独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

間違えたところを、細切れ時間で思い出す

最も手軽なうえに、効率的な勉強の1つに、「間違えたところを思い出す」がございます。

まさに、その言葉の通りの作業でして、昨夜なり昨日なり前回のお勉強にて発生した、「間違えたところ」を反芻するのでございます。

最初は、急に思い出そうとしても頭に浮かんでこないので、(なんだかなーこの前のときは、問題集をやったなー)くらいの思い出しから、作業を始めます。

モヤモヤっと(確かあの問題をやったかなー)くらいに思い出してきたら、次は、どこの何を、どのように間違えたのか、具体的に思い出そうと勤めます。

(確か、○○の解釈が不十分だったから、うまくいかなかったんだっけかなー)という感じで、前回の勉強の細かなところまで思い出していきます。

うまく思い出せないときは、時間をかけて、うーんうーんと頭を捻ってみてください。

自分がどう間違ったのかを、ありありと思い出すことができれば、次に、自分が問題を解く上で躊躇したところや、不安に思ったところ、足りないと思ったところ、理解が不十分だったところがなかったかを、思い出します。

ここまで思い出すことができれば、「どのようにすれば、正解できるか、円滑に解けるか、間違えないか」を考えていきます。

(あの問題の要点は、図にすることだったな)とか、(○○の定義は○○だから、きっちりとその論理を追っていけば、いいんだな)とか、(初っ端から答えを出そうとして失敗したから、論点を整理してから、解いていくんだっけ)という感じで、解説の解き方や答えを思い出しつつ再演習する、といった塩梅です。

上記の「間違えたところを思い出す」一連の作業が、すんなりとうまくいけば、上出来です。

以前に間違えたところは、しっかりとカバーできており、確かな実力に転化しております。

対して、(あれ、あの間違いは、どうやって解けばよかったっけ?)となってしまったら、要復習事項として、すぐに見直しましょう。

それは、つまり、全然、できていない証拠です。今、思い出せないのだから、実際の問題を目にすれば、解けないのは必定です。

こんな風に、自分の間違えたところと、その正しい解き方を思い出すだけでも、良質の復習となります。

細切れ時間が多い方は、ぜひとも、当該「間違えたところを思い出す」をお試しくださればと存じます。

なお、「正解したところ」は、大体いつでもできるので、別に「思い出さなくても」結構です。

ホット冷奴

ホット冷奴(ほっと・ひややっこ)とは、冷奴をレンジで加熱し、気温の低い冬季でも、食べられるようにした冷奴のことであります。

料理の担当の方、または、酒の肴の準備をする者にとって、冷奴というのは、実に重宝する一品でございます。

切るか、それか、パックから出して皿に盛れば、おかずが一品増え、取りあえずの酒のアテになります。

物の10分も立たずに調理の大半が終わる、それが「冷奴」でございます。

後は、薬味かトッピングを整えるだけであります。

冷奴が優れているのは、当該付加物によって、大きく味と風味が異なる点でございます。

たとえば、定番の薬味のネギでも、白ネギと細ネギとでは風味が違って、同じ冷奴ではないくらいの味わいが生じます。

ゴマにしても、白ゴマと黒後までは風味が違いますし、胡麻油をとろっとかけると、これまた、同じ「ゴマ」ながらも、匂いも風味も違ってきます。

冷奴には、何気に唐辛子も相性がよく、一味と七味を振っておいても、これまた、違ってまいります。

岩海苔やアオサ、味付け海苔といった海藻海産物とも、冷奴は相性が良く、違った味が楽しめます。

もちろん、ショウガも忘れてはいけません。ショウガの載った冷奴は、単調な食事の大切なアクセントでございます。

このように、手軽な調理でありながら、その守備範囲はかなり広いのが、冷奴という存在なのでございます。

すぐに作れる手軽さ、毎日出しても文句が少なく、しかも安くて、味と風味のバラエティも多様と、おかずなりつまみとしては、かなりの「やり手」の一品だと、冷奴は申せましょう。

しかし、こんなに便利な一品も、冬となれば、そうは行かないのであります。

空調が効いていても、南国レベルの温度でないと、流石にあの冷えた豆腐を食べたいと思う人はいないことでしょう。

そこでどうすればよいかと言うと、一番最初に言ったように、レンジで加熱してしまえ!という寸法なのであります。

レンジでの加熱は、ほんの30秒から1分程度で十分であります。

短時間の加熱でも十分火が通って、格段に食べやすくなります。冷たいものが歯に凍みる方も、全然に食べられることでしょう。

加えて、加熱したことで、豆腐の味わいも増すのであります。

冷たいものを食べると舌の味覚が鈍磨するのですが、温かいものだと味覚が維持されているので、豆腐の味わいをしっかりと楽しめるのであります。

なお、アイスクリームが太りやすいのは、大量の砂糖が入っているからです。では、なぜ、大量の砂糖が入っているのかと言うと、アイス自体が「冷たい」ために、過度の砂糖でないと、舌が甘いと感じないためです。だから、アイスクリームは砂糖の過剰摂取となり、応じて、カロリーオーバーになると言った塩梅です。

