独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

香りの健胃成分‐オウゴン・ショウキョウ・コウボク・チョウジ・ウイキョウ・ソウジュツ・ビャクジュツ・ケイヒ・チンピ-登録販売者 生薬の語呂あわせ

本ページでは、香りの健胃成分の生薬の、「オウゴン」「ショウキョウ」「コウボク」「チョウジ」「ウイキョウ」「ソウジュツ」「ビャクジュツ」「ケイヒ」「チンピ」の語呂を述べていきます。

登録販売者で登場する生薬は100個強あります。

ぜんぶを憶えるのは大変ですが、「語呂あわせ」で憶えられるものも多いです。「暗記と記憶」の参考までに。

香りの健胃の生薬の語呂合わせ

最初に語呂から言うと、「黄金の生姜と香木、丁度装備したケチ」で、「オウゴンのショウガとコウボク、チョウどソウビしたケチ」です。

文言的にはそのままなのですが、補足すると、黄金でできた生姜と香木を借りようとしたら、そのケチな奴は、さっき装備したばかりなんで貸せないんですよーと言われている、ってな荒唐無稽な場面です。

さて、カタカナのところが、生薬の頭文字になっています。

オウゴンのショウガとコウボク、チョウどソウビしたケチ

1つ1つ見て行くと…、

オウゴン・・・オウゴン

ショウガ・・・しょうが→生姜→ショウキョウ

コウボク・・・コウボク

チョ・・・チョウジ

ウ・・・ウイキョウ

ソウ・・・ソウジュツ

ビ・・・ビャクジュツ

ケ・・・ケイヒ

チ・・・チンピ

…といった寸法です。

「ショウキョウ」のところは、少しだけ注意してください。

憶えやすいように「ショウキョウ」を、漢字の「生姜」で把握しています。本試験では、「生姜」で出ないので注意してください。

んで、「装備」の「ソウ・ビ」のところの、「ソウジュツ・ビャクジュツ」ですが、後ろの「ジュツ」のところが一緒なので、ここを記憶のフックに利用してください。すっきり頭に残るかと思います。

