第4問は、空気予熱器の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
読んで字の如く、「空気予熱器」とは、燃焼ガスの余熱を利用して、燃焼用の空気を過熱する機器のことです。
正直言って、常識的に頭を働かせれば、正解できる問題です。
こういう問題を落とさない事が、独学合格の『肝』です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「ボイラー効率が上昇する。」ですが、正しい記述です。
燃焼用空気に熱が取られなくなるので、選択肢のいうように、ボイラー効率が上昇します。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢2の「燃焼状態が良好になる。」ですが、その通りです。
空気が温まっているので、燃焼はよくなります。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢3の「炉内伝熱管の熱吸収量が多くなる。」ですが、その通りです。
炉内の温度が高くなるので、熱吸収量も多くなります。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢4の「水分の多い低品位燃料の燃焼効率が上昇する。」ですが、正しい記述です。
空気が暖められれているので、燃料の水ッけを飛ばしてくれます。
よって、当該選択肢は、「○」となります。
選択肢5の「ボイラーへの給水温度が上昇する。」ですが、一目で誤りと分かるはずです。
空気予熱器は、「空気」を温めるもので、「水」を温めるものではありません。
選択肢の言う「給水温度」を上げるものは、「給水過熱器」です、
よって、当該選択肢は、「×」となります。
本問は、「誤っているものはどれか?」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
1問:熱・・・「やや難」
2問:ボイラー効率・容量・・・「ふつう」
3問:鏡板・・・「ふつう」
4問:空気予熱器・・・「ふつう」
5問:計測器・・・「ふつう」
6問:給水系統装置・・・「ふつう」
7問:貫流ボイラー・・・「ふつう」
8問:炉筒煙管ボイラー・・・「ふつう」
9問:水位検出器・・・「難」
10問:自動制御用機器・・・「ふつう」
11問:ボイラー水の吹出・・・「ふつう」。
12問:燃料油用遮断弁・・・「難」
13問:ボイラー水位・・・「ふつう」
14問:キャリオーバ・・・「ふつう」
15問:スートブロー・・・「ふつう」。
16問:ボイラー水管理・・・「ふつう」
17問:酸洗浄・・・「ふつう」。
18問:ボイラー清缶剤・・・「ふつう」
19問:点火前点検・・・「やや難」
20問:単純軟化法・・・「ふつう」
21問:引火点・・・「ふつう」
22問:重油・・・「ふつう」。
23問:重油加熱・・・「ふつう」
24問:石炭・・・「ふつう」
25問:気体燃料・・・「ふつう」
26問:低温腐食抑制・・・「ふつう」
27問:流動層燃焼方式・・・「ふつう」
28問:ガンタイプオイルバーナ・・・「ふつう」
29問:通風・・・「ふつう」
30問:大気汚染物質・・・「ふつう」
31問:伝熱面積・・・「ふつう」
32問:変更届・・・「ふつう」
33問:使用再開検査・・・「ふつう」
34問:鋳鉄製ボイラー規制・・・「ふつう」
35問:鋼製ボイラーの安全弁・・・「やや難」
36問:設置規制・・・「ふつう」
37問:付属品管理・・・「ふつう」
38問:定期自主検査・・・「ふつう」
39問:水面測定装置・・・「ふつう」
40問:掃除・修繕・・・「ふつう」
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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サブ機として、試験後も活躍するはずです。
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二ボに関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者 乙種4類:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「二ボの独学」をお読みください。
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