窓の桟(さん)の掃除には、重曹が便利という次第です。
とりあえず、参考までに、掃除前と掃除後の画像を掲載しておきます。
窓の桟(さん)は、1年間、放置していたら、このくらいまでに汚れます。ちなみに、角部分です。
重曹を噴き付け、しばらく放置後、ボロ布で拭うとこうなりました。舐めるところじゃないので、このくらいで十分でしょう。
次は、桟の間の部分で、掃除前の画像です。本当に汚れているので、閲覧にはご注意ください。
重曹を使うと、こんなに汚れが落ちました。輝きが戻っています^^
上記掃除の所要時間は、15分~25分くらいです。噴きかけて拭うだけなので、力はほとんど入れなくていいです。
かつ、重曹は直に手に触れても、多少口に入っても大丈夫なので、低年齢の子どもや配偶者でも安心して使わせることができます。安全の点でも、重曹は優れているように存じます。
窓の桟の、あのがんこな汚れがすっすっと落ちていく快感を、ぜひとも、ご堪能ください。
用意するのは2つ。霧吹きとボロ布です。
霧吹きには、重曹を10~20グラムほど入れ、水を入れた後振って溶かして、重曹水溶液を作ります。
まー重曹の分量は、適当で構いません。
重曹が多過ぎたら溶けずに底に残るだけであり、少な過ぎれば、水溶液が水っぽくなるだけで、支障はありません。「適当でも十分に役に立つ」のが重曹の長所であります。
ボロ布は、薄くなった下着、着なくなったトレーナーやTシャツ、穴の開いた靴下、伝線したストッキング、黄ばんだワイシャツ、配偶者など、もうそろそろ捨てるものを充てればよいでしょう。
窓の桟(さん)の掃除は、以下のように進めます。
まず、桟(さん)の汚れたところに、霧吹きで重曹水溶液を吹きかけます。
満遍なくたっぷりと、ケチることなく、どばどばかけていきましょう。重曹だと手荒れはまず起きないと思うので、ドンドコ吹き付けます。
吹き付けたら、3~5分ほど待ちます。重曹水溶液を汚れに染み込ませるためです。
この待ち時間のあいだには、他の窓の桟(さん)に重曹を吹き付けに行きます。
そうこうで待ち時間が経過したら、ボロ布で汚れを擦るなり吸い上げるなりをしていきます。
ボロ布はおそらく、すぐに真っ黒になるので、ドンドコと新しいボロ布に換えて、掃除を続けます。
実際にやってもらえば、即断に、かつ、一瞬にして、(あー、これは汚れが取れるなー)という手応えを持つように思います。
何度も何回も雑巾を往復しなくてはならなかった窓の桟(さん)掃除は、重曹を利用すれば、格段に捗ります。
ぜひとも、お掃除に重曹をお加えくださればと存じます。
こういうとアレですが、霧吹きで吹き付けるのも、結構、握力を使うのでメンドクサイです。
できるだけ楽をしたい人は、霧吹きで吹き付けるのでなく、霧吹きの上の部分を取って、重曹水を直にどばどばど、窓の桟部分に注いでください。
それか、重曹を粉のまま振り掛けて、水を注いでも効果は同じです。
“美肌湯”の入浴剤から洗濯・掃除と、たっぷりと使いたい人は、通販が重曹の単価最安値です。安心・安全の食用グレードなので、さらにお値打ちです。
ちなみに、掃除用で@298円/kgが“かつて”の最安でした。今では、食用グレードで10kgで@263、15kgで@218なので、こっちを買ってます。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 重曹 | 2012年12月26日 10:24 AM |
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空気が乾燥してきますと、手の甲や指の関節がひび割れてくる方が、居られるように存じます。
わたくしも同じ口でありまして、12月の中旬辺りから、ひびやあかぎれが生じて、ヒリヒリピリピリするものでございます。
ひび・あかぎれの原因は、濡れた手をきちんと拭わないことにあります。
先も言ったように、冬になると空気が乾燥しており、手が濡れていると、当該水分が蒸発する際、過度に皮膚の水分を奪っていくのであります。
皮膚の水分が大量に蒸発したため、表面がかさつき、潤いもなくなり、結果、切れやすくなるといった寸法です。
さて、では、当該ひび・あかぎれにはどうすればよいかといいますと、一般的には、保湿クリームを塗るといったところでありましょう。
しかし、クリームを塗るとねばねばして、食べ物を直に掴むのに躊躇したり、キーボードやマウスを触るのがヤダナーという方も居られることでしょう。
そこで、お勧めしたいのが、タイトルにありますように、重曹です。
どう使うかというと、小瓶に水を入れ、グリセリンを数滴垂らし、重曹を一つまみ入れて、振って混ぜ、できた重曹水溶液(重曹ローション)を、ひびやあかぎれに塗る、という塩梅です。
当該重曹ローションの作り方については、他の投稿にて詳しく説明しているので、以下のリンクをご参照ください。
実際に使ってみれば、即解・即実感すると思いますが、手の表面が滑らかになって、ヒリヒリなりピリピリは和らぎ、よほど重症でなければ、痛みも感じなくなります。
手の色も、カサカサの冬将軍の手甲のような黄土色が、艶やかなピンク色に、生気のある色に戻ります。
当該重曹ローションの最大の利点は、安全性です。
重曹は膨らし粉(ベーキングパウダー)として食品にまで使われるので、多少、重曹ローションが口に入っても、食べ物や飲み物に付着しても大丈夫です。
重曹は安全性の点でも実に信頼性が高いので、お子さんにも使って支障はないように存じます。
第2の利点は、「コスト」です。
容器、重曹、そして、グリセリンの値段など、あって無きがコストです。
どれほど高いものを選んでも、1000円はかからず、出費の点でも、満足くださるかと存じます。おそらく、いくらで買ったか、1ヶ月もすれば忘れるくらいの出費レベルでございます。
ひびやあかぎれに悩んでいる方の、一考となれば幸いです。わたくしは、重曹で冬の悩みが1つ、なくなりました!