なお、「健胃成分」には、「苦味による健胃成分」もあります。きちんと整理して憶えてください。

先の「黄金の生姜と香木、丁度装備したケチ」は、同じ「健胃」でも、「香り」の方です。

参考:苦味の健胃成分‐ゲンチアナ・オウバク・オウレン・センブリ・リュウタン・ユウタン‐登録販売者 生薬の語呂あわせ

とりあえず語呂から

本試験では、「生薬とその作用」の組み合わせ以外にも、「生薬の由来や原料・基原」なども問われます。

また、複数の成分のある生薬もあります。

たとえば、「ケイヒ」ですが、これには、「発汗・解熱」の作用もあります。

こうしたのも狙われるので、憶えておく必要があるのですが、一時にぜんぶを憶えるのは、さすがに無理です。

まず、「名前」と「作用」から憶えて、徐々に肉付けする感じで、生薬を勉強していってください。

わたしは、2~3週間かけて、頭に入れていきました。

まとめ

以上、「香りによる健胃成分」の生薬の語呂「黄金の生姜と香木、丁度装備したケチ」でした。

個人的には、結構うまく作れたなーという出来で、これでソックリ憶えることができました。

これで、100個強の生薬のうち、9個を憶えることができます。

通勤や通学時の細切れ時間で、ブツブツ唱えて、あなたの周りだけ空間ができてください。

または、寝る前に唱えてみてください。配偶者も近寄らなくなります。

なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。

利尿‐ソウハクヒ・キササゲ・モクツウ・ブクリョウ・カゴソウ・サンキライ-登録販売者 生薬の語呂あわせ

登録販売者で登場する生薬は100個強あります。

ぜんぶを憶えるのは大変ですが、「語呂あわせ」で憶えられるものも多いです。

本ページでは、「利尿」作用のある生薬の、「ソウハクヒ」「キササゲ」「モクツウ」「ブクリョウ」「カゴソウ」「サンキライ」の語呂を述べていきます。

「暗記と記憶」の参考までに。

利尿作用の生薬

最初に語呂から言うと、「蒼白のキモイ部下、○○さん、きらい!」で、「ソウハクのキモいブカ、○○サンキライ」です。

カタカナのところが、生薬の頭文字になっています。

ソウハクのキモいブカ、○○サンキライ

1つ1つ見て行くと…、

ソウハク・・・ソウハクヒ

キ・・・キササゲ

モ・・・モクツウ

ブ・・・ブクリョウ

カ・・・カゴソウ

サンキライ・・・サンキライ

…といった寸法です。

青白い顔をした、気持ちの悪い部下である「○○」さんが嫌い、といった感じで語呂を覚えてください。

とりあえず語呂から

本試験では、「生薬とその作用」の組み合わせ以外にも、「生薬の由来や原料・基原」なども問われます。

たとえば、「カゴソウ」ですが、これは、「シソ科のウツボグサの花穂」が基原となっています。

たとえば、「モクツウ」は、「アケビまたはミツバアケビの蔓の茎」が基原です。

こうしたのも狙われるので、憶えておく必要があるのですが、一時にぜんぶを憶えるのは、さすがに無理です。

まず、「名前」と「作用」から憶えて、徐々に肉付けする感じで、生薬を勉強していってください。

わたしは、2~3週間かけて、頭に入れていきました。

まとめ

以上、利尿作用のある生薬の語呂「蒼白のキモイ部下、○○さん、きらい!」でした。

個人的には、会心の出来で、これでソックリ憶えることができました。

これで、100個強の生薬のうち、5個を憶えることができます。

通勤や通学時の細切れ時間で、または寝る前に、ブツブツ唱えてみてください。

なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。

登録販売者の公式のPDF過去問を解く3つの理由

結論から言うと、PDF過去問を解く理由は、最終得点を格段に上げることができるからです。

おおむね「5点」くらいは、最終得点の底上げが可能です。

最終得点を「100点前後」くらいにまで上げて、“絶対安全圏で合格したい”方は、ぜひともPDF過去問を解いてください。

以下、公式過去問を解く理由を、3つ挙げていきます。

理由1:誰でも点数が上がる‐使い回し問題

PDF過去問を解く最大の理由は、登録販売者試験には、「問題の使い回し」が“そこそこ”あるからです。
たとえば、旧大阪府試験の「殺虫剤」の出題なのですが、下の画像はH27年度の問題で…、

んで、下の画像がわたしが受けたときの、H29の問題冊子です。

ほとんど同じ内容の問題が出ています。問題番号すら同じですね。

まあ、最近の試験では、ここまで露骨ではありませんが、問いがほぼ一緒、答えもほぼ一緒で、即答できる問題は、“そこそこ”あります。

こういう問題は、正直、問題演習さえしておけば、誰だって正解できます。

また、問題の「使い回し」があるなら、選択肢の「使い回し」もあるので、PDF過去問を解くだけで、即答可能な選択肢が増えて、点数の可能性がぐっと上がります。

理由2:頭の体力づくり

PDF過去問を解く理由ですが、切実なのが、「頭の体力づくり」です。

本試験は、「120問」出題されるのですが、午前試験「60問」で、午後試験「60問」の構成です。

解答時間は、午前・午後ともに、「2時間」です。

つまりは、「60問」を「2時間」で解くわけですが、慣れてないと、かなり疲れて、頭がぼんやりします。

本試験では、一問一問を解く実力だけでは、ダメです。一気に60問を解くことのできる、頭の体力が必要となります。

最初のうちは、60問を解くのが一苦労かと思いますが、過去3年分を解けば、かなり頭の体力も付いてきます。

PDF過去問をガシガシ解いて、こう言うと変ですが、“本試験で息切れのしない”頭の体力を作り上げておきましょう。

なお、「登録販売者の独学」でも述べてますが、受験予定地のPDF過去問で足りなくなってきたら、模試的に使える「奈良県試験」で、過去問演習をしてください。

理由3:傾向把握

受験予定地のPDF過去問を解く最後の理由は、「傾向の把握ができる」ことです。

最近の試験では、テキストのどの記述・論点からも出題されるようになっているため、以前のような如実な「傾向」というものはありません。

また、以前は、各県(各ブロック)で、試験問題がそこそこ違っていましたが、最近では、大差のないものに“平準化”されています。

しかし、それでも、直近試験の傾向がどうなのかは、知っておくべきです。直前期での復習に、とても有効だからです。

ある特定の論点が難しくなっているなら、そこを念入りに読み込んでおかねばなりません。

たとえば、「法規」の「薬機法第1条」の穴埋め問題です。以前の試験では「出てない」語句がドンドコ出るようになっているので、これまで以上に、テキストの文言に当たっておかねばなりません。

