第2問は、「水管ボイラー」の問題です。水管ボイラーの突っ込んだ出題ですが、過去に出題実績のあるものばかりです。今後も出題される可能性が高いので、全選択肢を押えておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「水管ボイラーは、ボイラー水の流動方式によって自然循環式、強制循環式 及び貫流式に分類される。」ですが、正しい記述です。
「水管ボイラー」の正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「強制循環式水管ボイラーは、ボイラー水の循環系路中に設けたポンプによ って、強制的にボイラー水の循環を行わせる」ですが、正しい記述です。
これも、「強制循環式水管ボイラー」の正しい記述です。
選択肢丸ごとで、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「二胴形水管ボイラーは、炉壁内面に水管を配した水冷壁と、上下ドラムを 連絡する水管群を組み合わせた形式のものが一般的である」ですが、正しい記述です。
「二胴形水管ボイラー」の正しい記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「高圧大容量の水管ボイラーには、全吸収熱量のうち、蒸発部の接触伝熱面で吸収される熱量の割合が大きい放射形ボイラーが用いられる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「蒸発部の接触伝熱面で吸収される熱量の割合が大きい」のところです。
正しくは、「炉壁全面を水冷壁にして、接触伝熱面をほとんど必要としない」です。
「放射形ボイラー」ですが、「高圧大容量の水管ボイラー」です。
先に述べたように、炉壁全面が水冷壁で、接触伝熱面をほとんどないものです。
小難しいですが、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「貫流ボイラーは、管系だけで構成され、蒸気ドラム及び水ドラムを必要と しないので、高圧ボイラーに適している」ですが、正しい記述です。
「貫流ボイラー」の正しい記述です。
キーワードの「管系だけ」と「高圧ボイラーに適している」を、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
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