さて、ホット冷奴ですが、温められたために、大豆のコクが味わえるようになっております。当該コクが、冷奴のバラエティを増やすのであります。

たとえば、エクストラバージンオイルをかけたり、鳥そぼろを載せてみたり、カリカリに焼いたベーコンを載せてみたりと、何かと油系と合うのであります。

流石にカレーはおいしくありませんでしたが、ホット冷奴だと、バラエティの多様さが増すという次第です。

冬季の献立に悩んでおられる方、つまみにマンネリを感じておられる方、何気に「ホット冷奴」は「使える奴」なので、お試しくださればと存じます。

なお、夜のお勉強の夜食としても、ホット冷奴はお腹にもたれないので、優れているように存じます。

リンゴは野菜の代わり

寒いと、どうしても身体が冷えるので、応じて「熱」を作ろうとします。

言い換えれば、冬の寒さは、「熱を作る」という他の季節にはない余分な作業を、身体に強いるというわけです。

昔の理科で習ったあの用語、「恒温動物」を思い出してください。人間も哺乳類ですから、常に体温を維持するような作りになっているわけです。

余計な作業を強いられれば、そら疲れます。疲れて疲労が蓄積されれば、やはり、風邪を引きやすくなったり、体調不良になるのは自明の理屈であるかと存じます。

加えて、冬には、生鮮野菜が、兎角に不足がちになります。

生野菜を用いたサラダは、気温が低いと食べたくありませんし、冬は大概の生鮮野菜が高くなります。

レタスなど、1玉298円から498円になるくらいです。目が飛び出ます。ホント、ハウス物のトマトのほうが安くなるくらいです。

買いにくく、そして、食べにくい。このため、生野菜が不足しがちでビタミンが不足し、これがまた、風邪や体調不良の原因となるのであります。

ま、端的に結論を言うなら、冬は風邪を引きやすく、体調を崩しやすい季節である、という次第でございます。

では、どうすれば、風邪や体調不良に遭わないかといいますと、タイトルにあるように、リンゴを食べよう!という寸法です。

季節の物というのは、たくさん生産されるので、値段の方もお手ごろとなります。

冬季のリンゴは、まさに季節の物。

言うまでもなく、リンゴはビタミンCがたっぷりで、ミネラル・カリウムも豊富であります。しかも、リンゴポリフェノールという、いかにも身体に良さそうなオマケ付きです。

わたしの家族、その他、友人・知人の範囲でしかありませんが、「冬にリンゴを食べると、疲れ方がかなり違う」との言を得ております。

わたし自身のことを言いますと、「リンゴは、薬や野菜の一種」だと思って、毎日ムシャムシャとリンゴを食べるようになってからは、のどの痛み、咳、痰、鼻水、頭痛、肌寒さ、だるさといった風邪の諸症例を、この数年、身に感じたことがありません。

以前は、毎年扁桃腺が腫れて、唾液を飲み込むのですら億劫な風邪を引いていましたが、この最近は、風邪自体がどっかに行ったくらいに、風邪ゼロ年が続いております。

生のリンゴは、下手なビタミン剤や風邪薬よりも、風邪に対する圧倒的な予防手段であるように、体感しているところです。

現在では、天気予報等で急激に寒くなるとの報を得るや、リンゴをもう1つ、ムシャムシャ食べるくらいになっています。

生のままで食べにくいなら、ジューサー等で荒く卸して、ジュースにするのもよいでしょう。

男性はあまり果物を食べませんが、リンゴジュースをウオッカか焼酎で割って飲ませれば、エヘヘな顔をして摂取することでしょう。

1日1個のリンゴは、冬の生鮮野菜の代わりが、十分に勤まるように考えます。

リンゴの相場は、1個100円、1袋500円、1箱10キロ3000円くらいであります。

風邪を引いて体調を崩し、病院に行ったり薬を買ったりすることと比較すれば、あって無きがコストでございます。

つくづく、身体が資本ですので、冬の間だけでも食べ物に気を付けて、毎日の食卓に、おやつに、弁当に、リンゴを取り入れてくださればと存じます。