独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

おねしょの処理にはクエン酸

アンモニア臭には、「クエン酸」が効くので、そこで、「おねしょ」にクエン酸を応用する、という次第です。

「お掃除の基本原則とは何か?」といいますと、

におわなければキレイに感じ、におうと汚く感じる」です。

部屋がグチャグチャでも、臭わなければ、少しばかりは清潔感があります。

たとえば、オフィスです。書類やら資料やらダンボールなどで滅茶苦茶のゴチャゴチャ、捨ててないゴミ袋が山となっていても、“臭わなければ”、人は汚いと感じません。

反対に、整理整頓され掃除がどれだけ行き届いていても、多少でも“臭えば”、たとえば、生ゴミ臭、垢臭、醗酵臭がすると汚いな、不潔だなーと感じるのであります。

そう、「臭い」さえ何とか処置できていれば、“きれいに感じる”のが我々なのです。

つまり、何かで汚れても、臭わなくなっていれば、きれいに感じるので、掃除は終了となる、という塩梅です。

掃除の要諦とは、「臭わなくする」ってことです。

で、「おねしょ」です。

おねしょをしたとしても、おしっこのアンモニア臭さえ片付けてしまえば、“きれいに感じる”のです。少なくとも、違和感や不潔感、汚さ感は激減します。

アンモニアにクエン酸をかけると、クエン酸の酸とアンモニアが反応するので、おしっこ臭は直ちに消えます。

ですから、おねしょのふとんを干すときに、しゅしゅと霧吹きに水で溶かしたクエン酸を満遍なく振り掛ければ、アンモニア臭は雲散霧消してふとんの処置は終了となります。

後は、天日にさらして日光消毒して、乾くのを待つだけです。

おねしょのパジャマや下着を洗濯する際も、クエン酸を吹き付ければアンモニアは化学変化して臭わなくなります。

しゅしゅと適当に吹き付ければ下処理済で、後は、洗濯機を回すだけです。

トイレの臭い(アンモニア臭)にクエン酸」でも述べていますが、クエン酸はトイレと抜群の相性を誇ります。

で、「おねしょ」にもアンモニア繋がりで、クエン酸を使ってみてください、という次第なのでした。

なお、わたしが使っているクエン酸は、「ニチガのクエン酸1キログラム」です。1キロもあるとほとんど減らないので、タダみたいに感じます。

乙4の受け方は、午前・午後の2回受験(併願受験)

結論から言うと、危険物取扱者の乙種4類は、午前と午後の2回、受験するのがよい、という次第です。

まず、大前提として、「乙4は落ちる」ということです。

乙4は年々難化傾向にあり、以前のような試験ではないということを、しっかりと頭に叩き込んでおくべきです。

わたし自身は、1回で受かったのですが、受験した当時は、(こら、落ちたかも知れんなァ)と消沈しながら帰路に就いたものでした。そのくらいの難易度で、悩ましい問題が出ました。

で、その時思ったことが、「もし落ちていたら、次は“保険の意味”で、午前と午後の2回受けた方がいいな」ということでした。

ご存知のように、危険物取扱者の乙4は、午前と午後の併願受験という形で、「1日に2回」受験できます。

結局、乙4のネックは「基礎的な物理・化学」で、当該「物化」さえ合格点が取れたら受かるのです。

当該「物化」は、キッチリ勉強していたら、半分の「5点」は取れます。

合格点は「6点」です。

ですから、あと1点を「運」で取らなくてはいけないのですが、確率上、取れるちゃー取れるのです。

確率からいうと、残る5問題が全部わからず、あてずっぽに解答しても、「67%」の確率で、「1点」取れる計算になります。

取れる5問をキッチリ正解して、後は「運」で1問取って、足切り点を突破する、という次第です。

「67%」で「1点」取れて合格点ですから、午前と午後に「乙4」を“2回”受ければ、格段に合格しやすくなる、というわけです。

こういう確率の背景があるので、文系の人、落ちたくない人、貴重な日曜日を試験なんかで今後潰したくない人は、いっそのこと、午前と午後に乙4を“2回”受けるほうがよい、という次第です。

