独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

ホット冷奴

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

冷奴は、おかずやつまみとして、実に優れた一品であるが、冬季となると流石に食べなくなる。しかし、レンジで加熱すれば、ホット冷奴として十分にいただける。

ホット冷奴(ほっと・ひややっこ)とは、冷奴をレンジで加熱し、気温の低い冬季でも、食べられるようにした冷奴のことであります。

料理の担当の方、または、酒の肴の準備をする者にとって、冷奴というのは、実に重宝する一品でございます。

切るか、それか、パックから出して皿に盛れば、おかずが一品増え、取りあえずの酒のアテになります。

物の10分も立たずに調理の大半が終わる、それが「冷奴」でございます。

後は、薬味かトッピングを整えるだけであります。

冷奴が優れているのは、当該付加物によって、大きく味と風味が異なる点でございます。

たとえば、定番の薬味のネギでも、白ネギと細ネギとでは風味が違って、同じ冷奴ではないくらいの味わいが生じます。

ゴマにしても、白ゴマと黒後までは風味が違いますし、胡麻油をとろっとかけると、これまた、同じ「ゴマ」ながらも、匂いも風味も違ってきます。

冷奴には、何気に唐辛子も相性がよく、一味と七味を振っておいても、これまた、違ってまいります。

岩海苔やアオサ、味付け海苔といった海藻海産物とも、冷奴は相性が良く、違った味が楽しめます。

もちろん、ショウガも忘れてはいけません。ショウガの載った冷奴は、単調な食事の大切なアクセントでございます。

このように、手軽な調理でありながら、その守備範囲はかなり広いのが、冷奴という存在なのでございます。

すぐに作れる手軽さ、毎日出しても文句が少なく、しかも安くて、味と風味のバラエティも多様と、おかずなりつまみとしては、かなりの「やり手」の一品だと、冷奴は申せましょう。

しかし、こんなに便利な一品も、冬となれば、そうは行かないのであります。

空調が効いていても、南国レベルの温度でないと、流石にあの冷えた豆腐を食べたいと思う人はいないことでしょう。

そこでどうすればよいかと言うと、一番最初に言ったように、レンジで加熱してしまえ!という寸法なのであります。

レンジでの加熱は、ほんの30秒から1分程度で十分であります。

短時間の加熱でも十分火が通って、格段に食べやすくなります。冷たいものが歯に凍みる方も、全然に食べられることでしょう。

加えて、加熱したことで、豆腐の味わいも増すのであります。

冷たいものを食べると舌の味覚が鈍磨するのですが、温かいものだと味覚が維持されているので、豆腐の味わいをしっかりと楽しめるのであります。

なお、アイスクリームが太りやすいのは、大量の砂糖が入っているからです。では、なぜ、大量の砂糖が入っているのかと言うと、アイス自体が「冷たい」ために、過度の砂糖でないと、舌が甘いと感じないためです。だから、アイスクリームは砂糖の過剰摂取となり、応じて、カロリーオーバーになると言った塩梅です。

さて、ホット冷奴ですが、温められたために、大豆のコクが味わえるようになっております。当該コクが、冷奴のバラエティを増やすのであります。

たとえば、エクストラバージンオイルをかけたり、鳥そぼろを載せてみたり、カリカリに焼いたベーコンを載せてみたりと、何かと油系と合うのであります。

流石にカレーはおいしくありませんでしたが、ホット冷奴だと、バラエティの多様さが増すという次第です。

冬季の献立に悩んでおられる方、つまみにマンネリを感じておられる方、何気に「ホット冷奴」は「使える奴」なので、お試しくださればと存じます。

なお、夜のお勉強の夜食としても、ホット冷奴はお腹にもたれないので、優れているように存じます。

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