間違えたところを思い出そうとする作業は、細切れ時間を、実によい復習の時間に変えます。頭1つで良質の勉強になるので、空いた時間があればお試しください。
| カテゴリー: 勉強ワンポイントアドバイス | Tags: 勉強, 復習
最も手軽なうえに、効率的な勉強の1つに、「間違えたところを思い出す」がございます。
まさに、その言葉の通りの作業でして、昨夜なり昨日なり前回のお勉強にて発生した、「間違えたところ」を反芻するのでございます。
最初は、急に思い出そうとしても頭に浮かんでこないので、(なんだかなーこの前のときは、問題集をやったなー)くらいの思い出しから、作業を始めます。
モヤモヤっと(確かあの問題をやったかなー)くらいに思い出してきたら、次は、どこの何を、どのように間違えたのか、具体的に思い出そうと勤めます。
(確か、○○の解釈が不十分だったから、うまくいかなかったんだっけかなー)という感じで、前回の勉強の細かなところまで思い出していきます。
うまく思い出せないときは、時間をかけて、うーんうーんと頭を捻ってみてください。
自分がどう間違ったのかを、ありありと思い出すことができれば、次に、自分が問題を解く上で躊躇したところや、不安に思ったところ、足りないと思ったところ、理解が不十分だったところがなかったかを、思い出します。
ここまで思い出すことができれば、「どのようにすれば、正解できるか、円滑に解けるか、間違えないか」を考えていきます。
(あの問題の要点は、図にすることだったな)とか、(○○の定義は○○だから、きっちりとその論理を追っていけば、いいんだな)とか、(初っ端から答えを出そうとして失敗したから、論点を整理してから、解いていくんだっけ)という感じで、解説の解き方や答えを思い出しつつ再演習する、といった塩梅です。
上記の「間違えたところを思い出す」一連の作業が、すんなりとうまくいけば、上出来です。
以前に間違えたところは、しっかりとカバーできており、確かな実力に転化しております。
対して、(あれ、あの間違いは、どうやって解けばよかったっけ?)となってしまったら、要復習事項として、すぐに見直しましょう。
それは、つまり、全然、できていない証拠です。今、思い出せないのだから、実際の問題を目にすれば、解けないのは必定です。
こんな風に、自分の間違えたところと、その正しい解き方を思い出すだけでも、良質の復習となります。
細切れ時間が多い方は、ぜひとも、当該「間違えたところを思い出す」をお試しくださればと存じます。
なお、「正解したところ」は、大体いつでもできるので、別に「思い出さなくても」結構です。
2013年1月15日 11:09 PM
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