最後に、重曹ローションには、卓越した効能があるとはいえ、手を濡れたままにしておくと、どんどんとひび・あかぎれの症例も悪化していきます。
ひび・あかぎれの予防には、濡れたらタオルや手ぬぐい、ハンカチできちんと拭うことです。
いいものがあるからといって油断せず、本質的な予防策・治療策を執って、悪化しないようにご留意くださればと存じます。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 重曹 | 2012年12月25日 10:11 AM |
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(※ 続編の「セスキ炭酸ソーダ編」があります。重曹でもかなり掃除は楽になりますが、セスキのほうも参考までに。)
通常の掃除、または、大掃除のなかでも、特に厄介なのが、台所に鎮座まします「換気扇」であります。
億劫な換気扇掃除ですが、重曹があると劇的に掃除が楽になります。
参考までに、換気扇の「扇」とそれを留める「部品」の一連の画像です。あまり美しくはないので、食事前の方はご高覧をご遠慮ください。
まず、掃除をする前の状態です。
次に、それぞれ、お湯をかけただけの状態と、重曹水を散布した直後の画像です。
次に、重曹水を散布した後、油汚れをお湯で洗い流した画像と、当該羽に粉末の重曹を振りかけ数分放置して、ボロ布で擦った後の画像です。
そして、「重曹を霧吹きで散布したり、粉上の重曹を振りかけて、ボロ布で擦る」作業を2~3回繰り返して、掃除が完了した状態の画像がこちらです。
上記羽と部品の掃除のほかにも、掃除するところはありましたが、要領的には同じなので割愛します。
まるで、マルチ商法が売りつけるアメリカ直輸入のスーパーミラクル洗剤や、テレビ通販の何たらオイルが入った洗剤のように、油汚れが落ちていますが、利用したのは1キロ298円の重曹です。
当該重曹の換気扇掃除で必要な道具は…、
1:重曹
2:霧吹き
3:ボロ布
…の3点です。
ボロ布は、捨てる予定の配偶者のぺらぺらワイシャツやぺらぺら下着を充てればよいでしょう。(配偶者は、捨てても、捨てなくても構いません。)
まあ、「汚いものには、汚いものを」の要領でございます。
なお、上記画像の手前のほうにある調味料入れは、重曹が入っています。
ぱらぱらと振り掛けたいときに便利な一品です。なくても構いませんが、あるとすごく便利です。たとえば、梅雨や夏場で臭いそうな洗濯物には、当該調味料入れの重曹をぱらっと振り掛ける塩梅です。
当該道具の使い方は、重曹一般の例に漏れず、実に、実に簡単です。
霧吹きに重曹を入れて水に溶かし、それを散布するだけです。これだけで、軽度から中程度の油汚れはずりずりと取れていきます。
加えて、頑固で強固な油汚れに対しては、直接に重曹を振りかけて、研磨剤的に使用して、ボロ布で擦り洗いをします。これで、油汚れの状況はかなり改善します。
正直、実際にやってもらえば、一瞬にして悟ることでしょう。(ホント、これまでの苦労はいったい・・・)ってな塩梅です。
真理とは斯くの如し。
掃除の時間は、換気扇の種類や大きさによって異なりますが、わたしの場合、全部で1時間半で終わりました。それでも、以前の手間と労力を考えれば、格段に楽になっております。
重曹を使えば、時間と労力とをかなりセーブできるでしょう。
加えて、洗剤代の節約に加えて、洗剤由来の手の荒れを防ぐこともできます。
ちなみに、上記の換気扇の掃除は、ノーマスク、ノー手袋の状態でやっております。直に重曹と手が接触していますが、手の荒れはほとんどありません。子どもでも、配偶者や猫でも支障はないかと考えます。
なお、重曹は、換気扇周辺の汚れにも、威力を存分に発揮します。換気扇周辺も、以下の画像のように汚れているものです。
こうした油汚れも、霧吹きで重曹水を吹きかけて、ボロ布で噴き掃除をすると、あっという間にきれいになりました。
返す返す述べておりますが、重曹は弱アルカリ性で、油汚れにとても相性がよい!と言わざるを得ません。
重曹自体が危険な薬品ではないので、「安全・安心」という点でも、実に優れています。わたしは歯磨きをしているくらいです。
逆を言えば、掃除用の薬品に得てして付きまとう注意を「まったくしなくてもよい」という寸法です。
換気扇がどろどろに汚れている方で、掃除を躊躇しておられるなら、ぜひとも重曹を使ってみてください。2度と、重曹を手放すことはないでしょう。
なお、当該掃除には、食用の重曹でも、掃除用の重曹でも構いません。
価格参考:食用グレードの重曹
続編あります。
「大掃除のひどい油汚れは、重曹をクレンザー風に使う」もあわせてご参考ください。
大掃除の“困難で、気の重い”仕事を減らしてみてください。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 重曹 | 2012年12月19日 10:59 AM |
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