魚をグリルで焼いたり、トースターで火を通したりすると、魚系の臭いが付きます。
また、煮干や干物をタッパーに入れていると、これまた、魚の臭いが染み付いてしまいます。
当該魚の臭いは、けっこう頑固な臭いで、洗っても掃除をしても、残っていることが多いです。
しかし、ここに救世主あらわるで、これらの魚系の臭いには、クエン酸が効くのです。
クエン酸が効く理由は、魚の臭いは、アルカリ性由来の臭いだからです。
ですから、クエン酸の「酸」で、臭いの元のアルカリ成分を中和させるという塩梅です。
用意するのは、クエン酸と霧吹きです。
クエン酸を霧吹きに入れて水に溶かし、当該クエン酸水を、臭いが付いた容器が器具に吹き付けるという塩梅です。
クエン酸の量は、配偶者のあしらい程度の適当さでいいです。
まあ、少々1杯に水400CCくらいでしょうか。でも、ホント、テキトーで構いません。わたしは気にしたことがないです。
入れ過ぎると、クエン酸を散布する際にむせるくらいです。
流しに、魚の臭いの付いたものを置いて、ぷしゅぷしゅっと、配偶者の顔を思い浮かべながら、クエン酸水を満遍なく吹き付けてください。
で、しばらく経って、水で漱げばOKです。
クエン酸は、自家製スポーツドリンクにしたり、ホットレモネードになるくらいなので、「残留」とかは気にしないでいいです。
超頑固な臭いだと、1回の作業では効かないときがあるので、2回3回吹き付けるか、それか、いっそのことボウルや桶にクエン酸を入れて水を張って、一晩つけると良いでしょう。
かなりの改善が見られるかと思います。
魚系の臭いにはクエン酸、これで、厄介な臭いの1つが解決です。
なお、口にするところの掃除なので、掃除用は念のために避け、飲食可のクエン酸を使ってください。
わたしが使っているのは、「ニチガのクエン酸1キログラム」です。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: クエン酸, 消臭 | 2015年3月4日 2:00 PM |
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車中でゲロを吐かれたら、重曹を使うという雑文です。
車内のゲロが厄介なのは、ゲロそのものが「消化物」であるため、粒子が小さく、繊維の奥深くにまで浸透してしまうためです。
だから、雑巾でふき取っただけでは、ゲロ臭が完全に消えないのです。
また、嘔吐の際は、“勢いよく”ゲロが飛散するので、細かいゲロ粒子が広範囲に飛び散ります。
で、この飛び散ったゲロが、てんでに異臭を発し続ける、という寸法なのであります。
当該ゲロ臭ですが、重曹を使うことで、異臭を緩和できます。
ゲロは、胃酸が混じっているため、酸性です。
対して重曹は、別名・炭酸水素ナトリウムの名の通りに、アルカリ性(pH = 8.3の弱塩基)です。
ゲロに重曹を振り掛けると、ゲロの酸度が中和されるので、嘔吐物の酸化・分解が進まなくなります。これで、臭いは和らぎます。
加えて、重曹そのものには、強力な消臭作用があるので、さらにゲロ臭の除去に資する、という塩梅です。
用意をするのは、重曹と霧吹きです。
まず、ゲロを雑巾なり新聞紙なりで取り除きます。
で、ゲロの吐かれた場所に重曹を振り掛けます。ふりかけの要領で、ぱらぱらと適当に撒きます。
重曹は、基本、「塩」なので、入浴剤に使えるくらい人体に低影響です。直に重曹の粉末に触れても全く問題はありません。わたしは歯磨きしてますよ。
で、まあ、5分少々待ちます。ゲロと重曹を慣れさせるためです。
時間が経ったら、掃除機で重曹を吸い取ります。
掃除機がない、電源がなくて掃除機が使えないという人は、箒と塵取で取り除くか、濡れた雑巾でふき取ります。
で、時間が経ったら再度、同様の作業を行います。
車を毎日使わない人は、重曹をどさっと振りかけて、2~3日、そのまま放置するのもよいでしょう。
これで、メインのゲロ臭はかなり改善します。
