トイレの不快なアンモニア臭には、クエン酸を霧吹きで吹きかけると激減する。トイレ掃除の回数を抑えたい人にオススメするクエン酸。
暑くなると臭い出すのがトイレ。くっと鼻を刺す臭いに、不快感は増すばかりです。
しかし、掃除はめんどくさい。そこで、登場しますのが「クエン酸」です。
結論から言うと、「クエン酸」を使うと至極カンタンにトイレの臭いをなくすことができるという寸法です。
「臭くなければ汚く感じない」ので、トイレ掃除の回数をかなり減らすことができます。
そもそも、トイレの臭いとは、アンモニア臭が原因です。
当該アンモニアに対して、クエン酸の「酸」と化学反応させることで、臭いの発生を抑えるというのが、当該作業の骨子です。
作業自体はとてもカンタンです。
用意するのは、クエン酸少々と霧吹きと水、そして、ボロ布です。
クエン酸を霧吹きに入れ、水に溶かし、トイレの便器はもとより、便座、便座カバーに対して拭き付けるだけです。
コツは、びちゃびちゃにしないことです。
たっぷり吹き付ければ、それに比例して、臭いがなくなるというわけではないからです。
加えて、たっぷり吹き付けておけば、今後臭いの発生が劇的に抑えられるというわけもないからです。
うっすら、でいいのです。
ささっ、でいいのです。
本当に物の1~2分で結構です。シャシャシャと「臭そうなところ」に、クエン酸を吹き付けるだけです。
正直、「臭そうなところ」は、トイレ利用者の癖があると言うか、特定しにくいものがあります。
とはいえ、まず臭いそうなのは、便器の先端の「U字」部分の内側の、水が出てくるところです。そこをしゅこしゅこと霧吹きします。裏側に臭いポイントがあります。
そして、先のU字部分の上側の、便座と接するところです。男性が用を足すときに、直に飛沫が飛ぶので、臭いポイントです。
次に、意外に、便座の裏側です。飛沫が飛んでいることが多く、結構な臭いポイントです。
先も言いましたように、「臭いポイント」は利用者によって変わって来るので、いろいろと試行錯誤が必要です。
わたしはそうではありませんが、平気で便器外にこぼしてそのままにする人もいるわけで、この場合だと、床や壁にクエン酸水を吹き付けることになります。
なお、クエン酸を吹き付け過ぎてびしょびしょになったり、水滴が痕になるのが気になる方は、ボロ布で広げる感じで拭き取って下さい。
めんどくさかったらそのままでいいです。別段、便器や便座に悪影響があるわけではありません。(悪影響の点からすれば、アンモニアの常時付着の方が悪いはずです。)
クエン酸水を吹き付けると、トイレの嫌な臭いは結構防げますので、お試しください。
必要なのは「臭いポイント」の特定だけですが、ま、最初は怪しいところにしゅこしゅこ吹き付けることから始めてください。わたしの場合だと、マットが臭いの原因であったときがありました。
なお、クエン酸は、市販品では量が少ないので、通販が賢明です。
わたしが使っているのは「ニチガのクエン酸1キログラム」です。
たっぷりあるので、気を揉まず使えます。タダみたいなもんになります。
2014年8月1日 11:09 AM
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