第3問は、「鋳鉄製ボイラー」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「水ボイラーの温水温度は、120℃以下に限られる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
数字の「120℃以下」は、押えておきましょう。
ちなみに、使用圧力は、「0.5MPa以下」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「重力循環方式の蒸気ボイラーでは、給水管はボイラー本体の安全低水面の位置に直接取り付ける」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「給水管はボイラー本体の安全低水面の位置に直接取り付ける」のところです。
「鋳鉄製ボイラー」といえば、「ハートフォード式連結法」です。
当該「ハートフォード式連結法」では、「返り管」が取り付けられるのですが、 「返り管は、安全低水面まではボイラー水が残るような配管方法」が用いられます。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「ポンプ循環方式の蒸気ボイラーの場合、返り管は安全低水面以下150mm以内の高さに取り付ける」ですが、正しい記述です。
あまり出ない数字です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、「ポンプ循環方式・・・安全低水面以下150mm以内」は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「ウェットボトム式は、ボイラー底部に耐火材を必要としない構造となって いる。」ですが、正しい記述です。
「ウェットボトム式」ですが、ボイラーの底部に水を循環させる構造です。
よって、耐火材を必要としない、で正しいです。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、選択肢の言うのとは「逆」の「ボイラー底部に耐火材を必要とする」ものは、「ドライボトム式」かと思われます。
テキストで確認しておきましょう。
選択肢5の「鋼製ボイラーに比べ、熱による不同膨張によって割れが生じやすい」ですが、正しい記述です。
鋳鉄製なので、強度が弱いです。
よって、選択肢の言うように、「熱による不同膨張によって割れが生じやすい」で正しいです。
これは、鋳鉄製ボイラーの特徴の最たるものなので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
本問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
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