第9問は、「シーケンス制御回路」の問題です。過去問でもあまり出題実績のない論点であり、また、テキストにも、ここまで突っ込んだ記述がないため、苦戦するはずです。できなければ、「捨て問」にしましょう。まあ、念のため、復習だけはしておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは、「難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
「シーケンス制御回路」ですが、あまり出ない論点です。
テキストに載ってないことは、個人的には、深追いしなくていいと思います。
ただ、出題実績は、過去にあります。
ざっと、問題と答えとを、押えておけばいいでしょう。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、チェックすればいいでしょう。
選択肢1の「電磁継電器は、コイルに電流が流れて鉄心が励磁され、吸着片を引き付け ることによって接点を切り替える。」ですが、正しい記述です。
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「電磁継電器のメーク接点(a接点)は、コイルに電流が流れると開となり、 電流が流れないと閉となる」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
「a接点(メーク接点)」ですが、電気が流れるとは閉じます。んで、電気が流れないと開きます。
ちなみに、選択肢の言うように、「コイルに電流が流れると開となり、電流が流れないと閉となる」のは、「ブレーク接点(b接点)」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「電磁継電器のブレーク接点(b接点)を用いることによって、入力信号に対 して出力信号を反転させることができる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
選択肢の問いを、丸ごとで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「タイマは、適当な時間の遅れをとって接点を開閉するリレーで、シーケン ス回路によって行う自動制御回路に多く利用される。」ですが、正しい記述です。
「タイマ」のそのとおりの記述です。
なんとなく、わかるかと思います。深追いしない程度で、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「リミットスイッチは、物体の位置を検出し、その位置に応じた制御動作を 行うために用いられるもので、マイクロスイッチや近接スイッチがある。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
ざっくり、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
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