独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

高齢者と新生児・乳児・幼児・小児の年齢の憶え方‐登録販売者

今では、選択肢の1つくらいにしか出ませんが、以前は、1問丸ごとで出たことのある、『年齢区分』です。

過去問等では、何気に目にするので、「高齢者」と「新生児・乳児・幼児・小児」の各数字をキッチリ憶えてしまってください。

高齢者

「高齢者」は、「65歳以上」の者をいいます。

くだらない憶え方ですが、「老後の65」と憶えます。

いうまでもなく、「6」は「ろく」で、「老後のろ」に当たります。

「5」はそのままで、「老後のご」に該当します。

こんな次第で、「65」を「老後」として覚えるってな塩梅です。

新生児・乳児・幼児・小児

新生児・乳児・幼児・小児の年齢区分ですが、

新生児は、生後4週未満で…、

乳児は、生後4週以上、1歳未満で…、

幼児は、1歳以上、7歳未満で…、

小児は、7歳以上、15歳未満となっています。

結論から言うと、「新生児」は「新生児を申請する」で憶え、「乳児・幼児・小児」は「1年生になったら行こう」で憶える、ってな次第です。

新生児

「新生児」は、先に見たように、「生後4週未満」です。

当該「4」という数字ですが、語呂の「新生児を申請する」で憶えます。

「新生児」は、そのまんまの「新生児」です。

「申請」ですが、ひらがなにすると「し・ん・せ・い」と「4文字」となります。

「し・ん・せ・い」の「4文字」で、「“4”週未満」と憶えるってな次第です。

くだらない語呂ですが、意外に語感がいいので、すぐ頭に残るかと思います。

なお、大丈夫と思いますが、「4“週”未満」と「週」なので、注意してください。

「ひっかけ」で、「4“”未満」と出そうな感じがプンプンします。

乳児・幼児・小児

それぞれ、「1」「7」「15」の数字を憶えないといけないわけですが、くだらない憶え方は、以下のとおりです。

“1”年生に、“な”ったら、“行こ”う

“1”のところは、説明は無用でしょう。そのまま、乳児の「生後4週以上、“1”歳未満」の「1」です。

“な”も、おわかりでしょう。「7」は「ななつ」と読めるので、幼児の「1歳以上、“7”歳未満」に当たります。

“行こ”ですが、これは「いこ」で、「い」は「1」の「いち」で、「こ」は「5」の「ご」から濁点を取ったもので、合わせて「い・こ=1・5」となり、小児の「7歳以上、“15”歳未満」に該当します。

こんな次第で、「1年生に、なったら、行こう」で、乳児・幼児・小児の年齢区分を覚える寸法です。

補足1‐未満と以上に注意

試験にはまず出ないでしょうが、国語の問題として、出る可能性はあります。

未満と以上の使い分けには、少しばかり注意が必要です。

「高齢者」は、「65歳以上」の者です。「以上」なので、「65歳」の人は高齢者です。

乳児は、「生後4週以上、1歳未満」です。

「未満」なので、1歳児は乳児ではありません。

幼児は、「1歳以上、7歳未満」です。

「未満」なので、7歳児は幼児ではありません。よって、「1~6歳児」が幼児です。

小児は、「7歳以上、15歳未満」となっています。

「未満」なので、15歳児は小児ではありません。よって、「7~14歳児」が小児です。

たとえば、「7歳児は、幼児である」などという出題が予想されるので、未満と以上の使い分けでアレレとなった人は、正確に押えておきましょう。(なお、7歳児は、「小児」です。)

