独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

にんじんと勉強

勉強での疲れとは何か、それは、「目」の疲れであります。

勉強中は、テキストの小さな文字や数字を凝視しているわけで、真剣にやっていたら「疲れない」方がヘンでありましょう。

勉強を始めて暫くすると、やる気が薄れていくのも、「目」が疲れてきたからであります。

一度、目を酷使してしょぼしょぼしている状態で、勉強してみてください。どうにも集中力が、続かないように思います。

しかしまあ、「身体」という点からすれば、「疲れているから休ませよう」という自然の態度なわけでありまして、別段、気合や精神力云々の問題ではないわけでございます。

では、逆を考えれば、つまり、「人は目が疲れたら作業を止めるか滞る」わけならば、当該「目」の疲れを何とか和らげることができれば、より多く、より長く、より質の良い勉強ができる、という寸法でございます。

よくある「勉強が続かない」「すぐ飽きる」という現象は、実際のところ、「目が疲れているから、できない」ケースがあるものでございます。

勉強も一種の身体行為であり、疲れと無縁にいられるわけがありません。

そこで、「目の疲れ」をどうするか、なのでありますが、推奨するのはタイトルにあるように「にんじんを食べる」であります。

4分の1切れでも、にんじんを毎日食べていると、目の奥の重みや鈍痛、あとはまぶたを閉じたときのピリピリ感が少ないと実感している次第です。

昔から、にんじんを食べると目が良くなるなんていいますが、これは、「目が疲れにくくなるから、いい状態の目が続く」と言えるように思います。

わたしは、熊本県産の「フルーツにんじん」を愛食していて、時折、にんじん入り野菜ジュースを飲む、といった次第であります。

野菜ジュースをまとめ買いして、お勉強時のお茶代わりに、カロリーと糖分の補給源にするというのも、いいアイデアだと思います。コーラをドカ飲みするよりかは健全であります。

何だか勉強が続かないなあという方は、ぜひとも、「目」の状態の改善から、お図りくださればと存じます。 

にんじんを食べるなんざ、「500円」もあればできることですし、ヤツメウナギを摂取するよりも安上がりです。

 

ブロッコリーやホウレンソウを湯がくときは、重曹を一つまみ

ブロッコリーやホウレンソウなど、葉物野菜を湯がくときは、重曹を1つまみ入れて湯がくと、色鮮やかに茹で上がります。

もちろんのこと、当該ケースで用いる重曹は、「食用グレード」です。

鍋にお湯を張って沸騰させて、ほんの一つまみ、パラリと重曹を入れます。

その後で、葉物野菜を入れるという塩梅でございます。

単にこれだけの作業なのですが、茹で上がった後の野菜は、何となく色がきれいに見えるものでございます。

それだけではなくて、加えて、個人的には、「痛み方」も少なくなる、実感がございます。

つまり、保ちがよくなったかも、という「感じ」がします。

茹でたブロッコリーやホウレンソウは、もって3日ですが、重曹で湯がくと、色の変色や粘り気が少ないように思います。

何でそうなるのかはよくわかりませんが、重曹を入れて湯がいたことで、重曹の弱アルカリ性が野菜に浸透し、雑菌の増殖を抑制しているのかな、なんて思っております。

昨今の弁当等には、「PH調整剤」によって、食品の衛生を保っていますが、これは、食品をアルカリ性にすることで、雑菌の増殖を防いでいるます。

一度、コンビニの弁当等をご購入の際は、成分分析一覧をお調べください。大半で、PH調整剤が使われているはずです。

重曹には、「防腐」というほどの劇的な効果はありませんが、多少の「痛み防止」にも、重曹湯がきは験があるように実感している次第でございます。

単に重曹を一つまみ入れる手間しか食わないので、ぜひとも、参考にしてみてください。

 

勉強の中断が続いたら、座ることから

ある時までは、順調に勉強が続いていたのに、ある時を境に、「やらなくなってしまう」というのは、よくある事象でございます。

そら、仕方がないのでございます。

子どもが急に熱を出したり、突然のトラブルやアクシデントが発生したら、その対応にてんてこ舞いであって、優先順位の低いお勉強など、流暢に取り組んでいられない、てなわけでございます。

しかし、当該「急な事態」が収束していけば、応じて、お勉強に戻っていかねばならないわけですが、さて、何かと「めんどくさい」のであります。

長年、「勉強」という作業を行っているわたくしでも、やはり、心には、べっとりとした粘着質の『イヤだなあー』がへばりついているものでございます。

しかし、なのでございます。

何だかんだでやり始めて、「最初の大きい石」が動くと、かつての調子が戻ると言いますか、次第に、1~2週間くらいの時間がかかって、かつての作業量に戻っていくというのが、実感するところでございます。

問題は、「どのように自分を、何だかんだでやり始める状態に、持っていくか」です。

気合も精神力も決意も必要でしょうが、大事なのは『形式』です。精神力で何とかなるなら、思った瞬間、元に戻っているわけで、それらで「戻らない」から困っているわけです。

勉強の「一時」の中断が「本格的な中断」になってしまい、再開に躊躇しているときは、単純至極、とりあえずは、机の前に行って、座りましょう。

(あれもこれもしないと)とか、(あそこは大丈夫か憶えているか)といった不安が、いろいろと頭に浮かびます。

それでも、深くは考えず、座ります。ここがポイントです。

不思議と、座って所在ない・手持ち無沙汰な状態になると、テキストや問題集に手が伸びるものなのです。

身体は案外記憶力のいい器官で、かつて「そうであった体勢」となると、「むかしやったこと」を、記憶からトレースする(引き写す)のであります。

うだうだ頭で考えず、理性的にも考えず、まずは、「机の前に行くこと」と「机の前に座ること」を、ご助言する次第でございます。

そもそも、避けてちゃ、なーんも解決はしません。