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第22問:配線と電線管の図記号‐平成28年後期筆記‐第2種電気工事士の過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

難易度は「やさしい」。定番の問題なので、必ず取らないといけない。本問は、配線と電線管の図記号を問う、基礎・基本的な問題である。平成28年の後期の筆記試験の第22問の過去問解説。文系ド素人や独学者向け。憶え方への参考リンクも。

第22問は、「電線管」と「配線」の図記号の基礎的・基本的な問題です。

本問ができないのは、圧倒的に勉強不足でヤバイです。絶対に取れるようになっておいてください。

言うまでもなく、文系ド素人は、本問を落とすわけには行きません。

本問ができないと、技能でも支障があるので、必ずマスターです。

解説

本問は、「1つの問題に、2つの問い」が含まれているので、消去法で行くのがベターです。

「電線管」と「配線」の図記号を、1つ1つ、潰していきましょう。

なお、憶え方があります。

「電線管」については、ブログ記事「電線管の種類と記号の憶え方‐薄鋼電線管・ねじなし電線管・2種金属製可とう電線管」と…、

電線管の種類と記号の憶え方2‐PF管とCD管・VE管・HIVE管・FEP管」を…、

「配線」については、ブログ記事「配線を表す図記号の憶え方」を参考にしてみてください。

ま、憶えてさえいれば、1点です。文系ド素人のためにあるような問題であります。

くそみそのイ

まず「イ」ですが、記号は「E」なので、「ねじなし管」です。(先のリンク記事で言えば、ね→NE→Eです。)

んなもんで、「厚鋼電線管」と表記されている時点で「×」と相なります。

また、配線ですが、点線は「露出配線」なのに、選択肢は「天井隠蔽配線」となっているので、これまた「×」です。

従って、「イ」は、くそみそにダメってな寸法です。

基本のロ

選択肢「ロ」ですが、実線は「天井隠蔽配線」なのに、選択肢が「露出配線」となっている時点で「×」となります。

なお、当該選択肢は、何気に間違えやすいので注意です。露出配線は点線です。

なお、電線管は「PF」ですが、これは「合成樹脂製可とう電線管」です。

「硬質塩化ビニル電線管」は「VE」なので、これまた「×」です。

んなもんで、「ロ」もくそみそにダメ、ってな次第です。

薄幸のハ

「ハ」の電線管には記号がありません。

そう「なし」ですので、「薄鋼電線管」と相なります。(先のリンク先に言うと、ないない尽くし→薄幸→薄鋼)

んなもんで、この時点で「×」となります。

なお、配線は、実線は天井隠蔽配線なので正しいです。

ニの説明

「ニ」は、点線なので露出配線です。従って「正しい」です。

電線管は(F2)なので、「2種金属可とう電線管」で、「正しい」です。

「正しい」に「正しい」なので、当該選択肢が「○」と相なる次第です。

なお、記号中に「2」という数字が出るのは、当該「“2”種金属可とう電線管」だけなので、「2」がらみで憶えるといいでしょう。

まとめ

本問は、電線管と配線の図記号の、基礎・基本問題で、落とすわけには行きません。

憶えるのはなかなかに難ですが、先に消化したブログ記事を参考にしてみてください。少しは負担が軽くなるはずです。

参考:電線管の種類と記号の憶え方‐薄鋼電線管・ねじなし電線管・2種金属製可とう電線管

参考:電線管の種類と記号の憶え方2‐PF管とCD管・VE管・HIVE管・FEP管

参考:配線を表す図記号の憶え方

ホント、知っていさえいれば取れるので、こういう論点こそ、文系ド素人は率先して勉強しなくてはいけません。

間違えた人は、最低でも3回は解き直してください。

なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を…、

独学向け教材については、「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」をばお目汚しください。

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