独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

調べものは空き時間

独学という勉強スタイルですと、どうしても知らないことに遭遇するものでございます。

ま、枝葉末節なものでありましたら、そのままうっちゃっておいて、合格後に調べればよろしいでしょう。

しかし、問題は、コア知識と申しましょうか、試験のなかで重要な事項であった場合でございます。

そのときは、やはり、ネットで検索をかけるなり、人に聞いたり、辞書を引くなりして調べなくてはなりません。

この調べものの際の注意事項でございます。

それは、調べものは、本勉強のときにはせず、できるだけ、空き時間に行なうようにご助言する次第でございます。

というのも、本勉強の際に、専門用語や言い回し、わからないところをいちいち調べていたら、時間があっという間に飛んでしまうからでございます。

せっかく時間を作って行なう本勉強でございます。

本勉強のときには、メモする程度に留めておくのでございます。

よほどの、それを知っていないと試験勉強が先に進まない中核的なものなら仕方なく、本勉強時に調べなくてはならないでしょうが、それ以外のものならば、空き時間を使うべきなのでございます。

わたくしたちの日々の生活には、ぼおっとしているときがあるものでございます。

何となく何もする気が起きない、または、何もすることのない空き時間こそ、調べものをする格好の時間でございます。

こういう、空白といいますか、空虚な時間を調べものに充てるべきでございます。

心気充実している本勉強のときに、調べもので時間を潰さないよう、ご留意くださればと存じます。

以上、上手な時間の使い方でございます。

試験で落ち着く深呼吸

試験では、多くの人が落ち着きを失うものでございます。

胸のドキドキを沈めるのに、色々といわれてございます。

その代表が、深呼吸をする、でございます。

心臓が激しく動くのは、身体が臨戦状態にあるからでございます。

本試験という『戦』に臨んでいるからこそ、すぐに、さっと、即、そして、しっかりと確実に頭が動けるよう、心臓が酸素とエネルギーを送りに送っているわけでございます。

故の、胸のドキドキでございます。

胸のドキドキは、決して、病気でも、欠陥でもないのでございます。

試験の雰囲気と空気に慣れたわたくしも、試験前は非常にドキドキして、手がじっとりしてくるものでございます。

さて、当たり前のことですが、身体と頭に溜め込んでおける酸素やエネルギーの量は決まってございます。

有限であって、無限ではありません。

どんなに溜め込もうとしても、身体の大きさに限界があるからでございます。

やはり、体重・体積以上にはならないわけでございます。

ということは、身体なり頭なりに、貯めこめる限界値まで、酸素やエネルギーを送りこめば、もはやそれ以上送れないわけですから、心臓は送るのを止めるわけで、つうことは、結果的に、落ち着く、と相なるわけでございます。

深呼吸はまさに、酸素やエネルギーを送りに送る、輸送にうってつけの行為なのでございます。

深呼吸をゆっくりと、3回、5回、10回して、頭を含む身体全体に酸素等を送りに送れば、どんどん蓄積されていきますから、胸の動機はかなり軽くならざるを得ないのでございます。

だって、そのまま動悸が続けば、身体のあちこちで酸素等が、いわば、倉庫から溢れてしまうような状態になるからでございます。

ま、とにかく、深呼吸をゆっくりすれば、身体科学的に落ち着くことができることを、頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。

試験の始まる15分前からは何も読んだり書いたりできなくなりますから、目をつぶってすうはあと深呼吸して、落ち着きを手に入れてくださればと存じます。

超絶苦手対策

独学におきましては、超絶に苦手なことはしないのと旨と致します。

苦手の上に苦手なことをやってもうまくはいかないからでございます。

うまくいかないからこそ、苦手なのでございます。

やらずに済ませるべきだからこそ、「苦手」なのでございます。

わたしたちがやるべきは、上手にできることであって、『苦手』なことではないのでございます。

上手をやって、苦手は避ける、これが人生のセオリーであるように存じます。

さて、超絶に苦手なところがあった場合、問題は配点でございます。

1点、2点くらいの少ない配点ならば、捨てるのが1番でございます。

もちろん、不合格になるリスクが高まりますが、苦手なところに費やす時間や労力を、その他のできるところや得意なところに投入して、そこで点を稼ぐわけでございます。

しかし、超絶苦手が、得点箇所である場合がございます。

また、足切り点が設定されている試験もございます。

こうした場合は、捨てることができませんから、どうにかしてやっていかねばならなくなる次第でございます。

では、どうしたらいいかといいますと、腹を決めて、腰をドスンとおろして、徹底してやるしかありません。

近道はないので、へらこいことや、少しでも楽をしようと思ってはなりません。

そうした心の隙が、全てを台無しにするからでございます。お勉強を遠ざけてしまうからでございます。

まず、朝30分やってみましょう。早めに寝るなり早く起きるなりして、家を出る前に少しでもやります。

30分あれば、2回から3回は、テキストの超絶苦手箇所を読めるように存じます。

30分あれば、問題集の問題2題くらいは、挑戦できるものでございます。

わからないところ、記憶が薄れているところがあれば、メモに書いて、昼の出先でちらちら見ます。

昼飯後の一服、おやつの時間のときにでも、2回は見ておくようにします。 

夜は、朝やったところと昼のメモをもう一度、見直します。

 こんなようなことを3日間続ければ、かなりの進展は見られるように存じます。

1ヶ月、毎日毎回飽きずにやっていけば、まず、できるようになるように思います。

超絶苦手なことを一気に済ませようとしても、嫌が募るばかりでございます。そもそも、一気にできないから、苦手なのでございます。

とにかくやる、何度でもやる、小分けしてやるをモットーに、超絶に苦手なところを、お乗り超えくださればと存じます。