参考:「以下」「以上」「未満」「超える」

補足2‐改正について

令和4年の改正で、手引きには、以下の…、

『ただし、一般的に15歳未満を小児とすることもあり、』

具体的な年齢が明らかな場合は、医薬品の使用上の注意においては、「3歳未満の小児」等と表現される場合がある

…文言が加筆されました。

個人的な意見ですが、上記但し書きは、「適正使用」との整合性を取りたかったのだと思っています。

使用しない 小児」のように、「適正使用」では、「15歳未満の小児」と表記されています。

「基本知識」では、「小児」は「7歳以上、15歳未満」なので、「7歳以上」がいるんじゃ?的な混乱があったのです。

上記但し書きは、「基本知識」の幼児等の定義は、完全無欠のガチなものではない、すべてに当てはまる定義ではない、ということを言いたいのだと思われます。

試験的には、先の文言に、突っ込んだ出題はないと思います。記述の丸ごとが出るくらいが関の山かと思います。

よって、記述そのものを、ざっくり押えておけばいいかと思います。

ちなみに、「3歳未満の小児」が登場するのは、ヒマシ油類の「3歳未満の小児は、使用しない」です。

登録販売者の「人体の働きと医薬品(人体)」の白血球の憶え方とまとめ

「人体」の問題でよく目にするのが、「白血球」の種類とその形態・機能です。

意外に簡単に憶えられるので、参考にしてみてください。

なお、白血球とは、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物に対する防御を受け持つ細胞です。

上記定義文もよく出るので、テキストをしっかり読んでおきましょう。

好中球

好中球は、最も数が多いです。

白血球のうち、「約60%」を占めています。

試験に出るのは、先のパーセンテージの「60%」です。

くだらない憶え方ですが…、

好中球→こうちゅうきゅう→「こう」を無視→ちゅうきゅう→ち・ゅ・う・き・ゅ・う→6文字→60%の「6」

…ってな、強引な憶え方です。

こんな風にして、「中球‐ちゅうきゅう」の6文字から「6」の数字を憶えれば、「60%」と思い出せるように思います。

本試験にて、たとえば、「好中球は、白血球のうち約5%と最も少ないが、最も大きい」などと出題されても、「中球」の「ちゅうきゅう」の「6文字の60%」で、「×」と判別できると思います。

なお、好中球ですが、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルス等を食作用によって取り込んで分解する機能があります。

そして、好中球は、最も数が多いです。

こういう、基礎事項も、当然、押えておいてください。

リンパ球

リンパ球は、白血球の「約1/3」を占めています。

試験に出るのは、先の「1/3」の数字です。

くだらない憶え方ですが…、

リンパ球→球を無視→リンパ→リ・ン・パ→3文字→「1/3」の「3」

…ってな次第です。

頭痛がしている人もおられるでしょうが、「リンパ」の3文字で、「3」という数字を憶えてみてください。頭に残ります。

なお、当該リンパ球ですが、「リンパ節、脾臓等のリンパ組織で増殖し、細菌、ウイルス等の異物を認識したり(T細胞リンパ球といいます。)、それらに対する抗体(免疫グロブリン)を産生します。(B細胞リンパ球といいます。)」のところもよく出ます。

T細胞リンパ球とB細胞リンパ球のくだらない憶え方は、以下です。

T細胞リンパ球は、異物等を「認識」するわけですから、「たいへん、たいへん(“T”aihen、“T”aihen)、ウイルスや雑菌が入ってきたよ!」の「T」と憶えます。

次に、B細胞リンパ球ですが、これは、抗体の「免疫グロブリン」と絡めます。

「免疫グロ“ブ”リン」の「ブ」に注目し、「ブ→“B”u」とひっかけて、「免疫グロ“ブ”リンの「Bu」は、B細胞リンパ球の「B」くらいに憶えます。

頭痛がしているでしょうが、もう少しの辛抱です。

単球

最後の「単球」です。

単球は、白血球の「約5%」と少ないが最も大きく、強い食作用を持ちます。当該5%の憶え方ですが…、

単球→たんきゅう→た・ん・き・ゅ・う→5文字の「5」%

…といった塩梅です。

当該単球は、普通に文字を数えるだけなので、カンタンですね!

