重曹には、膨らし粉の役目がございます。
そこで、タイトルにありますように、重曹を使って手軽に「ふんわりオムレツ」を作ってみようという塩梅でございます。
オムレツは卵があれば作れて、中華味の素があれば中華風に、コンソメや固形ブイヨンがあれば欧風に、ダシの素があれば和風になるという、汎用性の高さがございます。
また、ご飯にもパンにも合いますので、手抜き料理が好きな人には、たまらない一品となってございます。
メインの惣菜になるし、あともう一品の副菜にもなるという、融通の高さもオムレツの魅力でございます。
オムレツ作りの上達は、不良配偶者の必須知識の1つであるかと存じます。
さて、当該ふんわりオムレツの作り方でありますが、単純に言うと、従来のオムレツを作る際に、重曹と油を入れるだけだという、徹底して簡便な作り方でございます。
極めて「手感覚」の言い方で申し訳ありませんが、卵一個ならちょびっとだけ、数個ならひとつまみ、重曹を入れるのでございます。
言うなれば、小さじ等では計れない分量を入れる、という次第でございます。
まあ、入れ過ぎても、(何だか変な味がする、疲れているのかな?)くらいの味の変化でありますので、重曹を入れ過ぎによる失敗は、ほとんどないように存じます。
さて、ふんわりオムレツの作成の続きでございます。
卵をボウルに入れて菜箸で溶く際に、先述したように、油を少々入れます。
弱アルカリ性の重曹と反応させるためでございます。ですから、油は、サラダ油でも、オリーブオイルでも、バターでも構いません。配偶者のオムレツには、てんぷら油の残りでもいいでしょう。
油を入れましたら、重曹をほんの少々ひとつまみ入れるという流れでございます。
そうすると、目には見えませんが、油と重曹とが反応して、その余波でふんわりとするといった塩梅でございます。
もちろん、火を通しすぎたオムレツは、配偶者の頭のように固くなってしまいますが、いい塩梅の火加減で取り出せば、いつもより2割程度、ふんわりしたオムレツになるかと思います。
かちかちのまずいオムレツばかりで、周りから箸も匙も投げられている方は、ぜひとも、重曹の発泡作用を利用したふんわりオムレツで、リベンジをお計りくださればと存じます。
言うまでもありませんが、使用する重曹は、食用の食品添加物の「重曹」であります。わたくしは、500グラム250円くらいのを、スーパーのパン作りコーナーで買っております。
食パン一枚と卵一個がごちそうになる魔法の粉、それが重曹でございます。
| カテゴリー: 調理・料理・軽食 | Tags: 重曹, 食事 | 2012年4月19日 11:13 AM |
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朝一にコーヒーを飲むと、なぜだか、しばしば下痢になってしまうわたくしでございます。
わたくしの朝は、コーヒーとパン、最愛の菓子パンで始まるのですが、カップ一杯のコーヒーを飲み干してしばらくすると、お腹がごろごろと鳴り出して、トイレに駆け込んでおりました。
当初は、(活動を止めていた腸が動き始めたからかな~)なんて思っておりましたが、最近は、(これはそうじゃないな~)と思うようになりました。
大概が下痢状態でありまして、少なくとも、健康的なお通じではないからでございます。
温めた豆乳ならば下痢にならなかったので、原因は、やはり朝一のコーヒー、それも、ブラックコーヒーに腹痛と下痢の要因がある、と踏んだ次第でございます。
そもそも、コーヒー自体が酸度の高い飲み物でして、だからこそ、それを中和するために、コーヒーにはミルクや砂糖を入れるわけでございます。
しかし、わたくしは、「ブラック」で飲むのが好きなのであります。
そこで、ブラックコーヒーを楽しみつつも「下痢にならない」ために、重曹を入れております。
重曹は弱アルカリ性ですので、酸性のコーヒーに入れることで、酸度を中和するといった寸法でございます。
コーヒーに重曹を、ほんの一つまみ、ちょろちょろっと、砂金を扱うが如く入れると、何だか騙されている感じもしなくはないが、コーヒーが「まろやか」になったというか、「きつさが和らいだかな?」という、感触がございます。
ま、体質と言う個人差もあり、飲んでいるコーヒーの品質もあり、飲む量もあり、コーヒーと一緒に食べるもの違いもありと、大きな差はあると思います。
しかし、わたくしは、「コーヒーにごくわずかの重曹」で、飲食後にトイレに駆け込むことが、ぐっと少なくなったことをご報告したく存じます。
朝コーヒーを飲みたいが、「出勤途中に下痢に襲われるのはかなわん!」という人は、ぜひ、土日といった休日の朝にでも、お試しくださればと存じます。
なお、飲食の際に使用する重曹は、「食用グレード」の、「食品添加物」扱いの重曹でございます。
配偶者には掃除用重曹で十分でしょうが、大切な我が身と家族には、口に入れても大丈夫な食用の重曹を使ってください。
食用重曹は、主にスーパーのパン作り・ケーキ作り・クッキー作りコーナーにて、売られているように思います。
重曹は、発酵の代わりの膨らし粉として、利用されるからです。いわゆる、ベーキングソーダ/ベーキングパウダーです。
わたくしは、「株式会社井上清助商店」製の「タンサン」という、500グラム250円くらいの重曹を愛用しております。
ちなみに、重曹は、料理用・飲食用としては、そう「量」を使うことがないので、ホント、500グラムで十分過ぎるかと思います。使い切れるかどうかが、心配なくらいであります。
| カテゴリー: 調理・料理・軽食 | Tags: コーヒー, 重曹 | 2012年4月16日 9:03 AM |
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ギリギリまで考えて、あれこれ試してみて、それでも失敗してしまうのが、常のことでございます。
しかし、でございます。成功と失敗は、試行の常・挑戦の常でございます。
よく似た言葉に、「勝敗は兵家の常」がございますが、戦をすれば結果は勝つか負けるかしかないわけです。
まあ、引き分けもありますが、それは勝敗の帰結を先送りしただけで、どうしたって、勝つか負けるに収束するものでございます。
後藤又兵衛が、負け戦のたびに丁髷(ちょんまげ)を切ってたら、武士は皆坊主だと、申しております。
失敗は受け止めなければならないが、だからといって、受け止め続けて立ち止まっていても、甲斐はないという次第で、それをどう活かして行くにしか、わたくし達のやることはないように存じます。
先も言いましたように、成功か失敗かのどっちかでしかないわけで、失敗の都度いちいち、ぐじぐじするのは、あまり意味がないように思います。
言うなれば、「結果が成功のみ」のほうがオカシイと考えるべきでありましょう。
結果が「成功だけしかない」というのは、現時点では、失敗の因子がないというわけですから、1つは現状を見誤っているか、もう1つはもともと成功しているか、それか、もう既に成功しているしか、そういう事態は存在しえないものでございます。
もう既に成功しているのなら、する必要はないでしょう。する必要がないのに「する」のは愚かでございます。
何かをやろうとするなら、どっちかなんだし、「失敗も仕方がない」わけで、そこにこそ、素朴な現状認識があるように存じます。
わたくしは、「成功だけを考える」方が、余計に手ひどい失敗に行き着くように存じます。
また、過度に失敗を考えるのも、余計に成功から遠ざかっているように、考える次第でございます。
そして蛇足ながら、成功したら全てが終わるってわけでもないでしょ、って寸法でございます。
| カテゴリー: 心の解毒剤 | Tags: 人 | 2012年4月12日 7:48 PM |
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