独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

露出配線(点線)の図記号の憶え方‐第2種電気工事士・筆記

このページでは、「露出配線(点線)」の憶え方を述べています。

かなり“こじつけ”が入っているので、公言すると笑われます。試験用と割り切ってください。

他の配線の図記号は、「ブログ記事:配線用図記号」を、一読ください。

露出配線(点線)

一口で言うと、先の画像のように、露出配線は、「点線」です。

過去問の「配線図」の資料を見てみましょう。

H26筆記試験の配線図です。

H27筆記試験の配線図です。

資料を一目見ればわかりますが、「点線」は、ほとんどありません。

先の資料でも、1箇所くらいしかありません。

(なお、H27筆記の⑱の点線は、LDの傍記があるので、「ライティングダクト」です。)

憶え方

憶え方としては、「露出配線は、点々としている」くらいに、憶えます。

基本、電気の流れる配線は、人の手が触れないように、「隠ぺい」されるのが、常です。

「露出配線」は、その名の通り、露出していて危険です。よって、滅多矢鱈に施工されず、先の資料のように、そんなに数がないです。んなもんで、「点々」としかないってな塩梅です。

こじつけですが、「露出配線→数少ない→点々としている→点線」くらいに、頭に入れましょう。

以上は、わたしの憶え方なので、公言はしないでください。恥をかきます。

ボイラーの検査(溶接検査,構造検査,落成検査,性能検査,使用検査,使用再開検査,変更検査,)のまとめ‐二級ボイラー技士の法令

「法令」の論点「ボイラーの検査」ですが、すべてを憶える必要はありません。

出るものに絞って、憶えて行きましょう。以下に、各検査について、見ていきます。

溶接検査・・・無用

「溶接検査」ですが、溶接作業に着手する前に行う検査です。

言うなれば、ボイラーの製造時の検査であり、運用側の二級ボイラー技士とは関係ないので、試験には出ません。

こういうのもある、くらいに押えておきましょう。

構造検査・・・無用

「構造検査」ですが、ボイラーを製造したときに行う検査です。

先と同じように、言うなれば、ボイラーのメーカーで行う検査のため、二級ボイラー技士とは、そう関係がありません。

よって、選択肢の一部くらいに出るのが関の山。

こういうのもある、くらいに押えておけばよいでしょう。

落成検査・・・重要

「落成検査」ですが、ボイラーの設置工事が終了した後に、受ける検査です。

二級ボイラー技士も関わってくるので、試験には出ます。

「落成」とは、「工事が完了して建築物などができあがること」を意味します。

「設置」とよく似ているので、「言葉の意味のつながり」で、「設置・・・落成検査」と憶えるといいでしょう。

さて、当該落成検査ですが、設置工事後の検査です。

んで、ボイラーの設置には、当該ボイラーが技術的基準に適っているかどうかの検査を、前もって、受ける必要があります。

それが、先に見た「構造検査」や、次に見る「使用検査」となっています。

んで、当該落成検査にパスすると、知事より、「ボイラー検査証」が交付されます。

使用検査・・・最も重要

一番よく出るのが、「使用検査」で、最も重要です。

「使用検査」ですが…、

ボイラーを輸入した者。

構造検査または使用検査後、1年以上、設置されなかったボイラー(保管良好なら2年以上)を、設置しようとする者。」

使用を“廃止”したボイラーを、再び設置し、または、使用する者

…が受ける検査です。

使用検査キーワード

「使用検査」の最重要キーワードは、「廃止」です。

徹底して、「使用検査・・・廃止」を、ガチ暗記してください。

本試験のひっかけ問題で、「使用を休止したボイラーを設置するには、使用検査を受ける必要がある」などと、よく出題されるからです。

使用検査は、“廃止”したボイラーが対象です。

「ボイラーを輸入した者」も、よく出ます。

「ボイラーを輸入した者は、構造検査を受けなければならない」といった出題が典型例です。

