令和5年10月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第27問目の解説。本問は、「気体燃料の燃焼の特徴」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「燃焼させるときに、微粒化や蒸発のプロセスが不要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
そのままで燃えるのですから、選択肢のような微粒化などは無用ですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「空気との混合状態を比較的自由に設定でき、火炎の広がり、長さなどの調 節が容易である」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「安定した燃焼が得られ、点火及び消火が容易で、かつ、自動化しやすい」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。ふつうの都市ガスなどを思い浮かべてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「ガス火炎は、油火炎に比べて、放射率が高いので、接触伝熱面での伝熱量 が多い。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「放射率が高いので、」のところです。
正しくは、「放射率が“低い”ので、」です。
よく出るところなので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「燃料の霧化媒体としての高圧空気や蒸気を必要としない」ですが、正しい記述です。
ガスコンロを思い浮かべてください。
選択肢のような、「高圧空気や蒸気」を使ってないですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
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