令和5年10月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第25問目の解説。本問は、「燃料の燃焼」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「燃焼には、燃料、空気及び温度の三つの要素が必要である。」ですが、正しい記述です。
いわゆる、「燃焼の3要素」です。
乙4では、「可燃物・空気・点火源」でした。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「理論空気量をA0、実際空気量をA、空気比を m とすると、A= m A0 と いう関係が成り立つ」ですが、正しい記述です。
難しい選択肢です。
いきなりの数式で、これまでに、出題実績も「ない」ものです。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、「A= m A0 」は、押えておきましょう。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、憶え直してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「実際空気量は、一般の燃焼では、理論空気量より多い。」ですが、正しい記述です。
「実際空気量」ですが、「実際の燃焼に挿入される空気量」です。
選択肢のように、実際空気量が理論空気量より多くなるのは、どこぞで、空気が漏れるなる抜けているなりしているからです。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「一定量の燃料を完全燃焼させるときに、燃焼速度が遅いと燃焼がゆっくり 進行するので、狭い燃焼室でも良い」ですが、誤った記述です。
選択肢の言うような「狭い燃焼室でも良い」のは、燃焼速度が早いときです。
早く燃えるのだから、狭くてもいいわけです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「燃焼ガスの成分割合は、燃料の成分、空気比及び燃焼の方法によって変わ る。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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