「×」です。受けるのは、「使用検査」です。

「1年無設置」も、出ます。

「1年以上、設置されなかったボイラーを、設置しようとする場合は、使用再開検査を受けなければらない」などが、出題例です。

「×」です。受けるのは、「使用検査」です。

使用検査・・・輸入・1年無設置・廃止』と、ガチで暗記してください。

使用再開検査・・・とても重要

「使用再開検査」ですが、「使用を休止したボイラーを、再び使用するとき」に、受けなければならない検査です。

キーワードは、「休止」です。

整理して憶えてください。

「廃止ボイラー」は、「使用検査」です。

「休止ボイラー」は、「使用再開検査」です。

ひっかけ問題で、定番なので、ガチで暗記です。

先に見た「使用を休止したボイラーを設置するには、使用検査を受ける必要がある」などと、出題されても、「休止=使用再開検査」だと、即答できるようになっておきましょう。

性能検査・・・とても重要

「性能検査」ですが、「ボイラー検査証の有効期間が満了する前」に、受ける検査です。

要は、ボイラー検査証の更新をするときに、受ける検査です。

キーワードは、「ボイラー検査証の有効期間」です。

ひっかけ問題で、「ボイラー検査証の有効期間を超えて使用する場合は、使用検査を受けないとならない」などと、出ます。

「×」です。

キーワードの「ボイラー検査証の有効期間」がある場合、「性能検査」です。

性能検査の他の論点

「性能検査」は、より突っ込んだ出題があります。

検査の前は、当然ですが、ボイラーと煙道を冷却し、掃除しておく必要があります。

そして、検査対象ですが、「ボイラー、ボイラー室、配管の配置状況、据付基礎、燃焼室、煙道の構造」について、行われます。

太線の「配管の配置状況、据付基礎」は、よくよく登場するので、正確に押えてください。

変更検査・・・それほど

「変更検査」ですが、「ボイラーの変更工事が終了したとき」に、受ける検査です。

当該変更検査は、あまり問われません。

「変更届」の方がよく問われるためです。

テキストを、ざっと読んでおけば、大丈夫です。

なお、「変更届」については、「変更届のまとめ+語呂合わせ」を、一読ください。

変更届のまとめ+語呂合わせ‐二級ボイラー技士の法令

「法令」の論点「変更届」ですが、効率が良いのは、「変更届は無用」の方を憶えることです。

テキストには、長々と書かれていますが、まずは、届出をしなくてよいケースを、憶えましょう。少ない労力で点が取れます。

変更届が無用

変更届が無用なのは…、

・水管

・煙管

・水処理装置

・給水装置

・空気予熱器

…となっています。

最初の2つの「水管」と「煙管」には、注意してください。

「水管」と「煙管」は、ボイラーにおいて、主要な部分ですが、任意に長さを変えられるため、変更届が必要ありません。

間違えやすいので、注意してください。

語呂合わせ

変更届は、「水と空気と煙は、要らん」くらいの語呂で、憶えるとよいでしょう。

語呂ですが…、

水・・・“水”管、“水”処理装置、給“水”装置

空気・・・“空”気予熱器

煙・・・“煙”管

…といった寸法です。

変更届が必要

変更届が必要な箇所ですが、よくよく考えれば、すぐわかります。

ボリュームもそこそこあるので、余裕のある人だけ、押えればいいでしょう。チェック用に見ておいてください。

変更届が必要な箇所は…、

胴、ドーム、炉筒、火室、鏡板、天井板、管板、管寄せ、ステー

エコノマイザ(節炭器)、過熱器

燃焼装置

据付基礎

…となっています。

どれも、ボイラーの重要な部分なので、大丈夫かと思います。

付属装置に注意!

付属装置のエコノマイザ(節炭器)、過熱器は、注意してください。

この2つは、変更届が「必要」です。

対して、同じ付属装置である「空気予熱器」は、届出が「無用」です。

以下のように…、

エコノマイザ(節炭器)、過熱器・・・変更届必要

空気予熱器・・・変更届無用

…整理して憶えましょう。