はやわかり宅建‐景品表示法コメント

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 宅地建物取引士(宅建)の試験科目「景品表示法」の難易度や特徴をコメントしたページ。初心者向け。独学者向け。宅建の「景品表示法」がどのような科目なのか、まあまあわかる。試験勉強序盤の情報収集の一環に有用。出題数や取るべき点数を併せて述べる。

一番重要なこと・知っておくべきこと

 まずもって、「景品表示法」について、知っておくべきことは、「得点源」であるということです。

 言い換えると、「その他」の他の科目同様に、ほとんどの受験生は、当該科目で「1点」を取るので、「落とすことのできない、精神的にプレッシャーのある科目」であるといえます。

 まあでも、当該科目は、「1週間」もあれば、完全に対策が取れます。

 初学者の人は、「取らないといけないけど、そんなに気にしなくてよい」と、踏んでいてください。

点数計算

 「景品表示法」は、例年『1問』出題されます。

 目標点は、「1点」です。

 参考:宅建 予想得点計画

優先順位

 「景品表示法」ですが、優先順位は、「高くない」です。

 後述しますが、「その他」は、難問や奇問を出し難い科目のため、オーソドックスな問題・定番問題が多いです。

 参考:宅建「その他」の「景品表示法」の過去問リスト

 また、後述するように、「景品表示法」は、試験問題が容易な上、対策も容易なので、油断は禁物ですが、「まあ大丈夫」と、“大船”に乗ったくらいに思っておきましょう。

前もってアドバイス

 「景品表示法」ですが、最も出題されるのは、「これこれの広告はOKだが、こういうのはダメ」といった知識問題です。

 当該広告の論点ですが、実は、「宅建業法」の広告規制や営業規制と被っていることが多く、そこからの類推で判別できたりもします。

 また、常識的に判別できる選択肢が、たとえば、(こいつは、常識的にダメだろー)的に、判断できる選択肢も、よくよく出題されるのです。

 「景品表示法」の独自の論点もあるのですが、まあ、テキストを精読していれば、判断できる内容がほとんどです。

 そして、本試験での出題は、ほぼテキストからで、さらに付け加えるなら、過去問からの「使い回し」も多いです。

 こんな次第で、油断は厳禁ですが、ほとんどの受験生は、苦労することがないです。

 勉強方法等については、「宅地建物取引士(宅建)の勉強方法:その他‐景品表示法」を、一読願います。

「その他」について

 宅建が初めての人に、「景品表示法」が属する試験科目の「その他」について、説明しておきます。

 「その他」ですが、これは、一口で言うと、「講習免除科目」です。

 そのまんまですが、ある一定の人(不動産業に勤めている人等)は、『講習』を受けることができ、当該『講習』を受けると、「その他」の「5問」が免除される、ってな次第です。

 つまり、『講習』を受けると、「その他」を勉強しなくていい、ってな塩梅です。

公平性は、“ちょっぴり”確保されて

 当該『講習』ですが、受講には、ある程度の条件があるため、皆が皆、受講できません。(お金もかかります。)

 当然、受講できない受験生からすれば、「不公平」でしかないわけです。

 しかし、試験の公平性を確保するためか、当該「その他」は、熾烈な点数競争のある「民法」や「法令上の制限」、「宅建業法」などと比べたら、段違いに「カンタン」です。

 「その他」は、「統計」を除けば、難問もあまり出ないし、凝った出題もないので、テキストを読んで過去問を解いていれば、穏当に「4~5点」は、取れます。

 まあ、「統計」だけは、テキスト・過去問で対策できませんが、それでも、「予想問題集・模試問題集」で対策可能です。

 参考:宅建:模試問題集・予想問題集レビュー

 こんな次第で、『講習』が受けられないからといって、格段に不利になるわけでもないので、満点の「5問」を、狙って行きましょう。

 「その他」で点が取れると、最終得点の計算が実に「楽」になります。

油断は禁物

 景品表示法を、甘く見てはいません。

 カンタンだからこそ、もし、落としてしまうと、“致命的な点差”となります。

 宅建では、「やさしい」ものほど、「落とせなくなる」ので、逆に、精神的に負担がかかります。

 過度に神経質になることはないですが、テキストと過去問とは、キッチリ消化しておきましょう。

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