問題は、入り組んだ場所のゲロや、座席の下などの手の届かない場所に飛び散ったゲロです。
この場合、重曹を水で溶かして、霧吹きで吹き付けていきます。
電気系統の設備・配線の有無を確認した上で、「ここにゲロが飛んでそうだなー」と思える怪しい場所に、びしばし吹き付けます。
霧吹きで散布すると、すみずみにまで重曹が届いて、ゲロ臭の緩和に効果があります。
で、臭いがなくなるまで、こまめに吹き付けるという次第です。しばらくは車中に、重曹入りの霧吹きを置いておくといいでしょう。
さて、重曹を多用すると、「白染み」が発生します。これは「汗染み」と同じ、ナトリウム由来の染みです。
当該白染みには、クエン酸を吹き付けます。クエン酸の酸で、ナトリウムのアルカリを中和させるって塩梅です。
ゲロ臭には重曹を使い、重曹の白染みにはクエン酸を使うという2段階方式で、車中のゲロ始末を進めてみてください。
水拭きだけの雑巾や、市販の消臭剤以上に、ゲロ臭は緩和されるかと思います。
なお、重曹やクエン酸はドラッグストアで売られていると思いますが、買いに行くのがメンドウ、割高なのはイヤという方は通販です。
わたしもアマゾンの口で、いちばん割安で手間がかからないと思います。
参考:重曹 NICHIGA
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: クエン酸, 消臭, 重曹 | 2015年3月2日 11:43 AM |
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アンモニア臭には、「クエン酸」が効くので、そこで、「おねしょ」にクエン酸を応用する、という次第です。
「お掃除の基本原則とは何か?」といいますと、
「におわなければキレイに感じ、におうと汚く感じる」です。
部屋がグチャグチャでも、臭わなければ、少しばかりは清潔感があります。
たとえば、オフィスです。書類やら資料やらダンボールなどで滅茶苦茶のゴチャゴチャ、捨ててないゴミ袋が山となっていても、“臭わなければ”、人は汚いと感じません。
反対に、整理整頓され掃除がどれだけ行き届いていても、多少でも“臭えば”、たとえば、生ゴミ臭、垢臭、醗酵臭がすると汚いな、不潔だなーと感じるのであります。
そう、「臭い」さえ何とか処置できていれば、“きれいに感じる”のが我々なのです。
つまり、何かで汚れても、臭わなくなっていれば、きれいに感じるので、掃除は終了となる、という塩梅です。
掃除の要諦とは、「臭わなくする」ってことです。
で、「おねしょ」です。
おねしょをしたとしても、おしっこのアンモニア臭さえ片付けてしまえば、“きれいに感じる”のです。少なくとも、違和感や不潔感、汚さ感は激減します。
アンモニアにクエン酸をかけると、クエン酸の酸とアンモニアが反応するので、おしっこ臭は直ちに消えます。
ですから、おねしょのふとんを干すときに、しゅしゅと霧吹きに水で溶かしたクエン酸を満遍なく振り掛ければ、アンモニア臭は雲散霧消してふとんの処置は終了となります。
後は、天日にさらして日光消毒して、乾くのを待つだけです。
おねしょのパジャマや下着を洗濯する際も、クエン酸を吹き付ければアンモニアは化学変化して臭わなくなります。
しゅしゅと適当に吹き付ければ下処理済で、後は、洗濯機を回すだけです。
「トイレの臭い(アンモニア臭)にクエン酸」でも述べていますが、クエン酸はトイレと抜群の相性を誇ります。
で、「おねしょ」にもアンモニア繋がりで、クエン酸を使ってみてください、という次第なのでした。
なお、わたしが使っているクエン酸は、「ニチガのクエン酸1キログラム」です。1キロもあるとほとんど減らないので、タダみたいに感じます。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: クエン酸 | 2015年2月23日 3:43 PM |
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