令和5年10月 二級ボイラー技士の公式過去問の、第15問目の解説。本問は、「燃焼安全装置の燃料遮断弁が作動する原因」の問題です。知識問題です。テキストの基礎・基本的なことが頭に入っていれば、解答できます。難易度は「ふつう」です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「蒸気圧力が過昇した。」ですが、正しい記述です。
要は、蒸気圧力が過度に上昇しているわけですから、燃え過ぎているわけですね。
よって、それを抑えるために、「燃料遮断弁が作動」するわけですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「高水位である」ですが、誤った記述です。
水位と燃料遮断弁とは、そう関係ないですね。
「高水位」なら、給水弁が作動しますね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「不着火だった」ですが、正しい記述です。
「不着火」は、危ないので、当然、燃料遮断弁が作動して、燃料の供給がカットされます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「異常消火した」ですが、正しい記述です。
異常な原因で火が消えているのに、燃料を供給しては危ないですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「送風量が低下した」ですが、正しい記述です。
「送風量が低下」すると、不完全燃焼になる可能性が高いです。燃料を供給を止めるのは、妥当ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
本問は、「誤っているものはどれか?」なので…、
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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