なお、単球は、血管壁を通り抜けて組織の中に入り込むことができ、組織の中では「マクロファージ(貪食細胞)」と呼ばれています。

この「単球=マクロファージ=貪食細胞」も実によく出るので、押えておきましょう。

たとえば、「リンパ球は、組織の中ではマクロファージ(貪食細胞)と呼ばれている」といった感じに、入れ替えられて出題されます。当然、「×」です。マクロファージ(貪食細胞)は、「単球」でした。

以上、「白血球」の覚え方でした。少しでも楽ができそうなら、幸甚です。

登録販売者の人体のビタミン(ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA等)の憶え方とまとめ

「人体」でよく出るビタミンの覚え方を、順に見ていきます。

ビタミンKと大腸

大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生しています。

最も試験に問われるキーワードは、「大腸‐ビタミンK‐血液凝固・カルシウム定着」です。

くだらない、子供だましの憶え方です。

「大腸」ですが、これを、「大きな腸」と読み替えます。んで、これをローマ字にして、「OO“K”INATYOU」と読み替えます。

…もうおわかりですね。

「大きな腸」をローマ字にすると、「大きな」の「き」のところが「“K”i」となっています。

ここを暗記ポイントにして、「大腸→おお“Ki”な腸→ビタミンk」と憶えるってな次第です。

最後に、効果の「血液凝固・カルシウム定着」のところも、「K」つながりで憶えてしまいます。

…もうおわかりですね。

血液凝固・・・Ketuekigyouko・・・“K”あり。

カルシウム定着・・・Karusiumu・・・“K”あり。

…ってな感じで、「K」で憶えていくといった感じです。まあ、カルシウムは「calcium」ですが、このあたりは柔軟にアレしてください。

ビタミンDと腎臓

腎臓は、食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDを、活性型ビタミンDに転換し、骨の形成や維持を行ないます。

試験に出るキーワードは、「腎臓‐ビタミンD」です。

くだらない憶え方です。

腎臓を、強引に、「ぢんぞう」と、こじつけて読み替えます。

これを、ローマ字にすると「“D”inzou」です。

…もうおわかりですね。

腎臓→じんぞう→ぢんぞう→“D”inzou

…ってな次第です。

腎臓は、“D”INZOUなので、ビタミンD!!ってな次第です。さっくり頭に入ると思います!

目とビタミンA

目の論点ですが、ビタミンAが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じます。

当該論点は、「医薬品」でよく出る論点です。

参考:ビタミンA

憶え方は、「あれ(“A”re)?見えない」くらいに、こじつければ、さくっと頭に入ると思います。

まあ、試験では、単にビタミンの知識を問うだけなので、「目・・・ビタミンA不足・・・夜盲症」くらいに覚えておけば大丈夫です。

肝臓と脂溶性・水溶性ビタミン

あまり出ないのですが、ときおり出るので、押えておきたいのが、肝臓で貯蔵されるビタミンです。

よく出るのは、脂溶性か水溶性かの違いです。

脂溶性ビタミンは、ビタミンA、ビタミンD等です。

水溶性ビタミンは、ビタミンB6、B12等です。

くだらない憶え方です。

脂溶性ビタミンの方は、「脂ぎったAD」くらいに憶えます。「AD」は、アシスタントディレクター (assistant director)とか、アートディレクター (art director)でイメージします。

(きったねえね、このAD)くらいに憶えるといいでしょう。

水溶性ビタミンは、ビタミンB6は「ピリドキシン」です。ビタミンB12は「コバラミン」ですから、「ピリとした水を飲んでも小腹が空く」くらいに頭に入れておけばいいでしょう。

ここは、あまり出ませんし、出ても、知識問題だけなので、こんな風に語呂なりフレーズにして、憶えこんでみてください。

まとめ

「人体」で一番よく出るビタミンは、「ビタミンK」と「ビタミンD」です。

ビタミンKは、「大きな腸の、大“ki”な腸」です。

ビタミンDは、「ぢんぞうの、“D”inzou」です。

この2つだけは、確実に憶えておきましょう。