独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

勉強に悲壮感は要らない-ぐじぐじは自他ともに無用

小学生や中学生ではないのですから、勉強ごときで悲壮感に浸るのはやめましょう、という旨の雑文でございます。

お勉強というのは、しんどいしめんどくさいものではあります。

とはいえ、勉強したことというのは、必ず「実る」ときがやってきます。

将来的に、何らかの判断材料になったり、優位な選択肢になったり、信用になったりと、だいたい「プラス」をもたらすものでございます。

100年兵を養うは一朝のため、なあんて大袈裟には言いません。

勉強とは、将来のある「一なんたら」のために行うことであり、当該「一なんたら」は、全て自分に返ってくるものでございます。

ぶっちゃけて言うなら、「すべては自分のための勉強」なのであります。

周りの者からすれば、(あんたが自分のために、それも好きでやってることなんだから、てめえの苦労なんて知ったこっちゃないよ)てな、塩梅なのでございます。

「てめえの問題で、いちいち暗いオーラを出すんじゃねえよ」と、江戸っ子のさまぁ~ず。の大竹なら突っ込むことでしょう。

もっと、ぶっちゃけると、「たかだか試験ごときで、ぐじぐじするんじゃねえよ」であります。

「試験を裁量できない自分の能無しぶりを、自分から発散するんじゃねえよ」とも、突っ込まれることでしょう。

そういう心の姿勢も、1回はいいでしょう。

(オレは、わたしは、こんなにがんばってるのにな~)と、1回くらいなら、自分を慰めるのはよいのです。どこかで、緊張感を緩める必要はあるからです。

酒の肴にはぴったりです。

しかし、四六時中、そんなことを考えるのは、うっとおしいの極みです。

頭と心にカビが生えるとはまさにこのことで、本当に無用の思い為しでございます。

もっと言うと、そんなこと考えてるから伸びないんだろう、他のライバルはそういうことを考える時間があれば過去問をチェックしてるぞ、てな塩梅でございます。

無用なことをするから、お勉強が余計にめんどくさくなって、やることの負担が減らないのでございます。

勉強の悲壮感など、一掃していても、支障はないように存じます。

悲壮感に浸るくらいなら、先も言いましたが、テキストか問題集、過去問に手を伸ばしましょう。

手が伸びないなら、「どうしたら、もっとうまくいくか」という風に、自分のやり方を点検する『思索』に沈む方が、よっぽど健康的でございます。

レンジの臭いに重曹を-水に溶かして加熱するだけ

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便利な電子レンジですが、何かと「吹きこぼれる」ために、臭ってくるものでございます。

本来なら、雑巾なりボロ布なりを用意して、一心不乱にレンジ内の汚れを掃除すべきでございます。

しかし、めんどくさいことこの上ありません。

そもそも、レンジの中など、多少汚れていても全然に構わないのです。

なぜなら、衛生的だからです。

レンジでチンするたびに、マイクロウェーブ波がレンジ内に射出されます。

水でさえ、数分レンジで加熱すれば、100度以上に達するのです。

使用の度に、熱湯消毒並の殺菌行為が、レンジ内で繰り広げられているのです。

生きている「雑菌」など、まず、いないことでしょう。

雑菌がいないなら、腐敗を恐れる必要もありません。

レンジ内部と食品が直接接触するわけでなし、舐めるわけでなし、触るわけでもありません。

ですから、別段、レンジ内が汚れていても、衛生上、全く支障がないのでございます。

しかし、「におい」となると、別の問題です。

ガチャっとレンジの取っ手を引いて、ドアを開けたら、むっと甘辛い臭いがするのは、何とも心地よいものではありません。

当該気分の問題のほか、食べ物に臭いが移る恐れもあります。

温野菜や紅茶などをチンする際、何だか、あの臭いスペースに入れるのは嫌だな~、という方もおられることでしょう。

さて、そこで、どうすればいいかといいますと、タイトルの通りに、定番の重曹でございます。

重曹一般の使用に漏れず、当該レンジの臭いについても、まったくカンタンです。

耐熱の小皿なりに、水をいれ、重曹を小さじ1杯を溶かします。

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当該水入り小皿を、レンジに入れます。

自動チンします。

チンが済んだら、試しにレンジ内部をクンクンしてみます。

臭いが残っているようなら、再度、先の重曹水小皿を再加熱します。

臭いがなくなるまで、繰り返します。

わたくしの、買ってから8年、一度も内部を掃除していないレンジでも、3回チンをすると臭いは格段になくなり、現在は無臭状態となっております。

レンジの臭いは、重曹を溶かした水をチンするだけで、取れます。

レンジの甘ったるい臭いが気になる方、または、レンジの掃除なんてしたくない素直でグウタラな方は、当該重曹水加熱方式で、レンジの臭いを取り除いてみてください。

勉強時間は、次第に伸びるもの

物の最初から、「毎日、○○時間、勉強をする」というノルマを課さないようにします

「ノルマ」は、実に便利な概念であります。

何しろ、簡単でシンプルだからで、小学生でも可能な概念です。

なにせ、「毎日○時間する」とだけ、唱えればいいからです。

しかし、逆を見れば、ノルマとは、「あまり考えなくても、設定することができる」のであります。

「あまり考えない」とは、自他の状況を考えない、踏まえないということであります。

ノルマ方式が、得てしてうまくいかなかったり、続かなかったりするのは、ひとえに、当事者の現実を「隠してしまう」からです。

勉強とは、現実の作業です。現実に合わない取り決めなど、時の経過とともに、遅かれ早かれ破綻します。

ノルマ方式は便利なやり口ですが、先に言ったように「最初から」設定するのは、無謀かと存じます。

大事なことは、まず、焦らないことでございます。

勉強時間というものは、だんだんと伸びていくものであります。

最初は15分か30分くらいでも、だんだん1時間から2時間するようになっていくのです。

で、休日等で時間が空いた日なら、5時間から6時間以上の勉強になるのであります。

「勉強」の目的とは、「できるようになる」ためです。

逆を言えば、「できない」から「勉強」をするわけです。

端的に言って、最初の方は、「できない」ことばかりなのですから、勉強時間が長くなるわけがないのです。

長時間の勉強など、よほどに勉強という作業に手馴れた人か、前提知識や予備知識が豊富でない限り、できようがないのです。

反対に、できないなりに勉強をしていって、ある程度できるようになれば、一転して「長く勉強できる」のであります。

だって、そこそこ「できる」からです。「できる」がたくさんあるのですから、総和も多くになるに決まってます。

「勉強時間」とは、「できるようになったこと」の堆積です。

失敗が少なくて、確実な勉強時間を伸ばすやり方とは、実力未分化の状態を卑下せず、着実に実力を備えていくことなのでございます。