たとえば、令和5年度から、「適正使用」の「添付文書」が格段に難しくなっています。よって、テキストを精読しないと大きな失点となります。

また、(こんなん出ないだろー)と思っていたところが、意外に、本試験で問われるようになるのです。

たとえば、「適正使用」の「企業からの副作用等の報告」などは、初出題時は、奇問珍問の扱いでガチの「捨て問」でしたが、今では、定番問題と化しているので、優先してやるべき論点となっています。

PDF過去問を解いていくと、やるべき対象が格段に見えてきます。

PDF過去問は、情報収集のためでもあるのです。

「捨て問」づくりも

PDF過去問で傾向を掴むと、変な言い方ですが、「自信をもって、捨て問を作る」ことが可能となります。

登録販売者試験は、5科目もあり、面倒で苦手な論点も、当然あることでしょう。

しかし、試験の出る出ないの凹凸を把握していれば、(あまり出てないし、もういっか、捨てよう)とか、(この論点は捨てて、他の論点で点を確保しよう)といった決断もしやすくなります。

たとえば、「適正使用」の「相談すること」の論点ですが、出題数が3問程度なら、完全に捨ててしまい、「使用しない」のだけに尽力すれば失点は押さえられます。

そのほか、「法規」では、クソみたいなリスト問題が出るのですが、いちいちこんなリストまでやっとれんといった次第で、あまり出てないものは捨てる、ってな次第です。

PDF過去問を解いてみて、苦手・嫌・面倒な論点を捨てても、致命的な失点にはならないことがわかっていれば、ざっくり「捨て問」にしてしまい、その余力を、頻出論点に充てることが可能です。

補足理由1:マークシート対策

PDF過去問を解く補足的な理由ですが、マークシート対策です。

登録販売者試験は、「120問」も解答することになるので、マークシートに慣れてなかったり、試験的なものから離れていたりすると、「マークミス(記入ミス)」をします。

また、登録販売者試験は、「正しい組み合わせはどれか?」という出題形式が多いため、最終解答の「選抜ミス」が“かなり”起きます。

本試験では、マークミスの1つや2つは、間違いなく生じると仮定して、対策を練っておくべきです。わたしのような試験慣れした人間でも、登録販売者では、マークミスがあって、見直し時に修正したくらいです。

PDF過去問を解く際は、実物のマークシートで解答して、マークシート慣れしておくべきです。

とりわけ、問題を飛ばしたときに、ちゃんと、マークを1問空けて解答できるか、疑似体験しておきましょう。

過去問演習の時点で、(あ、ホント、これ、間違えるわ)という体験をしておけば、本試験では、如実に、マークミスを減らすことができます。

補足理由2:時間配分チェック

次に、「時間配分チェック」がPDF過去問を解く理由です。

本試験の「60問」の解答時間は、「2時間」です。(午前試験:2時間、午後試験:2時間です。)

PDF過去問を解く際は、必ず時間を計って、時間内に解けるかどうか、チェックしてください。

スピードも実力のうちです。

1問1問は解けても、60問を解くのに時間のかかる人がおられますが、ぶっちゃけ、単に実力が「ない」だけです。

実力があれば、2時間どころか、1時間強で「60問」を解くことができます。

時間内に解けない人は、「どこでもたついているか」を調べて、当該科目なり論点なりの復習を行ってください。

最後に‐PDF過去問は、やはり解くべき

PDF過去問ですが、まずもって、解けなくても・できなくても、気を落とさないでください。

過去問演習は、単なる「実力チェック」でしかありません。これから、いくらでも挽回できます。シッカリ復習していきましょう。

ちなみに、過去3回分のPDF過去問で、コンスタントに90~100点取っていれば、本試験でも、穏当に合格点が取れます。まず受かります。

対して、合格点の84点前後なら、危ういです。間違えた問題を徹底復習してください。

どうにも苦手な問題は、その解き方と答えとを、丸暗記してください。これだけでも、全然違います。

資格試験の鉄則は、「過去問に出たことは、甘く見てはいけない」です。

登録販売者も、資格試験である以上は、PDF過去問をやはり“解くべき”です。