まあ、同じ試験を受けるのは何だか馬鹿馬鹿しいという方は、試験勉強の難易度の低い「乙2」を受けたらいいです。

この「乙2」は、別に、1類でも3類でも5類でも6類でもいいです。

が、これらの類は危険物の数が多く、ボリュームが多いです。で、そこそこ負担の「乙2」を受ける次第です。

午前と午後の2回受ければ、どちらかは、確率的に合格できるはず。乙4が受かればそれでいいし、ダメで片方の類しか受からなくても、次回は、物化と法令は免除されるので、格段に『楽』できます。

まあ、「67%」の当たりくじを、2回連続で外す人も出てくるでしょうが、不運としか言いようがないです。

ちなみにわたしは、なぜか、午前に「乙4」を受けて、午後に「丙種」を受けました。

ぶっちゃけ、(丙種を受けるくらいなら、他の乙種を受けていた方がよかったじゃん)と、臍を噛みました。

勉強はしたがそれでも不安のある方は、確率的に受かりやすくなる併願受験をすべきかと思います。

わたしは、落ちていたら、午前と午後の併願受験してリベンジしたはずです。

なお、勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、

独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」を一読ください。

消防設備士の講習受講義務

結論から言うと、講習受講義務違反のみで、消防設備士の免状が失効することはない、という次第です。

消防設備士の免状を発行すると、それだけで、初回は2年か3年に一度、それ以降は5年に一度、講習を受けなくてはいけません。

講習受講義務は、消防や防災の仕事に就いていようがいまいが、課せられます。

で、問題は、当該義務を果たさなかったら、つまり、講習を受けなかったら免状がどうなるか?です。

答えは先に述べたように、「講習を受けなかったからといって、免状の返納が命じられるわけではない」のでした。

以下その根拠と制度の背景です。

消防設備士の返納制度は、運転免許のように「点数制」を取っています。

つまり、法令や規則に違反すると、違反点数がたまっていき、それが、ある点数を超えると免状の返納となる、といった塩梅です。

ですから、逆を言うなら、ある点数を超えなければ、免状の返納命令が出ることはないわけです。

消防設備士制度では、持ち点が「20点」です。

違反点数の計算は、違反を犯したときから起算して、「過去3年」の違反点数をカウントします。

免状の返納は、「過去3年」の違反点数が「20点」を越えると、命じられるといった次第です。

で、講習受講義務違反は、違反点数が「5点」です。

講習受講義務は、一度受講義務違反を犯すと、以降は1年ごとに違反をカウントします。

最初の「受けない」で5点、1年経っても「まだ受けない」でプラス5点、で、「もう1年経っても受けない」でプラス5点…とカウントされるわけです。

先述したように、「過去3年」の違反点数をカウントするので、講習受講義務のみの違反では、最高でも「15点」までしか計算されないのです。

ですから、「講習を受けなかったからといって、免状の返納が命じられるわけではない」のでした。

ちなみに、違反点数には、「死亡事故は20点」で「携帯義務違反が4点」、「小事故・2点、中事故・4点、大事故・6点」といったものがあります。

ですから、違反5点は、そこそこの違反に当たります。

このように、免状を交付すると講習受講義務が生じますが、その義務を果たさなくても、“返納”という弊害はないといった次第です。

まあ、個人的には、「返納を命じられないから講習に出なくていい」というのは、あまり褒められたものじゃないと考えているので、わたしは免状を発行していません。

いつ改正があって違反点数が上がるかわからないし、また、いざ実際に免状を使い始めたときに違反点数が15点もあるというのは、万が一の際に不安が残ります。

ま、消防設備士の講習受講義務は、こんな次第です。

試験を受けて合格はしたが、使う当てがあんまりない・就・転職等の当てが外れたといった場合には、無理して消防設備士の免状を発行する必要はないでしょう。

なお、「危険物取扱者・消防設備士の合格証(試験結果通知書)に有効期限はない=合格はずっと有効」で述べているように、合格証の有効期限はないので、大切に保存しておいて、必要になったら申請でよいかと思います。