験の申込をしているはずなので、近県の試験に申し込めばいいでしょう。
当該2資格は、類別・種別でたくさんの種類がありますが、最初に受けるのは、危険物取扱者は「乙種4類(通称:乙4。可燃性液体)」を、消防設備士は「乙種6類(消火器)」を推薦します。
理由は一番求人のある類・種だからで、応じて、受験者数も一番なのが、危険物取扱者は乙4で、消防設備士は乙6となっています。
基本的に、危険物取扱者は「乙4」だけ取っておけばいいです。消防設備士は「乙6」を取ってからその他を考えたらいいです。
当該2資格の負担は大きくないので、申し込んだときから試験勉強を開始しても、十分に間に合います。
危険物取扱者と消防設備士を受け付ける都道府県は、後述しています。
両資格は必置資格で、取るのにそう苦労もしないので、時間が空いていて、身近で試験が行われるようなら、申し込むなり受験するなりしましょう。
危険物取扱者の乙4の独学については、「乙種4類の独学」と、「乙4のテキスト・問題集を参考にしてください。
消防設備士の乙6(消火器)の独学については、「消防設備士:乙6の独学」と、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。
「9月」に危険物取扱者試験の申込を受け付ける都道府県は…、
…となっています。
なお、申込期間は、各都道府県によって“絶妙に違う”ので注意が必要です。
あちらの県では1週間ちょいしかないのに、こちらの県では2週間を過ぎても受け付けていたりします。
早め早めに公式を確認をして、申込手続きを済ませることを推奨します。
ちなみに、電子申請も可能で、スグに申し込めます。(凄く便利!)
難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。
なお、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版の願書は公式からダウンロードできます。
なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2~3ヵ月後」です。
危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。
勉強方法等、その他注意事項:乙種4類の独学
独学向け教材:乙4のテキスト・問題集
「9月」に消防設備士試験の申込を受け付ける都道府県は…、
東京、
和歌山、
鳥取、
高知、
沖縄、
…となっています。
見ての通り、実施都道府県は少ないです。
申込期間は、各都道府県とも、おおむね「10日前後」しかありません。
消防設備士は、試験実施数が少ないので、申込み損ねると、結構、待つことになります。
難易度的に、躊躇するものではないので、さっさと申し込んで、自分を追い込んでください。(なお、甲種は製図があるので、時間を見ておきましょう。)
公式から、電子申請で申し込みが可能です。また、紙の願書は近くの消防署で配布されています。PDF版は公式からダウンロードできます。
なお、本試験は、おおむね申込月を含む「2~3ヵ月後」です。
消防設備士をはじめて受けるなら、先述したように、「乙6(消火器)」がベストです。
乙6の勉強方法等は、「消防設備士:乙6の独学」を…、
独学向け教材については、「消防設備士:乙6の教材レビュー」をば、ご参考ください。
また、消防設備士について、適当かつ曖昧なことをブログにまとめています。「消防設備士:ブログ記事」をばお目汚しください。
資格のこまごましたことは、たとえば、「難化した試験は、元に戻らないどころか、さらに難化する」とかの記事を、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「資格の就職・転職事情」や「資格こもごも」で、ヒマな時間を潰してください。
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