独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

過度の先取りよくない

お勉強といいますのは、やらなくてはならないことの山でございます。

また、独学といいますのは、自分以外に管理人がおりませんから、どうしても自分からやらざるを得ませんし、また、自分しかやる人はいないものでございます。

やらないといけないこと、今後に備えてやるべきこと、おそらく近い将来にやるだろうことを、先取りしていくのは、よいことでございます。

どうせやらないといけないのでございます。

避けられぬ運命はさっさと受け入れて、これまた、さっさと済ませた方が、気持ちに余裕が生まれます。

また、やらないといけないことどもは、やる前は億劫なのですが、いざ、やってみれば、それほどでもないことが多々でございます。

(やらなくちゃなあ)と、どんよりした不完全燃焼の状態が、いうなれば1番無駄なのでございます。

逆に、ささっとやるべきことを済ませた方が、気持ちに弾みが付いて、気持ちがいいのでございます。

擬態語で申し訳ありませんが、ぱっぱっぱと、ぴっぴっぴっと、物事が進んでいくと実にすっとするのでございます。

ですから、やるべきことどもに対して、距離を作ってウダウダと遠巻きにするよりかは、ぱっと事に臨んで済ませた方が、時間だけでなく、気持ちというエネルギーをも上手に燃焼できるわけでございます。

結果的に、やるべきことはさっさと先取りしていく方が、よい方向に進むように存じます。

ただ、物には限度がございます。

先取りしてやっていくのは、非常に気持ちがいいし、やった感・充実感があるために、「過度」になりやすいのでございます。

これが、よくないのでございます。

作業がうまいこと進めばよいのですが、途中で止まることがあったり、支障なり障壁がありますと、イライラが募ったり、落ち着きが欠けるようになるのでございます。

加えて、アレもコレも、先取りしてしまおうとする、欲張りな心が状況をさらに悪く致します。

気持ちよく済ましていくための先取りが、イライラや焦りをもたらすのは本末転倒でございます。

それこそ、先取りしてやったことが残っていてイライラするのとかわらないじゃありませんか。

先々やれば合格できるものではありません。

手一杯に何かを済ませようとしているときは、ちょっとお待ちをば、と一声かけるくらいの余裕を持つべきかと存じます。

調べものは空き時間

独学という勉強スタイルですと、どうしても知らないことに遭遇するものでございます。

ま、枝葉末節なものでありましたら、そのままうっちゃっておいて、合格後に調べればよろしいでしょう。

しかし、問題は、コア知識と申しましょうか、試験のなかで重要な事項であった場合でございます。

そのときは、やはり、ネットで検索をかけるなり、人に聞いたり、辞書を引くなりして調べなくてはなりません。

この調べものの際の注意事項でございます。

それは、調べものは、本勉強のときにはせず、できるだけ、空き時間に行なうようにご助言する次第でございます。

というのも、本勉強の際に、専門用語や言い回し、わからないところをいちいち調べていたら、時間があっという間に飛んでしまうからでございます。

せっかく時間を作って行なう本勉強でございます。

本勉強のときには、メモする程度に留めておくのでございます。

よほどの、それを知っていないと試験勉強が先に進まない中核的なものなら仕方なく、本勉強時に調べなくてはならないでしょうが、それ以外のものならば、空き時間を使うべきなのでございます。

わたくしたちの日々の生活には、ぼおっとしているときがあるものでございます。

何となく何もする気が起きない、または、何もすることのない空き時間こそ、調べものをする格好の時間でございます。

こういう、空白といいますか、空虚な時間を調べものに充てるべきでございます。

心気充実している本勉強のときに、調べもので時間を潰さないよう、ご留意くださればと存じます。

以上、上手な時間の使い方でございます。

試験で落ち着く深呼吸

試験では、多くの人が落ち着きを失うものでございます。

胸のドキドキを沈めるのに、色々といわれてございます。

その代表が、深呼吸をする、でございます。

心臓が激しく動くのは、身体が臨戦状態にあるからでございます。

本試験という『戦』に臨んでいるからこそ、すぐに、さっと、即、そして、しっかりと確実に頭が動けるよう、心臓が酸素とエネルギーを送りに送っているわけでございます。

故の、胸のドキドキでございます。

胸のドキドキは、決して、病気でも、欠陥でもないのでございます。

試験の雰囲気と空気に慣れたわたくしも、試験前は非常にドキドキして、手がじっとりしてくるものでございます。

さて、当たり前のことですが、身体と頭に溜め込んでおける酸素やエネルギーの量は決まってございます。

有限であって、無限ではありません。

どんなに溜め込もうとしても、身体の大きさに限界があるからでございます。

やはり、体重・体積以上にはならないわけでございます。

ということは、身体なり頭なりに、貯めこめる限界値まで、酸素やエネルギーを送りこめば、もはやそれ以上送れないわけですから、心臓は送るのを止めるわけで、つうことは、結果的に、落ち着く、と相なるわけでございます。

深呼吸はまさに、酸素やエネルギーを送りに送る、輸送にうってつけの行為なのでございます。

深呼吸をゆっくりと、3回、5回、10回して、頭を含む身体全体に酸素等を送りに送れば、どんどん蓄積されていきますから、胸の動機はかなり軽くならざるを得ないのでございます。

だって、そのまま動悸が続けば、身体のあちこちで酸素等が、いわば、倉庫から溢れてしまうような状態になるからでございます。

ま、とにかく、深呼吸をゆっくりすれば、身体科学的に落ち着くことができることを、頭の片隅にでも置いていてくださればと存じます。

試験の始まる15分前からは何も読んだり書いたりできなくなりますから、目をつぶってすうはあと深呼吸して、落ち着きを手に入れてくださればと存じます。